見出し画像

世界一周 day238【フェズから世界遺産の街マラケシュへ鉄道移動🇲🇦】~世界一周新婚旅行~

12/1、6:45起床。

今日はフェズからマラケシュへ移動の日。まずはホテルの朝食で腹ごしらえです。

昨日は久しぶりにしっかり朝ごはんを食べて、夕方まで全然お腹が空かなかった。朝食の偉大さをつくづくと感じております。

さて、準備をして8:00前に出発。

フェズ駅までは歩いて向かいます。

日曜日だから?か朝の8時を周っても、全然歩いてる人は多くなかった。

8:15、徒歩15分ほどでフェズ駅に到着。

ヨーロッパと中東がかけ合わさったような感じで、とても立派な駅舎です。

中も拍子抜けするくらいに綺麗。

駅員さんのチケットを見せると、自分たちの電車はもうホームに来てて乗れるっぽい。英語で答えてくれました。

なんだよ、モロッコ本当に拍子抜けするな。アフリカとは思えないくらいに綺麗で快適な旅だし、エジプトとインドに並んで世界三大ウザい国と言われてるのが可哀想なくらい。(もしかしたらマラケシュで印象変わるかもしれないけれど。)

という訳でホームへ。

もちろんこの後は英語表記にも切り替わった

しっかりと電光掲示板での案内があるし、車両には号車と等級まで親切に書いてある。旅が快適すぎて、モロッコ本当に大丈夫??って感じです。

我々は21号車の2等席。2-2の席でした。

多分これは運かもしれないですが、2等席でも4-4が向かい合ってる個室席もあった模様。たぶんその割り振りは運かな。

出発まで時間があるので探検。

意外とカッコいい!
フェズ駅
アラビア語とフランス語表記ですね。
1等席は良い座席になって、3-3の個室でした。
トイレはボットン。下が丸見えタイプ。

8:40、定刻通りに出発。

それではマラケシュに向けて、出発!

さて、ココでマラケシュの解説をしておきましょうか。

マラケシュもフェズと同様に旧市街が世界遺産に登録されています。1985年に「マラケシュ旧市街」として世界遺産登録。

マラケシュはモロッコの中央部、サハラ砂漠の西部で標高3000m~4000mのアトラス山脈に位置しています。11世紀には、最初のイスラム王朝であるムラービト王朝の都になり、モロッコの栄枯盛衰や様々な歴史を見てきました。

ヨーロッパ各国のアフリカ分割支配にあった中でマラケシュはフランス領となり、フランスの西欧文化によって整備されることはありつつも、それでも依然としてモロッコの文化や経済の重要都市として繁栄。モロッコ人に言われせば「マラケシュに行かずして、モロッコを語るなかれ」と、言われるんだとか。要するに、これまでは快適なモロッコ旅でしたが、想像するようなthe モロッコみたいな景色はマラケシュで期待できるでしょう。

旧市街自体の見所としては、モスク、宮殿、霊廟などなどありますが、なんといってもジャマ・エル・フナ広場(通称フナ広場)。昼間はヘビ使いやサル使いなどの大道芸、夜にはご飯屋さんなどの屋台で溢れかえり、とにかく夜遅くまで人の行き交う活気が凄いらしい。しかもお店の人たちは、日本人と分かればどこで覚えたのか分からない平成ギャグを連発してくるなんて話もチラホラ。平成ギャグ、制覇したいな。

という訳で、モロッコ最後はカオスなマラケシュ。楽しみです!

電車はそんなこんなでモロッコをの大地を走る。

都市間を移動する立派な高速鉄道です。ふと時速計アプリを見てみると、160km/h近くで走ってました。

スカイライナーと同じくらいの速さですね。

確かにかなりのスピードでぶっ飛ばしてて、日本と比較すると新しくはない客車は吹っ飛んでいきそうな音。

途中では、世界遺産の古都メクネス、首都ラバト、再びの経済都市カサブランカなどに途中停車。乗客の乗降りも、大きい街では結構ありました。

そしてとにかく時間を潰すこと6.5時間。

15:14、なんと定刻通りに終点のマラケシュ駅到着。

お世話になったONCF
モロッコ全土を走る高速鉄道です。

マラケシュ駅舎、すごく綺麗です。

中にはスタバもマックもありました。意外とマラケシュ大都会だし、発展してる。

ここから宿まではローカルバスで向かいます。

駅前

駅前から少し離れたバス停から乗車。マラケシュのバスは、なんとGoogleマップ対応。時刻表は全く参考になりませんが、路線とルート、運行間隔くらいは参考になると思います。

ところで日本の路線バスって、Googleマップ対応してるっけ?流石にモロッコで対応してるから、日本もしてるよね?

1人1回乗車4ディルハム(60円)。乗りたいバスが停まったら、小走りで向かわないと乗る意志がないと判断されて行ってしまいます。地元のおばちゃんはみんな走ってたから、自分たちも同じように小走りで乗りました。

20分ほどの乗車。前で運賃支払いしてゲートを通過するタイプ、新しい。

降りる時は、少し前くらいから出口で待機しておきましょう。降りたい停留所で止まってから出口に向かうと、バスが誰も降りないと判断して出発してしまうこともありそうです。基本アラブ人はせっかちで短気。

降りてからは旧市街を歩いて宿まで。

16:00頃、宿に到着。

チェックイン手続きと合わせて、ミントティーが振る舞われました。モロッコ流のおもてなし。

屋上にはチルいスペースもあった

お部屋に案内。今回はホステルの個室で、トリプルルームを2人で泊まる。

1人1泊2500円ほど。モロッコは基本的に宿設備がよろしくはないので、少し良さげなホステルにしました。

チェックイン後は、中庭で休憩。

モロッコの宿は、リヤドと呼ばれており古い建物を改装して作られています。基本的にはどこも中庭があって、そこでゆっくり寛ぐのがモロッカンスタイル。

17:30、夜飯も兼ねてマラケシュ旧市街のお散歩へ。
とりあえずは、中心のフナ広場を目指して歩きます。

週末だからか中心地に向かうに連れて大混雑
マラケシュ版の竹下通り
タジン用の鍋
モロッコ代表といえば天才レフティージヤシュですね!!

そして人混みをかき分けて徒歩20分、夕焼けで綺麗なフナ広場到着です。

世界遺産のマラケシュ旧市街にある、ここ「ジャマ・エル・フナ広場」はもちろん「世界遺産」の構成資産の一つ。

しかしなんと、このフナ広場も単独でユネスコの「無形文化遺産」に2009年に登録されており、ここ単独で見ても非常に歴史のある広場なのです。

竿にぶら下がってる黒い輪っかに
ペットボトルを引っ掛けて取ったらOKっぽい、謎ゲー
屋台ごとに番号で識別可能。

大道芸、屋台などなど本当に盛りだくさんで、久しぶりに感じられた心地良いカオスでした。ヘビ遣いやサル遣いも居てビックリ。

中にはしつこい客引きもいますが、オフシーズンだからか全然嫌な感じじゃない。しかも日本人と見るや、知ってる日本語を連発してくる人ばかり。

オカチマチ〜、サカナ〜、などなど。吹き出してしまうような、もっと珍発言を探したい。

因みに、日本語で声掛けてきた行くつもりのない店の客引きに返答して、そのまま離れていったら「マタアトデ〜」って言ってきた人がチラホラ。マタアトデ〜、が通じてそれで引き下がってくれるなら面白いしありがたい。全然こっちも嫌な気持ちにならないしね。

そんな訳で夜飯。

14番のお店
サカナフライとイカフライ、35ディルハム(500円ちょい)
53番のお店
牛肉がホロホロのタンジーヤ、40ディルハム(600円)

どちらも美味しかった、これを相方とシェア。まあまあ満足な味と量でした。

19:00、宿の方に歩いて帰ります。

日本代表ユニが売ってた、色的になでしこですね。
でも本当になぜ?
車、バイク、チャリ、人、ボロボロの旧市街
久しぶりのこのカオスです。

20:00前、宿に帰宅。

洗濯して、シャワー浴びて、ゆっくり。電車でそんなに寝れなかったので、今日は早く寝ます。

0:30、就寝。
仕事やら、作業やら、色々してたらこんな時間になってた。

明日は久しぶりにゆっくり寝て、マラケシュ旧市街を改めて散策しようと思います。

いいなと思ったら応援しよう!