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世界一周 day60【ジェッダ🇸🇦からカイロ🇪🇬へ移動 遂にアフリカ大陸突入】~世界一周新婚旅行~

6/6、4:00起床。

今日は朝の便で次の国エジプトへ移動します。
4:30、チェックアウトして出発。

朝はガラガラ。でもその割にはかなり車はいました。

20分ほどでジェッダ国際空港 Northターミナルに到着。

ジェッダの空港は綺麗と聞いていたのですが、蓋を開けてみたら今日の便は古いターミナルからでした。

どうやら新しい綺麗なターミナルは、サウジアラビア航空専用ターミナルのようで、他の便はすべてこちらみたいです。ちょっと悲しい。

今回はナイル航空ですが、英語でナイルエアと言っても通じず。ナイルは英語発音だとネイルになるんですね。(それともただただアラビア発音?)

5:15、チェックインも出国と保安検査もスムーズ。

プライオリティパスを使って、First Class Loungeへ。(看板はビジネスだけどプライオリティパスのアプリではファーストになってた)

中は早朝ということもあってか、全然人はおらず。ご飯も全然ありませんでした。

さて、2時間ほどゆっくり。

その間にサウジアラビアの感想を。

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まず、皆さんにはサウジアラビアという国を聞くとどんなイメージをするか問いたいです。

僕のイメージは「石油で物凄く潤っていて高級外車ばっかり、しかも街は超洗礼された近未来感満載」というイメージでした。

結論からいうと、そのイメージからは真逆。どちらかというと荒涼とした砂漠の中に、アラブっぽさと途上国感を混ぜたような汚さ。そして運転はかなり荒め。

はっきり言って、イメージしていたサウジアラビアよりはかなりレベルと質が低いものでした。(サウジは悪くない、僕の先入観が悪いだけ)

ただ、2019年に観光解禁されたばかりということもあり、外国人はかなり歓迎ムード。しかしまだまだ旅人にとっての情報は少なく、しかも公共交通機関もほぼない国なので、旅行者にはハードルが高め。でも、だからこそ今この時に訪れる価値のある国だなとも同時に思いました。

アルウラはまさに観光地という感じで、数十年経ったら観光都市として発展してそうだし、メディナでは観光客ゼロで「宗教とは何か」という事も物凄く考えさせられました。

そういう意味で、まだまだ改善の余地があるけれど、伸びシロと密度は詰まった国かなと思います。

1日5回あるお祈りも慣れました(敬虔なイスラム国なので、お祈り中はタクシーも捕まりにくいし観光地も一時閉店)し、アザーンも心地良く聞こえるくらいになりました。

男性も繋ぎの民族衣装を着ているが故、男子トイレが全部個室である事も当たり前に。

唯一不満があるとすれば、ビールを飲めない事ですね。イスラム教なのでダメなのは仕方がないですが、これだけ暑くて乾燥しているんだから観光客には解禁してほしい。(持ち込みすら禁止、バレたら処刑)

とりあえず搭乗前の殴り書きした感想なので、文章テキトーかもしれませんがご容赦くださいませ。また来たいかと言われると一度首を傾げるかもしれませんが、それでも人生で1度は来てもいい国でした。

ありがとう、サウジ🇸🇦
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さて、7:15になったので搭乗口へ。

因みにサウジアラビアってアフリカからもかなりの聖地巡礼者が訪れるらしく、その主要経由地はカイロのようでした。

かなりアフリカの民族衣装を着た団体もいます。

6/6 8:05発 NP228便
ジェッダ🇸🇦発 カイロ🇪🇬行

意外と混雑気味でした。

2時間ほどの飛行、自分は全て寝てました。

機内食で起こされたけど、マジでやめてほしい。

10時過ぎ、無事にエジプト カイロに到着。

みんながこんなにカートを持ってベルトの近くに行ったら、グチャグチャになるだろ。エジプト人もバカの部類。
外にも白タクがたくさん待ち構えてます。

ガバメントタクシーってカウンターの人たちがめちゃくちゃ声掛けてくる。いやぁ、エジプトのガバメントはちょっと信用できない。

そして、SIMを買ったり現金を下ろしたりして、11:30空港の外に出る。

9ヶ国目 エジプト!!!🇪🇬

空港から宿まではUberで向かいます。

30km、1000円弱。物価は激安になりました。

空港で乗ろうとした時に、自分たちが乗り込むところが悪かったのか運転手が違反切符切られてました。なんか申し訳ない、けど悪いのは警察って感じだったので助かった。

乗ってから45分ほど、13:00到着。



ピラミッドビューの宿でした。

あまり期待はしてませんでしたが、思いのほかしっかり見れてこれはテンション上がります。

少し休憩して、宿の人が付いてきてくれて昼ごはん。

エジプト料理といえばコレ一択。

コシャリです。
パスタや米などを混ぜて、上にソースを掛けたもの。店によって味やテイストは違うみたいですが、とにかく炭水化物モリモリ定食なことに変わりはありません。

美味しかったです。コレで1人35エジプトポンド(=100円ちょい)

格段に物価が安くなりました。嬉しい。
たぶんこの物価は、この旅でエジプトが最初で最後でしょう。

その後はエジプト考古学博物館へ向かいます。

15:30、到着。
閉館は17:00なので駆け足で回ることに。

そういえば途中の車窓。
馬車が現役、それがエジプトです。

6年ぶり2度目。ココではツタンカーメンの黄金のマスクや、数々のファラオ(エジプトの王)の宝物、その他エジプト文明に関する様々なモノを見れます。

ツタンカーメンエリアは写真撮影禁止でしたが、何故か前回行った時に同行者が撮らせてもらってた写真をどうぞ。

ツタンカーメンの棺です。これがマトリョーシカになっていて、最後にミイラと黄金のマスクが出てきたそう。

さて、博物館をハイライトでどうぞ。

ツタンカーメンの座椅子
発掘された古代エジプト文明の棺たち
ツタンカーメンを中に乗せて運ぶやつ?
アクエンアテンとキヤの像(と言われてる)。母はまた別の人らしですが、アクエンアテンはツタンカーメンの父。
ミイラ、これは凄かった。
4000年も前の人なのに、保存状態がすごい。
こちらもミイラ。
棺たち
クフ王の像。超小さい。
200ポンド札になってる書記坐像
西郷さん?
ハトシェプス女王
一般庶民たち。ちょっと像にされてるのに格好がダサくて面白い。
アクエンアテン。写実主義のようで、面長顔にぽっちゃりお腹。
移設中。解説は後で。
エジプト文明が滅んだ後はローマ帝国への併合もありました。その時代のもの。
棺の中までびっちりと文字が書かれている
ハトシェプス女王の墓?

こういうエジプト文明って、なぜだか男の方が惹かれてる気がします。女性のエジプト考古学者とかいないですよね。

相方はツタンカーメンのマスクを見ても、テンションが上がることはなく、ただただへぇーという感じでした。気のせいか他のカップルたちも皆同じ感じ。エジプト文明は男を惹きつける何かがある!?

ヒエログリフ(古代エジプト文明の文字、というより絵ですが。)とかを解読して謎を解いていくのは、すごく楽しいだろうなと思います。

この博物館、自分の場合はほぼ常にテンションが上がりまくりでした。相方は常にふーんという感じ。

これまでのタージマハルやシーギリヤなどの一大観光地は、外国人観光客もいるけど大多数は地元の観光客でした。しかし、エジプトの考古学博物館だと全員ほぼ外国人で、この旅で1番の観光地だなということを実感。

因みにエジプトの博物館について、考古学博物館はカイロ市内にありますが、今はギザのピラミッド近くに大エジプト博物館を新たに建設中。

もう既にプレオープンしているようですが、自分たちのいる間は丁度一般向けに公開しておらずいけないことに、残念。

今後は両立するのか、集約するのかは知りませんが、うまくやっていくのでしょう。ただ1つ言えるのは、6年前に来た時よりも考古学博物館がスカスカになっており、ツタンカーメンのベッドやその他有名なファラオなどのミイラもありませんでした。たぶん大エジプト博物館に運ばれたのだと思います。その兼ね合いで、元に考古学博物館でも梱包している像が写真の通りちらほら。

また数年後に来たら、色々と変わっているのか楽しみです。

そして、ぜひこれを読んでもいる皆さんには知ってほしいことが一つ。エジプト文明と聞くと何を思い浮かべますか?

ピラミッド?ツタンカーメン?

一概にエジプト文明といっても2000-3000年の範囲の話で、それぞれに個性があって、それぞれで様々な特色があることを知ってほしいですね。

極端な話、日本の歴史といったら卑弥呼、織田信長、大隈重信だろ?と海外の人に言われても、いやいや時代が違いすぎるってなりますよね、それと同じ。

ピラミッド建設が始まった時代もあれば、ピラミッド最盛期の時代もあり、はたまたツタンカーメンの時代もあれば、海外の人が支配したような時代もあって、ローマ帝国が侵略してきた時代もあります。

それだけ、へぇーと知ってほしいですね。

さて、17:00になったので博物館を出て近くでビールとコーラを買って帰る。

帰りのuberの運転手が道を間違えたおかげでピラミッドをプチ観光。

18:00、宿に帰る。

めちゃくちゃ夕日が綺麗。

さて、夕飯代わりになるものを近くに買いに行きます。

道路真ん中にゴミ山、ゴミを漁る人、そこにいる羊、そして馬車、行き交う車

カオスになりましたね。

近くのパン屋でパン、ミニマートでお菓子を購入してそれを夜ご飯とする。

意外とコシャリがお腹に溜まってそこまでお腹は空いてません。

夜はピラミッドのライトアップも部屋から見れます。

いいですね〜。

サウジアラビアでは10日間完全禁酒だったので、久しぶりの乾杯!!!!!


エジプトもイスラム教ですが、独自のビールを作ってるようです。500m1本で170円ほど。カイロ市内でもビールが売ってるところは酒屋さんのみでかなり限られますが、ビールも激安。嬉しい!!!!

0:00、就寝。

明日はピラミッドを探検してきます。

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