見出し画像

写真は編集でどう変わる? 二人の写真を比べてみた

こんにちは、塩谷です
沖縄もすっかり寒くなってしまいました。
そんな沖縄から、カメラを始めたばかりの私が最も知りたかったことを書きたいと思います。
今回の記事は
編集前と後で写真はどう変わるの?
編集する人によって写真はどう変わるの?

の2本立てです!

写真の編集とは?

写真の編集は、一般的に言われている写真の加工とは違います。
最も一般的に使われている写真の加工とは、写真に手を加えることを言いうと思います。そのままですね笑
これを料理に例えると、出来上がった料理に対して塩や醤油をかけているようなものです。カレーをラーメンに変えることはできませんよね。
対して、写真の編集とは、カメラが集めてきたデータを、自分で画像に変換する作業のことを指します。
料理に例えると、集めた材料で料理を作るということですね。材料さえ揃っているなら、カレーでもラーメンでもピザでも作ることができます。
このように加工と編集では、できることの差がかなり違うのです。

少しだけ詳しく説明すると、カメラで集めた(写真を撮った)データは、カメラが画像に変換してくれます。そうやってできた画像に手を加えるのが加工です。
対して編集は、カメラが集めたデータをカメラに任せず、自分の手で画像に変換するのが編集です。こちらの方が画像の劣化が起こりにくく、より綺麗に仕上げることができます。

写真の比較

それでは、実際に編集前の写真と編集後の写真を比べていきたいと思います。
また、今回は同じ写真を私と、後輩のハブキチで編集したものを比べていきたいと思います。豪華に6枚、お互いに3枚ずつ撮った写真をそれぞれ比較していきましょう!
まずは1枚目、編集前から

こちらの写真はハブキチ撮影になります。

ハブキチが編集したものがこちら

撮影した時の空気がよく現れていると思います。
冬らしく冷たさを感じ、静かな印象を受けます。


そして、私が編集したものはこちら

私の方はレトロな感じで仕上げてみました。背景にあった色味とコントラストが表現できているといいなぁ…
にしても、クッソうざい顔してますね、私。笑

いずれにせよ、編集前とは2枚ともかなり違いますね。
ハブキチが編集したものは暗め、青よりですが、私のものは明るめ、黄色よりといった感じです。どうでしょう?

それでは2枚目、こちらもハブキチ撮影になります

バックの光が綺麗ですね。


それではハブキチが編集したものです。

かっけーーーーな!
思わず唸るような仕上がりでした。あぁ、モノクロ使いこなせるの羨ましいなと笑

次は私が編集したものです。

この写真を見比べた時はうわってなりましたね笑
正直、モノクロ写真がカッコよく仕上がって悔しかったです。私自身、モノクロが得意ではないのでどうも引け目と憧れを感じるんですよね笑
今回の写真はシャキッと、被写体を明るく、背景に負けないように仕上げました。

それではハブキチラストの写真です
編集前がこちら

さて、この写真はどうなることやら…


ハブキチが編集したものがこちらになります。

一気に華やかになりましたねー。


私が編集したものがこちらになります。

1枚目とは違って、今回は私が青、緑寄り、ハブキチが黄色寄りの編集になっています。この辺りは個人の好みになってくると思いますが、皆さんはどちらが好みですか?

それではこちらから、私が撮影したものになります。
編集前はこちら

個人的には編集しなくても良いくらいの写真に仕上がってます笑
なんだかんだ編集しましたけどね笑


それでは、ハブキチが編集したものがこちらになります

黄味が抑えられてスッキリした印象になりましたね。
肌の色などはこちらの方が実際の見た目に近いかもしれません。

私が編集したものはこちらになります

せっかくタバコが似合っていたので、それに合うような編集をしてみました。黄色、緑を乗せてることで、その場の雰囲気を伝えることができればと思っています。ちなみにこの写真が個人的には一番気に入ってます

それでは2枚目に移りたいと思います。
編集前がこちら

いや、めちゃめちゃこの写真の表情が良いと思うんですよ。
今にも声が聞こえてきそうではないですか?
この写真も編集後を見ていきたいと思います。
ハブキチが編集したものがこちら。

そして私が編集したものがこちら

正直言いますと、この写真に関しては思ったより違いが見つからないです笑
ちょっと色味が違うかなぁというくらいですね。
全く打ち合わせせずに編集を行ったのに、似通ってくるとは予想外です笑

それでは今回の記事最後の写真。
編集前がこちらです

街灯の下での一枚です。この写真も好きなんですよね笑
どんな風になるのか楽しみです。

ハブキチが編集したものがこちら

彩度が低く、渋い雰囲気を感じます。
彩度が高い写真は簡単にインパクトの強い写真を作るとこができますが、こういうじわじわくるような彩度の低い写真は難しいと思っています。
個人的にはツボですね。

私が編集したものがこちら

暗い中でタバコを吸う、そんな状況をうまく伝えられていると良いです。
こういうような編集をイメージして撮った写真なので、個人的にはイメージ通りですね。


まとめ

やはり編集前と後では雲泥の差ですね。
自分のイメージに近づけるには、やはり編集するのが一番だと思います。
誰もが、自分というフィルターを通して、世界を見ています。そのフィルターを上手く編集で表現できると最高に達成感があります。これが俗にいう自分らしい写真かなと、そう考えています。
個人個人で好みは分かれますが、自分の好みを突き詰めるように編集技術も上げていければと思います。
この写真の編集ですが、とても簡単に行うことができます。
一眼レフ、ミラーレスをお持ちの方は、写真をjpegではなくRAWという形式で保存し、各カメラメーカーが出している編集ソフトを使ってPCで編集を行うだけです。もちろんスマホでも同じことができますよ。
私は、撮った写真を全てLightroomという編集ソフトで編集しています。興味のある方はぜひ試して見てください。

今回協力してくれたハブキチのポートフォリオはこちら


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?