大阪・京都の演奏旅行、とても楽しめました

10/13から10/16まで、大阪と京都に旅行へ行って参りました。
10/13と14を大阪で、15と16を京都で過ごすことができ、また各日ともに予定を詰めていたので少し疲れましたね...。ライブが直近に無くて少し安心しています。

旅行の目的

今回の旅行の目的は主に2つで、
「関東でお世話になった関西のプレイヤーに会いにいく」
「日頃スティックを作ってくださっているstick chopsさんにご挨拶する」
が目的でした。
この予定を無事に終わらせるついでの時間で、AMBIENT KYOTO展とか大阪天満宮とかお参りに行こうかな、ついでに街の中の銭湯を巡ろうかな、と考えていました。
結果としては銭湯あまり行けなかったのが心残りでしたが、1軒だけとても良い銭湯に浸かれたのでヨシとしています。あと観光は結構しっかりできました。

華やかさを感じた大阪

大阪初日、新幹線で大阪駅に着いてすぐStudio T-BONEへと向かい、プライベートなセッションを開かせていただきました。

このスタジオ、元は写真スタジオなのだそうですが、このようにセッションやライブも開催されているスタジオで、甲斐正樹さんや松尾哲治さんがこちら利用しているのを見て、「自分もこの旅行のタイミングで一度は行ってみたい」と思い、今回のセッションを開催するに至りました。
元々は、1月にライブで誘ってくれたフルナギネヲさんと2人で利用するつもりでしたが、それではもったいないと思いTwitterで声をかけてみたところ、写真のように何名か来てくれ、また全員のレベルも高く、とても充実したセッションとなりました。

2日目は東方projectジャズアレンジサークルの対バンライブ「紅楼ジャズ2023」にゲストとして出演させていただきました。
東京アクティブNEETsが、TAMUSICさん、testさんを加えたクインテット形式で出演しており、とても貴重なライブを楽しむことができたと思っています。
伊藤"ショボン"太一さんにも久々にお会いできたのですが、その際「シンバルを借りたい」とのことで各種お渡ししたところ非常に気に入っていただいてました。
終わった後の打痕を見て、あの力強さの片鱗を感じました...これは凄い.......

ちなみに、サウンドチェックが終わった辺りで、スタジオから少し歩いて「クラブ温泉」へ湯治に行ってきました。520円で入れる一般的な銭湯ですが、水風呂、滝風呂、ジェットバス、電気風呂、無料で入れるサウナ、とかなり充実した設備でした。こうした温泉はまだまだ元気であってほしいものです。

9年振りに行ったらかなり好きになってしまった京都

旅行３日目の朝から京都に向かい、あてもなく歩いていたところ渉成園と東本願寺に辿り着きました。
渉成園は各所どこも景色が素晴らしく、また池周辺の静けさに身を委ね、おおよそ2時間ほどここの静けさと美しさを堪能してしまいました。
池に浮かぶたくさんのアメンボと、彼らによって生まれるちいさな波紋の群れを眺めているだけで最高でした。

渉成園を楽しんだ後は近場の東本願寺へ。
実は東本願寺は、おおよそ9年前、高校の修学旅行の際に立ち寄ったことがあります。
当時は工事？が行われていたためか、建物全体に覆いが架けられており、全貌は見られませんでしたが覆いのサイズ感に驚いていました。

今回でようやく中に入ることができましたが、やはりとてつもなく大きいですね。堂内も荘厳としていてとても落ち着きました。
通路の床板の擦り切れ具合から、一体どれだけの人がここに来て願ったのだろうか、飾られている仏像は一体今までどのような人を見て、どんな思いを聞いてきたのかとふと考えていました。

そのまま夜は京都のジャズバー「さうりる」へ。

こちら、この日は高橋賢一さんがホストを務めていました。
高橋賢一さんは、去年4月に渋谷で開かれた即興演奏セッションでご一緒しており、その時から彼の自由なフレージング、そしてkottでの様子などとても気になっていたピアニストでした。
そんか高橋さんに約1年半振りに会うことができ、またとてもスリリングな演奏を一緒にやることができてとても充実した夜になりました。
この日の様子は高橋さんのnoteにも掲載されています。

旅行の最終日はホテルで少し仕事をし、そのまま午後にstick chopsさんの工房に、同じくドラマーである松尾哲治さんと一緒に伺いました。

松尾哲治さんは兵庫のドラマー/作曲家なのですが、非常に静謐で、張り詰めた湖のような音楽を演奏する方です。今回初めてお会いでき、stick chopsさんと3人で工房の中で色々な話が出来ました。

特に、工房内のサンプルとなるスティックと、さまざまなシンバルとの相性を確認してみるのはとても興味深いものでした。stick chopsさんの工房には多くの種類のシンバルがあり、スティックだけでなくシンバルにも興味が湧いていました。

こうして、様々な人と出会うことのできた大阪・京都旅行が終了しました。ここまで多くの方に出会うことができて幸運でした。また、こうやってまた会えたこと、また今回初めて知り合うことのできた人も居り、この縁を大切にすべくまた定期的に大阪・京都に行きたくなってきました。次の旅行も楽しみです。

おまけ

余談ですが、最近元々持っていたシライキートのスネアドラムをビンテージウッドフープ仕様にしてみました。今後しばらくはこの子を試してみようかと思っています。
元々はプレスフープだったのですが、後に買ったスネアとキャラクターが被ってしまいあまり使い所がなかったのですが、これにより異なるキャラクター性、またどうやら相性も良かったようで純粋に音が良くなった気がしています。10月末あたりでマイクを立てて細かく確かめてみようと思います。