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安全な土地を選ぶポイント~周囲に傾斜のある土地は擁壁(ようへき)に注意!~

こんにちは。

今回はマイホームを建てるための土地選びの際、気をつけたい擁壁(ようへき)についてのお話です。

傾斜地を宅地に開発した場所には、高低差を処理する「擁壁(ようへき)」ができます。

この擁壁の強度によって、大きな地震の際に土地を守れるかどうかが変わってきますので、非常に重要なポイントになります。

家自体をどれだけ頑丈にして耐震性を上げても、土台である土地にウィークポイントがあると地震に弱い家になってしまいます。

一般的には、最近の開発では下の写真のような「コンクリート擁壁」を作ることが多いので、このようなものだと、まずは安心です。

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昔の擁壁では大きな石を積んだものもありますが、見た目だけでは安全性を確認できないので、できれば避けた方が良いものです。

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塀につかうブロックを擁壁代わりに使ったものも見かけますが、ブロック擁壁は危険なものです。

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ブロックは土圧を受けるためのものではないので、高さ1メートルを超えると崩れる危険性が高まります。

一番気をつけて欲しいのは、異なる種類の擁壁を重ねて積んでいるタイプです。

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二段擁壁と言いますが、安全性を確認出来ませんので禁止されているものです。

※擁壁というのは、基本的には横からの土圧に耐えるもので、上に重いものが載ると崩れやすくなるためです。

擁壁の許認可には、

・都市計画法の開発許可
・宅地造成等規制法の許可
・確認申請の工作物の確認

のようなものがあります。

必ずしもお墨付きがあるものだけが安全とは言えませんが、土地の購入前にはこのような許可や確認があるかどうかを、不動産会社や所有者に確認するようにしましょう。


◆安全な土地選びのためのブログ記事はこちら↓↓↓

土地の安全性について~擁壁にはどんなものがある?住宅の土地の安全性~

開発団地でも危険な土地がある?~開発団地で地盤の良い住宅の土地を探す秘訣を公開!

日本の自然災害から学ぶ住宅の土地探し~安全な土地とは?~

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