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【推敲】確信は幻想のまま
以前投稿した詩『確信は幻想のまま』を推敲します。
内容なんて何だっていいんだ
僕が喋る 君が笑う
たまに君が喋る 僕も笑う
そうやって同じ時を過ごしたね
君が隣にいてくれる
その確信だけで生きていけた
壁でも波でもなんでも来い
大丈夫 乗り越えられるから
錯覚のような日々が過ぎる
それでも君は行くんだね
嵐が去り 凪が訪れ
束の間の平穏を抱きしめた
僕らはいつまでも子供のまま
暖かな幻想に溺れたまま
気に入っているところ
「錯覚のような日々」はいいですね。「幻想」の言い換えです。本人はそう思ってたかもしれないけど実際は違うよね、をコンパクトに表せたフレーズです。漢字って一文字で意味やイメージが想起されるから、詩とか俳句とかギュッと詰めたいものと相性がいいですよね。
改善したいところ
「壁でも波でもなんでも来い」だけ食感が違いますね。語尾かな。これは変えよう。「波」「嵐」「凪」「溺れた」で水系でいこうと思ったのですがハマってないですね。必然性がないからですね。これも変えよう。
推敲後
推敲した『確信は幻想のまま』がこちら
諸行無常だって大昔から言われているのに、自分たちだけは大丈夫と思ってしまうんですよね。終わりを受け入れるって難しい。
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