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【推敲】あったかもしれない世界

以前投稿した詩『確かな物語』を推敲します。

銃を構えて正義のために戦った
路面電車で細やかな昔話を聞いた
あったかもしれない物語
彼女は世界の可能性を教えてくれた

現実だけがリアルじゃない
ここには無い確かな肌触り
あなたの心に迫りたくて
一枚一枚扉を開く

空想 逃避 なんとでも呼んでくれ
ここでなら僕は生きていける

語り尽くせないほどの旅をした
涙が枯れるほどの恋をした
物語はいつか終わる
劇的じゃなくても確かなものを

気に入っているところ

わかる人にはわかるかな? 中学生の頃好きだった小説家をイメージして書きました。本の世界に閉じこもっていた「僕」が、いろんな物語を経験して成長し、現実に戻っていく構成です。締めの「劇的じゃなくても確かなものを」はそこそこ気に入っています。人生波乱万丈とまではいかなくとも、誰しも唯一無二の物語を持っています。真正面から向き合って、一歩ずつ着実に進んでいくことが大事だよなと思います。

改善したいところ

同じ漢字を使いすぎですね。タイトル含めて「確」が3回、「語」も3回出てきます。語彙を豊かにしたいですね。タイトルの方を変えてもいいかもしれない。

推敲後

推敲した『確かな物語』改め『あったかもしれない世界』がこちら

僕は本に心を救われた経験があります。自分の居場所がないと感じている子たちも、物語に触れて、束の間でもほっとできるといいなぁと願っています。

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