Who am I?自分が自分になるまで
※ケガするかなり前にしかもまだ1年目の時に始めようかな?と思っていた時期に書いてたやつを載せました。
文のテイスト(お堅いし、1人称を「私」で揃えるなど)が違いますがそれも歴史です。(笑)読み返してて自分でも面白かったです。ぜひ最後まで。
本文↓
こんにちは。奈良坂 巧と申します。
ざっと私のことを紹介させてもらおうと思います。
私は、幸運なことに
「FC町田ゼルビア」
のおかげで、サッカー選手になるという夢
を叶えさせていただきました。
※サムネ画像。卒園アルバム?
(幼稚園を卒業する頃にはもうサッカー選手になりたかったそうです。
覚えてないなぁー。)
何をやってもそつなくこなせることはなく平凡以下のスペックしか持っていなくて、私を指導していただいたコーチの方々全員が「下手だった」そう答えてくれるであろうというくらい下手なサッカーの技術。
(もちろん今もとっても下手です。毎日下手で悩みます。うまくなりたい)
そんな私でも、小さい頃からの夢を叶えることができました。
なので、おこがましいのですが、夢を諦めようかと思っている方、叶わないと思っている方、何もかも平凡以下だと自分に自信が持てない方、そんな方々と一緒に成長して、高みを目指せたらな。と思っています。
だから、私、奈良坂巧の行く末が、自分のことを平凡以下だと思っている方々には勇気、逆に天才タイプの方々には刺激を与えられるものになるかも!?と思って今書いています。
全然、自己紹介がざっとになっていませんが、もう一つだけ紹介させてください。
巧という名前の由来は、
「なにか一つでも巧みにできる人間になりますように」
というものです。これまでたくさんの方に支えられ、見守っていただいて、今日まで生きていますが、未だに何も巧みにできるものは見つかっておりません。(笑)ごめんなさい。でも、安心してください。これからいっぱい巧みになる予定です。
※テセさんにはタイプ的には「巧」というより「つよし」みたいなだろー。といじってもらってました。(笑)
余談はこのくらいにして、本題に入ろうと思います。
自分の「これまで」とということなんですけども、なんで急にこんなことをnoteに投稿しようと思ったのかといいますと、
理由は、2つございます。1つ目は、プロのサッカー選手として活動させていただけるなんていう幸運を頂いたので、「なんでそんな幸運が舞い込んできたのか?」を振り返って、私なりにこの幸運を掴めた原因となる出来事はなんだったのか、転機はどこだったのか、などなどを、この場をお借りして、アウトプットさせていただくことで、今後の人生に大いに役立つのではないだろうか。と思ったからです。
2つ目は、自分の人生の目標である
「人に影響を与える人間になる」
そんな人間になるチャンスなのではないだろうかと思ったからです。私ごときの人間が人様に影響を与えたいなんて言うのは、大それたことだと私も思っています。人生、そしてサッカー選手としての先輩方と一緒に過ごさせてもらって、私がどれほど未熟かを改めて実感させていただきました。しかし、そんな自分のような未熟な人間に対しても「サッカー選手が憧れです。僕も、私もプロになりたいです」なんて事を言ってくれる少年、少女たちがいました。彼ら、彼女にとっては身近なプロ選手というのが自分にあたるのでそんな嬉しい言葉を言ってくれたんだと思います。自分は、それが本当に本当に本当に本当に本当ーーーーーーーーーーーーーに嬉しかったです。
そして、それと同時にこうも思いました。
彼ら彼女にいい影響を与えなくてはならない。私の考え方や、やってきたことを私自身が振り返ることによって、私自身の成長につなげつつ、それをサッカー選手という職業に憧れてくれている少年、少女に伝えたい。
プロになってから、素晴らしい先輩、後輩、同期、監督、コーチ、スタッフの方々など色々な人と関わらせていただく中で、いろんな影響を与えていただきました。
今度は私が誰かになにか些細なことでもいいから、影響を与えていきたい。それが今回noteに投稿させてもらおう!と思った理由です。
やっとです。皆様。(笑)長くなってしまっているのですが、読んでいただけると嬉しいです。
「これまで」
を振り返ろうと思います。
小学生時代
小学生時代は、横浜すみれSCとJFC FUTUROという神奈川のクラブチーム2つに所属させていただき、横浜すみれSCでは小学校1年生から小学校4年生の夏までの間、サッカーの楽しさ、ボールと友達になること、ボールを大切にすることを教えていただきました。今、思うとサッカーを楽しめる環境を与えてくださり、サッカーを心ゆくまで楽しませてくれる指導者の方々に横浜すみれSCで出会えたのは、とても恵まれていたなと思います。全力で頑張れば頑張るほど褒めてくれたので、全力でプレーすることが大好きになりました。本当にありがとうございます。
横浜すみれSCに在籍してる際に、上のレベルでサッカーをしたいという身の程をわきまえないチャレンジ精神で、何度もJクラブの下部組織のセレクションを受けましたが、見事に全て一次セレクションで落ちました!
伸びしろだったり、基本的な技術というのをJクラブの方々は見ているはずなので、伸びしろも技術もない選手だったということです。
あ、そうそう。最近、小学生時代の映像を見たのですが、それはそれは下手でした。改めて見ると本当に下手で、納得納得の不合格。今の小学生の映像もyoutubeで見ましたが、現在の私より上手でした。(笑)
そんな中でも、JFC FUTUROは身長がでかい、声が大きい。という何とも私らしい理由で加入を認めてもらいました。その際、私の背中を快く押してくれた、横浜すみれSCにもとても感謝しています。
そして、このJFC FUTUROに入らせていただいたことで、全日本少年サッカー大会に、出場するなど、輝かしい成績を残すことができましたが、試合にスタメンで出場する機会は、ほとんど得られませんでした。しかし、私のサッカー人生は大きく動き出しました。ここが、人間としても、サッカー選手としても、転機になったことは間違いないと思っています。子供としてではなく、一人の人間、一人のサッカー選手として、私たちに接してくれるチームなので、人間として、サッカー選手として、最も大切なことを教わりました。それがこの6つの約束というものです。
6つの約束
・チームメイト・親・コーチなどに会ったら気持ちよく挨拶!
目上の人に、挨拶をすることは日本人は皆、大抵できると思います。大切なのは、チームメイト、後輩などの関係性にある方にも、「自分から気持ちのいい挨拶」をさせてもらうということなのです。気持ちのいい挨拶をされて嫌な気持ちになる人はいませんよね?「自分から気持ちのいい挨拶」をすることで、すべての人から好印象を持っていただけるだろうし、何より全員がhappyになりますよね!
・人の話を聞くときは、話している人の目を見て聞く!そして返事は大きな声で!
「目を見て話を聞くこと」これは意外とできない人が多いです。聞いてればいいでしょ。確かにそうかも知れません。ただ、話してくれてる人は何かを伝えようとしてくれてるはずだし、何かを感じて欲しいはずです。私は「目は口ほどに物を言う」これは、言い得て妙だなと思います。話し手の目こそが最も情熱的にあなたに訴えかけてくるもののはずです。私はそう思っています。是非感じてみてください!
・練習中の私語は禁止する。
私語は、まやかしや誤魔化、言い訳へと繋がるものなので、何かに打ち込む際は、やめたほうがいいと私は思います。実際に強いチームを想像すれば
サッカーと関係ないことを練習中に喋らないだろうな。ピリッとした雰囲気で練習が行われているだろうな。とその光景が目に浮かぶはずです。
・集合は走って集まる。
今どきじゃない。そんな声が聞こえてきそうですね。(笑)でも、めちゃめちゃ大事だと思います。移動時間や、スキマ時間に、その人のその物事に取り組む姿勢が出るものなのです。成長する人の特徴は、移動時間、スキマ時間を無駄にしない人なのだと思います。
・自分達で出来る事は自分たちで行う。
自分達や自分で、できることを人に任せる。それは、成長のチャンスをドブに捨てているようなものです。やってみて失敗して、人は成長します。私が敬愛させて頂いてる野球の野村克也さんは、「失敗と書いてせいちょうと読む」とおっしゃられています。皆様、たくさんチャレンジして、たくさん失敗しましょう!そこに、成長が待ってるはずです。
・1日1つ、誰かのために良いことをしよう。
与えることでしか人は真の幸せ者になれないそうです。誰かのために何かをすることで必ず自分に帰ってきます。人に感謝される、人の役に立つ人間に今この瞬間からなりましょう。かくいう私自身も皆様に影響を与えさせていただきたく、必死にこのnoteに綴らせていただいてます。もうしばらく、お付き合いください。
・応援してくれる人や自分達で使う物を大切にしよう。
人生の先輩方を見ていてわかったことがあります。それが、「応援してもらえる人間は強い」ということです。能力の差が少ないと勝敗だったり、うまくいくか、いかないかは応援してもらえる人間かそうでないかで、決まるのだな。と強く感じました。だからこそ応援してもらえる人間になるために、応援してくださる人、支えてくださる人を大切にさせていただくことをお約束します。なので、ともに戦ってください。(笑)
6つの約束は、全人類に通ずるものだと思います。そのくらい私にとって、大切な教えです。何か一つでも皆様が「今日から」取り入れてみようと思っていただけたら幸いです。
そして、プロのサッカー選手になりたいと思っている子供たち、夢を追いかけている方々、たとえ試合に出れなかったり、うまくいっていなくても、壁にぶちあったても、諦めないでください。苦しい中でも、決して腐らずに、全力でもがき続けていたら見てくれている人は必ずいます、そして、その経験が今後の人生の中で、絶対にどこかで自分を助けてくれます。
言い訳、誤魔化を排除して、全てをさらけ出し、全力で泥臭く、もがいて、努力ができる。
そんな人間に、なりましょう。私もそんな人間に必ずなります。(ここに書くことによって、自分に言い聞かせてます)
中学生時代
中学校に、進学する際も、Jリーグチームの下部組織や、街クラブの強豪チームのセレクションにトライしました。もう、お分かりの方もいるかも知れませんが、すべて不合格という結果に終わりました。(そのチームの中に現在所属させていただいているFC町田ゼルビアも含まれているのはここだけの話です笑)そんな私を拾ってくださったのが、クラブテアトロJYでした。小学生の頃からスクールに通っていて、長い間お世話になった私にとって、とても大切な場所です。このチームで結果を残して、いろんな人たちを必ず見返してやるんだ。そんな気持ちを持って、入団させていただきました。
とーーーっても、クソガキだった私は、中学生特有の、うまくいかないことがあると、人のせい、環境のせい、とにかく、周りのものに当たり散らしすという、中二病?を炸裂させまくってました(笑)今思うと、本当にダサすぎる。そんな私でしたが、サッカーは超大好きだったので、サッカーだけは、中学生の私なりには頑張ってました。あれを努力だと誇って、努力している自分がかっこいいと思ってしまっていたのは、とても恥ずかしいですが、、、
テアトロのコーチは、基本的に「自由」にサッカーをプレーさせてくれました。その中で、たまにくださるアドバイスがとても的確で、私を成長させてくれるものでした。しかし、「自由」とは難しいものでした。ひとり、ひとりが、勝手にサッカーをやってしまうと、全く試合になりません。そうやって、失敗を重ねたことで、チームのためにプレーすることをチーム皆が本能的にできるようになりました。仲間にも恵まれたため、「チームのために」でありながら自由にサッカーを楽しむ集団になれました。まさに、「失敗と書いてせいちょうと読む」ですね。
↑ここまでが1年目に書いた文ですね。
はー。1年目からこんなこと考えてたんだ。抱く大志だけはいつも立派で
いっちょ前だな。(笑)
「人に影響を与えたい。」
これは今も変わらないし、noteを始める動機としてはやはり一緒なのかな?と思います。少し変わったとすれば、イメージが具体的になったこと。
言葉を選ばずに言えば
「かっけぇ漢になりたい」なんですかね?
やっぱりかっこいい。ものに憧れるし、惹かれると思います。
綺麗とか美しいこれも、もちろん素晴らしいですが影響を与える人って
どんな形であれ結局「かっこいい。」んですよね。ここから憧れ、尊敬
なんかに派生していると思います。
※めちゃくちゃ自論です。(笑)
・プレーで
まず、サッカーに対する熱、向き合う姿勢、その積み上げ。
勝ちたい気持ち。その試合への意気込み。これが表情にオーラに出ます。
自分自身、W杯、CLなどの選手入場で並んで立っている時点の選手の表情を見てなぜか泣きそうになったことが何度かあります。
「積み上げてきた自信、オーラ、今ここで全て出すという熱」
そんなものが伝わってきたのだと思います。そう思わせる何かを
プレーで、スタジアムで、画面越しにでも伝えたいなと思っています。
・発信で
プレーありきでの言葉の説得力だと思います。それがここまで1年目で思い立ってから、4年間自分が全く発信する勇気が湧かなかった理由でもあります。プレーで、行動で、背中でみせてから、言葉だろ。と思ってました。
もちろんプレーが何より大事だし、怪我が治ってサッカーできる日々が返ってきてくれた時にはやっぱりプレーで見せたいのが本音です。
でも、言葉には力があると思うし、
実際自分も記事だったり、noteを読んだりして、このレベルの選手たちでもこんなことを感じているんだ。この思考はすごいな。取り入れよう。などなどたくさんの「言葉」に救われてきました。
初投稿の「初の大怪我に思うこと」にもありがたいことにたくさんの反響をいただき、その力を感じました。ひとまず、この怪我期間はこまめに発信していこうと思っています。
さあ「かっけぇ漢」になるべく今日も行動だ。やるぞ。
それが結果的にいろんな人に何かを与えることに繋がると信じて!
夢中で書いていたらこんなに長くなってしまいました。
やはり長文になりがちですね、、
分かりやすく、短く、書けるようになりたいものだ。(笑)
これはPart1として、次回を「高校サッカー編」みたいな位置づけにして
好評なら?何部作かでお送りさせていただく予定です。
ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます。
駄文ですが今後も文章力より熱量で勝負したnoteをお届けします。
ぜひぜひ今後とも読んであげてください!