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マンダラと合体すると自分がちょっと柔らかくなる【マンダラぬり絵】

細かいところに色を埋めるのが好きです。

私の趣味をご紹介します。マンダラぬり絵。
なんか恥ずかしい><

ただ黙々と、空白に、インクを乗っけていくのです。

マンダラの、奥深い魅力を
心ゆくまで堪能できるんです。

とくに決まりごとはありません。
ただ、ぬっていく。

不思議なもので、
綺麗にしようとして
「考える」と、ちぐはぐになる。

できるだけ、無心になって
マンダラに飛び込むこと。

コツはその一点です。

そうしたら、じんわりと
楽しみがこみ上げてくる。

マンダラと合体だあ。

<1>

もともとは、
瞑想として取り組んでました。

始めたきっかけは、
密教にハマって本を読み漁ってたときに
出会ったこの本。

密教的生活したいなー
なんて読み進めていたら、
かなりの熱量が注がれていた章が
ありました。

第5章「マンダラを実践する!」

精神医学者のユングが
患者を治療する一環に発見したのが
マンダラだったとか。

とくに、統合失調の患者が
回復する過程でよく見られたとのこと。

筆者の正木晃さんは、
そのユングの発見を足がかりにして
精神医学的なアプローチを使って
密教のコアな要素であるマンダラの
重要性を説明します。

現在の精神医学でもマンダラぬり絵は
治療として使われているそうです。

どんなふうな過程で治療になっていくか
という細かい原理的な説明は
本書にゆずるとします。
(読みやすくてオススメです)

ここでは私がマンダラぬり絵を通して
感じたことを言葉にしてみて
魅力が少しでも伝えられればと思います。

ご一緒に色を埋めながら。


この時点で美しい。
そう感じる自分がいて

そこに参加させてもらう感じ。

例えばピンクで塗りつぶしているとき
この隣は黄色だろう!って
キランッと思いが浮かんでくる。

その瞬間に黄色でそこを塗る。

そうすると、後で眺めたら
そこは黄色でしか有り得なかった、と
思えてくる。

またキランッってきて
紫を隣に埋めたくなる。

キランッの瞬間は
とびとびに一瞬一瞬やってくる。

それ以外は、自分が選んだ色を
ひたすらぬりぬりする時間だ。

キランッという一瞬を
引き伸ばしていく感じかな。

ひらめきを、肯定していく。
自信をつけていく。
色と一緒にマンダラへ。

目がシパシパしてくる。
やめよっかなーと思ったらまた
キランッがやってくる。

そこに少しだけ色を置いて
ちょっと休憩する。

あれ、自分が描いたのかこれ?
ってなる時があって
でも、確かに自分が楽しんだ感覚はあって。

自分という枠組みが
あやふやになっていく感じ。

自分とマンダラの境界が
曖昧になっていく。

そこに迷い込む感じが一瞬きたり
こなかったり。

でもそれが、心地いいというか
不快ではない。
むしろ自分が強化された気もしてくる。

だんだんやみつきになってきて。

<2>

できた!

達成感はひとしお。

楽しかったー。

思い出しながらいろいろ
心の動きを書いてみましたが
結局は「楽しい」に収まってきます。

楽しみながら
「自分の色」が出来上がって嬉しい。

お付き合い頂いてありがとうございました。

恥ずかしかったけど
少しでもマンダラの魅力が広がればと思って
思い切ってアップしてみました。

まだまだ掘り下げたいことは
たくさんあって、
使った色の心理的な意味から自分を知っていくとか
瞑想に絡めてもっと深みにいくとか
重めの話になっていくと思うので
様子を見ながら今後語っていきたいですね。


いきおい、過去作もよろしければ↓


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1と2はサラサのゲルインキボールペン0.3。
それ以外は色鉛筆です。

あんまり人に見せたことがないから
なんか不安だ。

感想などコメントしていただけると
嬉しいです。


ちなみに、いつもお世話になっている
フリーの素材サイトはこちら↓

こちら↓は見本があって
取り組みやすいです。


ここまでお読み頂きありがとうございました。 こちらで頂いたお気持ちは、もっと広く深く楽しく、モノ学びができるように、本の購入などに役立たせて頂いております。 あなたへ素敵なご縁が巡るよう願います。