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SaaS企業のプロダクト成長を支える重要会議

こんにちは。
アーツジャパン代表の久世です。
当社では教育現場DXクラウド「Revot(レボット)」シリーズを展開しています。 世界中の教育インフラを滑らかにできるよう、日々奮闘しています。
◆サービスサイトはこちら:https://revot.tech/dx


1.SaaSは永遠のベータ版

当たり前のことではありますが、”モノやサービスを作るだけで売れる”という時代は、完全に終わりを迎えました。

目まぐるしく変化する市場や顧客と向き合うい、ニーズに合ったプロダクトにアップデートすることで、質の高いサービス提供をしなければ生き残ることが難しい世の中です。

特に当社のビジネスモデルはサブスクリプション型なので、プロダクトの品質や価値が数字として顕著に跳ね返ってきます。

SaaSはとにかく矛盾のないビジネスモデルだと思っており、僕はとても大好きです。
「チームで圧倒的な結果にこだわる→顧客目線が強くなる→本質的な改善が行われる→プロダクトが強くなる→結果が出る」というポジティブサイクルを生み出すことができれば、魅力的なプロダクトを提供し続けることができます。

何より、SaaSは永遠のベータ版です。
つまり外部環境の変化に伴って、顧客の心理やニーズが変化するため、常に進化と調整を続けることが求められます。
作ってからが、ようやく始まりなのです。

2.サービス改善の生命線となるカスタマー定例

当社では「カスタマー定例」という週に1度の定例MTGを実施しています。

この定例では、社内で最も商談やサポートをしているメンバーと、最もプロダクト開発に携わっているメンバーを中心に実施され、一次情報の共有や問題の特定、代替案の提案や開発へのリクエストの承認決議などを行っています。
*参加者は、PdM・PM・最もお客様と話をするSales兼CSメンバー・Bizのマネージャーの4名

カスタマー定例の様子


僕も現在、PdMの領域を担っていることからこの定例には入っているのですが、先日とても印象に残ったことがあったのでまとめてみました。

前提として、この定例でカギになることは以下の2点です。
1.顧客起点で物事を考える「顧客憑依能力」
2.参加者全員が違和感や小さな気付き(解釈のズレや疑問点)をしっかりと伝えることのできる「環境作り」


特に、Sales(営業)とDev(開発者)が議論をする中では、お互いの専門領域と特性を考慮したキャッチボールをすることが重要です。

Salesは、一次情報に最も触れているが、技術的観点での判断やアイデアは難しい。 Devは、技術的観点での判断やアイデアはバッチリだが、一次情報に触れる量と質は乏しい。
このような対極的な前提条件を元に議論をする必要があります。
*当社では創業時から、商談やカスタマーサポートのアーカイブが全て社内に共有されているため、実際のお客様の声を聞いたり、リアクションを見ることが可能です。

この記事をお読みいただいている方は、首がもげるほど頷くことができると思いますが、SalesからDevへのプロダクトに対する指摘や改善要求、そして逆に開発からセールスへのトークスクリプトの改善アドバイスやアイデアは、お互いに伝えるのが難しいものです。

このような状況においては、エネルギーと勇気を要することだと思います。

ですが、異なる専門性を持った方からいただく一言だからこそ、気付けることや改善できることが沢山あることも事実です。

当社の定例では、SalesのメンバーからDevのメンバーに対して、躊躇する事なくどんどん意見や顧客起点の情報を伝えることで、既存の改善事項はもちろん、新しいアップデートのアイデアが誕生しています。

先日特に印象として残っていることは、「Salesがメンバーが勇気を出してDevへ多くの意見を出したこと」に対して、マネージャーが大きな賞賛とリスペクトの姿勢を示したことです。
定例の最後に「いつもたくさんの気付きや意見を本当にありがとう。素晴らしいと思います!」と。
また、それだけではなく、ミーティングに参加していなかったメンバーもいる全体の場でも感謝の言葉を述べていました。

当社では5つのバリューをとても大切にしており、その中に「いつでもリーダー」「ファーストペンギン」「あくなきWhy思考」という項目があるのですが、まさにそれら全てを見事に体現する場面でした。

顧客起点で全力でぶつけているSalesも、それらの意見に感謝の敬意を示しながら愚直に向き合うDevも、全体の場にてこの少人数の定例での出来事を賞賛するマネージャーも、最高にグッドです!

素晴らしい仲間に囲まれ、誇りに思いました。

また強いこだわりを持って、プロダクト開発にエネルギーを注入できていることは、現在我々が自信を持って、本気で教育現場の皆さんにプロダクトを提供できている大きな理由なんだと思います。

まだまだ道半ばではありますが、この先も世界中の教育現場の課題や不便を解決できるよう、尽力いたします。

技術も大切ですが、一次情報も大切です。 両輪で走ることで、強い価値を生み出す事ができます。

顧客起点の素晴らしいプロダクトが増え、世界がポジティブな方向に前進できるよう、力を合わせていきましょう。


当社では、一緒に挑戦する仲間を大募集しております。
特に現在、開発チームをハンドリングできるメンバーを渇望しております。
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