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新年の抱負

昨年の振り返りをしていないのに抱負を述べると、「PDCAサイクルではCが大切だよ!」とか言われてしまうかもしれませんが、現在(2023年1月1日)「やりたいなー」と思っていることを列挙しておきます。

  1. noteの更新(週1回ペース=年52回ペース)

  2. 英語教育のコミュニティ作り(自主勉強会や学会参加等)

  3. 学校「外」のコミュニティ作り(大学・企業・社会と関わる)

  4. ジョギング習慣の確立(月間走行距離100km)

1. noteの更新(週1回ペース=年52回ペース)

そもそもnoteを始めようと思った動機は、アウトプット量の確保のためです。

読書後にその内容が定着したり咀嚼されたりしていないのが社会人になってからの課題でした。インプットしたものを何らかの形でアウトプットすることで「知識が積み重なってる感」が得られるのではないか、その学びが誰かと共有され議論されることで自他にとって意義のあるものになるのではないか、と考えるようになりました。

noteは扱いやすく、継続の障害となりうる「面倒くささ」が少ないように思われます。また、記事を有料にするか無料にするかが選べることで、自分の学びが社会において価値あるものかどうかを把握することもできます。

当面は週1回ペースの更新を目標にして頑張っていきます。ちなみに今年は11月に全国英語教育研究大会で分科会の発表がある予定です。これに向けてもnoteを通して、思考と発表内容の整理をしていきます。

2. 英語教育のコミュニティ作り(自主勉強会や学会参加等)

現在、英語教育実践を始めて8年目です。来年度で9年目を迎えるうえで、今までの指導観を整理する必要性があるように感じています。

というのも、今までは「若手」として先輩に教わることが多かったのですが、今年度から後輩と働くことになり、少なくとも今まで自分が学んできたことを伝えていきたいと思うようになりました。彼のために今までの学びを整理し伝えていくことで、自分自身もより高いレベルで英語教育に携われるようになるのではと考えています。(もちろん、私が彼から学ぶことも多くあり、ともに学び合う仲間であるという前提は忘れてはいけないと思います。)

その意味で、英語教育について情報共有したり議論したりする場が大切になると考えています。幸運なことに英語教育に熱心な方々と、テクノロジーの発達のおかげで、様々な形で繋がり合うことができています。また、YoutubeやPodcastの番組に刺激を受け、大学の同期と独自のコンテンツを発信したいという話もあります。こういった個人レベルの学びのコミュニティを大切にしていきたいと思います。

さらに、実践を重ねていく中で、学問的な視点が成長の次元を変えると思っています。その意味で、学会へ参加したり、興味のある論文を読んだりして、アカデミックとの繋がりを確保していきたいと思います。

3. 学校「外」のコミュニティ作り(大学・企業・社会と関わる)

昨年8月、電通育英会主催の「リーダー育英塾」に参加させていただきました。「高大社連携を意識したトランジション教育改革」について考えるいい機会になったと同時に、「企業や社会が考えていることっておもしろ!」と思いました。

私は普段、「生徒の英語力を向上させるには」や「生徒が社会で元気よく生きていく力を身に付けるには」なんてことを、「現場」の視点で考えていました。しかし、そういった現場の実践というのは、学校経営というより大きなもの、さらに言えば県や文科省の教育方針といったより大きなものに影響を受けています。このマクロ的な視点なくしてミクロにおける改革は起きないのではないか、ということを育英塾参加後から考えるようになりました。

同時に、参加している方々の知的水準や表現力の高さにも感銘を受けました。また、教え子たちも社会に参加するようになり、彼らの経験や学びを聞くことで、世代の違う人の考えや価値観を知ることができています。

こういった方々との繋がりを少しずつ広げていくことで、自分にとって新しい刺激となることを期待しています。

4. ジョギング習慣の確立(月間走行距離100km)

2021年は、月間走行距離80kmを目標として、9回目標を達成することができました。しかし、2022年、参加予定であったマラソンが中止となりモチベーションが無に帰しました。その後は全く走る意欲が起きず、「隙あらばジョギング」だったのが、「走らない理由探し」をするような自分になりました。その結果、2023年冬シーズンのマラソンは申込すらしていません。

しかし、大学に推薦で合格した3年生の陸上競技部員が同マラソンに参加すると聞きました。さらには、「先生と走れるかなと思って」なんてことを言ってくれたのです。後悔しました。この選手は、私が3年間指導してインターハイに出場した初めての選手でした。インターハイ出場を懸けたブロック大会でも、一緒に考えてきた作戦を勇気をもって実行し、目標タイムとインターハイ出場の2つを達成した指導者として特別な選手です。

この選手と一緒に走れる機会があればどれだけ幸せなことでしょう。私は目前にあったはずのチャンスを、自身の怠惰で台無しにしたのです。

なんて大仰なことを言いましたが、この後悔を今後に生かすためにも、今年はジョギングを習慣化します。早速、3.5kmだけですが、ゆっくり走りました(6'32/km)。このまま継続し、ついでに体重も自己ベスト(62kg)に近づけたいです。

おわりに

数値や行動指標として客観的に把握できそうなものを4つ挙げましたが、ほかにも「アカペラ仲間とアカペラをする」や「新居で理想の書斎を作る」など趣味的な目標もあります。

よく「新年の抱負は新年の願望だから叶わないんだ!」みたいな言説を目にします。私自身も新年の抱負を達成したことは数えるほどもありませんし、それどころか一週間後には忘れてしまっていることが大半です。

このような形で書き残しておくことで、様々なことがある2023年であっても、常に立ち返って来られると思います。もし「ちゃんとジョギングやってんの?」とか「note更新してないやんけ!」と思ったらコメントください。善処します。




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