勝手に経済レポート―2022年10月24日週―
こんにちは。takuです。
今週も経済・時事に関連するニュースを(なるべく!)簡潔にまとめていこうと思います。
※投資はご自身の判断・責任でお願いします…
これは僕自身の勉強と投資記録を兼ねていますが、僕も負け組投資家の端くれですので…その点含めて楽しみ感覚で見てください(-_-;)
経済・時事の概況
現在、注意するべきトピックは「円安」と「イギリス経済」だと考えております。
円安については、決算シーズン入りが始まったこと、その決算に対する分析が(少なくともzaiと日経新聞とでは)コンセンサスが取れていないように思われること、日銀の為替介入があること、などを考えると判断が難しいです。
そもそも、決算の良し悪しが今後の利上げや為替の動きに影響を与えるようには思えないし、為替介入の圧を強く感じるので、当面は横ばいになるんじゃないかと思います。
イギリス経済は、スナクさんが首相に就任されたそうですが、状況が状況なのと、スナクさんもインパクトが薄いので、変わらず危なさそうです。
10年くらい前の日本も、民主党政権のころは3人くらい首相が入れ替わったものの状況が変わらず、政権交代して安倍さんがアベノミクスをやって改善された、ということも起こっていました。
イギリスも同じ感じで、何か大きいことが起こらないと状況は変わらないのかなと思ったりします。
主な経済指標の振り返り
以上を考えながら指標を見ていきます。
まず、日経平均は27105円で先週から200円上がっております。
シグナルはこれといった変化はありません。MACDも平均移動線も買い寄りです。
NYダウは32860ポイント。なんと1780ポイントも上がってます。
決算が良かったのか、悪かったけどそれが利上げを抑えることにつながるのか。どっちかは分かりませんが、とりあえず買いのフェーズの可能性が高いです。
続いて問題のポンド円ですが、1ポンド171円と超円安。
これはやはり金利のところから来てますね。日経新聞見たけど、確か金利上がってたはずなんだよなぁ。
トリプル安が起こったという話ですが、ポンド円は9月あたりに下げた後一気に突き抜けて上昇してます。
経済状況の考察
ここからが考察ですが、決算発表シーズンで良かったらそのまま上昇だし、悪くても利上げが収まることを見越して買われる状態だと思われます。
11月の前半まで決算が多く発表されるみたいなので、少なくともそれまでは決算を意識しながら値動きを見ていくのが良いでしょう。
来週はFOMC(連邦公開市場委員会)という、アメリカの金融政策を決定する会議があります。
※日本では「日銀金融政策決定会合」というものがある
ここで金融政策を発表するわけですが、ここでの争点は「金利の利上げペースをどうするか?」だそうです。
今までは0.75%の利上げを行っておりましたが、それを0.5%に減らしていくかどうかで今後の値動きが変わっていきます。
0.5%となった場合、景気後退が緩和されることを見越して株価は上昇、米ドルは日米の金利差の拡大スピードが遅くなるので円高に移ります。
金利が上がると、国債や銀行の預金の利息も増えます(これ、調べたんだけどなんでだろ、貸す時の利子と借りる時の利子はちゃんと相関するべきってこと?)。
そうなると、その国の国債を買うとか預金するとか、そういうことが起こります。もちろん、その際はその国の通貨が必要なのでその通貨へ交換するわけです。
今後のアクション
まず、今持っている株式は売らずに保有し続けます。当面は持ったままで大丈夫でしょう。問題はその次どうするかですね。
次に為替についてですが、利上げペースがどうなるのかが分からないので一度ポジションを解消した方がいいかもしれません。
明日明後日くらいまでは円安へ動きそうですが、FOMC次第では一気に円高になるかもしれないので、そこを逃さずに動いて利益を取っていければいいですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ぜひぜひ、参考にしていただければ幸いです。鵜吞みはしないでね?
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