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大丈夫。人生はきっとよくなる、と言ってあげられるようになること

Feeling(今日の一言)

パンデミック、ロシアとウクライナの戦争、遊覧船の事故、物価高、燃料や食料の高騰・・・と、1年中悪いニュースばかりが目につきます。もちろん、メディアは注目を集めるような、いろいろなニュースを流すのですが、それにしても、なんだか世の中が良くない方向へ向かっているニュースばかりで、ニュースをみていると、だんだんと不安な気持ちになってくるのは僕だけではないでしょう。

特に物価高、燃料や食料の高騰は、家計に大きなダメージを与えます。賃金が一向に上がらない日本でこれは大きな問題だと思います。玉ねぎが1個200円近くになったら確かに買う人は減るな、と誰もが予想できると思いますが、僕たちはそういうものの価格によって、生活で必要なものを買うかどうか判断しているところがあります。でも、大切なのは、例えば、食品であれば、それが食べたいかどうかであって、本当はその価格というのは、二の次のはずなのに、僕たちはいつのまにか、価格を優先して選ぶようになりました。この枠の中(お金の範囲の中)で、美味しいものを食べよう。そう考える人が多いような気がします。

ある人が、安いお店で美味しいものを選ぶより、美味しいお店で安いものを選ぶ方がいい、という話をしていて、僕も本当にそうだな、と思ったことを覚えています。あなたが検索する時はどのような方法を使っているでしょうか? 値段から選ぶという人は少なくないと思います。たしかに、それだと値段は抑えられますが、美味しいものにあたるかどうかはわかりません。逆に美味しいを優先すれば、必ず美味しいものにあたるのです。(もちろん、周りの評価で選んだ場合は、本当に美味しいかどうかというのはまた別の問題ですが)

ちょっと話がそれてしまいましたが、僕や僕の周りの人たちはわりと食料の自給について関心のある人が多いです。パンデミック禍であっても、食料の自給ができていた人たちの不安はとても少なかったのではないかと思います。スーパーに買いにいく必要もないですし、人と接触しなくても暮らしていける。もちろん、他人との交流なしに生きていくのがよいというわけではなく、生活のベースにそういうものがあるというのはとても心強いという意味です。

いま、食料の価格が上がっていますが、自給している人には何も影響は与えません。玉ねぎが1個400円になろうが、千円になろうが、自分でつくっている分には無料です。逆になんだったら余った玉ねぎを売ったら、利益がでてしまうのです。僕たちは基本的には経済だったり、市場というものの中にいますが、ちょっと外に出ているだけで、どれだけそういった影響を回避できることか。

こういう時代だからこそ、安心、安全を確保するためには、自給に限らず、もっと視野を広くお金以外のいろいろな方法があること思い出すことが大切なんじゃないかなって思うのです。

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