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部下は、あなたの「言葉」よりも  「行動」を見ている!

こんにちは!個性型リーダーシップ開発トレーナーの脇坂です。

今日のテーマは、
【部下は、あなたの「言葉」よりも「行動」を見ている!】です!


1.部下の指導教育について

上司は、立場上、部下に色々と指導や教育をする役割があります。
時には、言いにくいことや厳しいことを言わなければならないと思うんです。

もちろん、タイミングや言い方や表現は大事ですが!
逆に部下の課題に気づいていても、自分が嫌われたくないとか こんなこと言ったら部下にどう思われるかなと考えてしまい、 言うべきことを言えない上司は部下に対する愛情がないとマネジメント研修などではお伝えをしています。

 もし仮に、今自分が部下からどう思われようとも このタイミングで このことに気づいてもらうことが 、
将来のその人のためだという 深い愛情がなければそういった行動は取れないと思うんです。 


2.親の意見と冷酒は、あとから効いてくる

親の意見と冷酒は、あとから効いてくるという言葉があるように、上司の意見や言葉も同じだと思うんです。

その時には、こちらが 伝えてる意味がわからなくても反抗的になったとしても言うべき時には言う覚悟という気が大事だと思います。

 僕にも経験があります。
会社員時代に期待していた部下に 時には厳しく指導したことがあります。

彼は、時には不満そうな顔をしたり不貞腐れていた時もありました。
ところが、数年後に「あの時、脇坂さんが言ってたことが ようやく分かりました」と言われた経験があります。 当時、 若かった 僕は思わず 心の中で「今頃かい!!」と思いましたが、嬉しかった記憶があります(笑)

3.自分自身が模範を示す


それともう一つ 大事なことは、自分自身が 模範を示すということです。

 簡単な例で言うと「部下との約束を守る」「 時間を守る」「 誰に対しても平等に接する」などなどです。

 例えば、上司に対しては 平身低頭で、部下に対しては 横柄に接する。 あるいは、 仕入れ先さんに自分の立場を利用して傲慢に振る舞ったりする。 そういうところを 部下はちゃんと見ているんです。

つまり、 仕事ができる上司ということも大事かもしれませんが、 人間性が乏しいと最終的には人は離れていきます。 

4.部下は、あなたを真似る


また部下は、身近な上司をモデルにするので自分がやっている通りに真似をする傾向があります。

人材開発というう観点では、「ロールモデル」という概念があります。
これは、「ロールモデル」とは「理想の人物像」であり、【仕事の仕方や行動、コミュニケーションの取り方、人への接し方などなど・・・】

企業理念に沿った仕事の仕方や行動力やコミュニケーションも含めた人間関係を実践している人のことを指します。

例えば、憧れのスポーツ選手と同じユニフォームを着たり、好きなアーチストのファッションや髪型などを真似たりしますよね!!
これを、心理学では「モデリング」と言います。

つまり、上司は、自らが示す行動を通じて、信頼を築き、モチベーションを高め、組織文化を形成し、部下にとっての手本となることが重要です。
身近に憧れのモデルがあると、部下の成長を促進し、組織の活性化にもつながります。

そのため上司は常に自らの行動に注意を払い、部下に良い影響を与えるよう努める必要があるんですね。

少しでも参考になれば幸いです!!

では、また!