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ええ会社って、自分が成長できる会社やと思う

こんにちは!個性型リーダーシップ開発トレーナーの脇坂です。

今日は、「ええ会社って、自分が成長できる会社やと思う」についてお話をしたいと思います。


1.「成長」とは何か?


本日は、4月1日。新社会人として新たな人生を歩み始める人。逆に、新入社員さんを迎え入れる企業や上司・先輩の皆さんもいらっしゃると思います。

僕もこの時期に「新入社員研修」を担当させていただきます。
僕のカリキュラムは、「仕事観を中心に、何のために働くのか?仕事は何か?」「親や当たり前のことに感謝できる心が大事」だとかが中心です。

その中で、よくお伝えするのは「休みがいっぱいあって、楽な仕事で給料が多い」なんて会社はない。
もちろん、休日や適正な収入は大事ですが、最も大事なことは「仕事を通して成長できる会社」やと!

では、「成長」とは何か?
「これまで出来なかったことが出来るようになること」と定義しています。

昨日より今日、去年より今年、一歩ずつ成長できることが喜びになれば、毎日が楽しくてたまらんと思います。

ハードワーク!(一所懸命に働くこと!)

プロのアスリートでも、良い成績を上げようと思えば、ハードにトレーニングをするはずです。楽して成功なんてない!と。

2.新入社員育成の3つのキーワード

だから、新しいチャンスを与えてくれる会社は、人が成長するスピードが速いので、組織も成長していくと思うんです。

なので、新入社員さんを迎え入れる企業さんは、その受け皿を用意しておく必要があります。
ここ数年の新入社員育成のキーワードは「自己成長・社会貢献・関係性」だと思ってます。

「自己成長」にとって大事なものは「キャリアプラン」をつくること。
毎年、「どのような仕事の能力開発をするのか?」「理念に沿った人間力の向上」の両面についてのプランニングが大事です。

数年後に、自分がどの地点に到着するのか?を示すこと。
例えば、旅行でも工程が見えるから楽しめますよね!

笑顔で楽しんで働こう!!

でも、仕事も何も示されずに、「とにかくやれ!」では、先行きが不安になってしまいます。
(まあ、僕らの新入社員時代には、「とにかくやれ!」がまだまだ多かった気がしますが(笑))

3.人が成長するための3つのポイント

そして、ある企業の調査では、教育投資において大事なポイントを3つあげています。

①OJT(オンザジョブ・トレーニング/仕事を通じての指導教育)70%
これは、先ほどあげた「キャリアプラン」を作成すること。
また、新入社員さんは数年先輩に自分の未来を投影します。よって、キャリアプランの先行モデルが先輩社員さんになるんです。

だから、先輩社員がイキイキ輝いて仕事をしていると「自分もあの先輩のようになりたい!」という動機になるんですね。

②職場環境(周囲からの影響)20%
これは、仕事をする上での「情報やツールや仕組み」が該当します。
仕事に関する情報は、速やかに共有すること。後から聞いた。というのは「疎外感」を感じさせてしまいます。

ツールや仕組みについても、今やパソコンやスマホやタブレットが無ければ、仕事もスピード感をもって進められないと思います。

また、今の世代は、「デジタルネイティブ」とか「ネオ・デジタルネイティブ」と呼ばれ、一般的に「インターネットやデジタル機器がある環境で生まれ育った人」を指します。

なので、いつまでもアナログで仕事をさせようとすると、ムリやムダが生じ「離職」の原因にもなりかねません。

また、この「職場環境」の一つに上司や先輩が含まれます。
上司や先輩の指導力が、とても大事です!!今やプロスポーツの世界でもデータや分析によって科学的なトレーニングが浸透しつつありますよね!

教え方も重要ですが、質も大事なんですね。自分の時代の経験や感覚を、一旦捨ててアップデートしていきましょう!

③外部トレーニング(外部研修) 10%
最後は、上の①OJT(オンザジョブ・トレーニング/仕事を通じての指導教育)70%②職場環境(周囲からの影響)20%を保管するのが、外部トレーニング(外部研修)になります。

計画や目的がないまま、外部研修に投資をしてもムダな投資になることが多いです(笑)
研修を生業としている僕が言うんですから、間違ってはないと思います(笑)

ただ、同じ人や同じ環境では、マンネリ化が起きやすいので、違う視点で学ぶことで、OJTとの相乗効果を生みます。

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少しでも参考になれば幸いです!では、また!

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