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元大手進学塾トップクラス講師がグローバル教育に目覚めたワケ 〜自己紹介 ⑥〜

こんにちは。
元大手進学塾御三家クラスを担当し、現在はニュージーランド在住の受験&国際教育コンサルタント、Takuです。

これまで30年に渡り、中学受験・高校受験・大学受験・帰国入試・総合型選抜入試などの各種受験や、海外大進学、留学生サポートなどを通して、日本とニュージーランドで約2000人の生徒と向き合ってきました。
このブログでは、受験からグローバル教育まで何でもありの教育の話をしていきたいと思います。

さて今回は最後の自己紹介から少し間が空いてしまいましたが、自己紹介編の最終回ということで、私が元大手進学塾トップクラス講師がどうしてグローバル教育に目覚めたのかについてお話ししようと思います。

この回を通して私が、これまでどんな経験やキャリアを積んできたのかお話ししますので、それを通してどんなことを学んだのか、そしてその学びが私をどうやってグローバル教育に目覚めたのか、少しはわかって頂けるかなと(ちょっとだけ)期待しています(笑)

私が海外移住してから新たに行ってきた仕事は以下の通りです。

  • 帰国生指導(中学・高校・大学入試)

  • 日本ルーツの現地生への指導

  • 進路発見コーチング

  • 海外大進学指導

  • IBコーチング

  • 留学コンサルティング

  • 留学生学習サポート

  • 総合型選抜入試指導

  • 教育移住コンサルティング

  • 受験コンサルティング

  • 教育系書籍出版

  • 国内外講演

  • メディア出演(NHK/フジTV/北海道教育新聞/SBC放送など)

簡単に言うと私は、けっこう「教育の何でも屋」的な感じのキャリアを積んできた感じですね。
海外に出てからはもう国内中学&高校受験指導はしないかなと思っていたんですが、結構知人やかつて指導した生徒の保護者の方などから頼まれたりして、結局細く長く続けてきました。
そのおかげで今でも受験については、一応現役です(笑)。

また今までほとんど経験がなかった帰国受験やAO入試などの大学入試や、海外大進学指導、留学生の指導なども頼まれて始め、いつの間にか本職になりました(笑)。
元は中学&高校受験の専門家にすぎなかった私ですが、気がつけばこんな感じで幅広い仕事をさせてもらい、これらの経験を通して教育を「広い視野」で見始めました。
そしてその広い視野で教育を見た時、どうしても視線はグローバル教育に向かわざるを得なかったのです。

グローバル教育はよく国際教育とごちゃ混ぜに使われています。
でも厳密にはこの2つは似て非なるものです。

Wikipediaによると、両者の違いは次のように説明されています。

簡単にいうと国際教育は異文化理解、グローバル教育は地球市民的資質の育成がその目的ということでしょうか。
でもこれは海外で暮らしていると、なんとなく肌感覚でわかります。

例えばニュージーランドでは、国際教育は日常生活の中で当たり前のように行われます。
学校でも街でも社会の至る所に異文化バックグラウンドを持つ人がいて、彼らと共存している以上、お互いを理解し合わなければやっていけません。

でもその異文化理解ができるだけでは、まだ地球全体のことを考える視点は育ちません。
つまり自文化と他文化の間での二国間の調整ができるようになるだけで、両国の利益を超えた地球規模の問題を考える視点は育たないのです。

ちょっと横道にそれましたが、私は海外で色々な教育に携わるようになってから、これからの時代を生きる子ども達は、国内教育はもちろん国際教育でも十分でなく、もっと広い視野でグローバル教育を受ける必要があると感じました。
なぜなら世界のグローバル化はますます国を超えた活躍を促進し、その流れに乗って生きられるようになることで、住んでいる国が厳しい状況になった時のリスクを回避し、自分らしく幸せに生きられる可能性がグッと広がると思ったからです。

そして今大学の状況も、ずいぶん変化してきましたね。
難関高校のトップ層の生徒が積極的に海外大を目指すようになり、大学が海外大とのダブルディグリーを認める制度をを採用したり、オールイングリッシュで受けられる学部が増えたりと、国際化が進んでいます。
こうした流れは今後加速こそすれ、減速はしていかないでしょう。

以上のような様々な要因を、多様な指導経験をしながら見つめていると、偏差値で支配された国内の中学&高校から自然と、グローバル教育に目が行くようになるのは必然だったように思います。

これからは親世代が知らない、全く新しい時代が始まります。
いや、もうすでに始まっていると言ってもいいと思います。

そんな新しい時代には残念ながら、古い伝統的な教育感だけではうまく子供にあった教育を見つけていくのは困難です。
だからこそ「教育の何でも屋」としてキャリアを積んできた自分の経験を少しでも、悩める親御さんたちが我が子のこれからの教育を考えるヒントにしてもらえたらなと願っています。

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