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MIMIGURIの日常をちら見せ!社内Slackの絵文字ランキング

この記事はMIMIGURI(裏) Advent Calendar 2022の19日目(12月19日)の記事です。これは裏なので日付が飛び地ですが、表の方は毎日良い記事詰まってますので、そちらもぜひ。
・MIMIGURI(裏) Advent Calendar 2022
・MIMIGURI Advent Calendar 2022

裏って言ってもダークなわけじゃなくB面くらいの意味です。

ちなみにこのアドベントカレンダーでは株式会社MIMIGURIのメンバーが、6つのテーマから日替わりで記事をお送りしてます。

こちらの記事では弊社の主なコミュニケーションツールであるSlack、そのリアクション絵文字機能のランキングを通して、謎に包まれたMIMIGURI社内の雰囲気を感じて頂ければ幸いです。
テーマとしては「衝動」…?う〜ん「遊び」…?どれになるんでしょうねぇ。でもこれ裏だし!まあいっかの精神でこのまま書き進めようと思います。

※時間がない方は「前提の共有」を飛ばして「ランキングの結果発表」から見てもOK。前提では主に弊社におけるSlackの使い方について書いています。

前提の共有:よく使われる絵文字から見えてくるものがある…かも?

書き手の自己紹介

はじめまして。
MIMIGURIでは主にコンサルティング事業におけるWeb制作のフロントエンドエンジニアとして勤務している栗林と申します。
入社したのが2022年の3月なのでここでの実績はまだ少ないですが、これまではコーポレートや採用、メディアサイト制作などのWeb制作界隈に生息しており、最近ではShopifyでのD2Cを行うECの制作に注力しています。

他にも個人的に映像制作やWebマガジンの運営、ZINE作りなんかもしてる節操のないタイプではありますが、多様な個性を受け止めてくれるMIMIGURIの中で衝動を枯らさず楽しく働かせてもらっています。

ちなみに札幌在住、盆栽と図書館/本屋巡りが趣味です。

MIMIGURIにおけるSlackの使い方

さて、本題の絵文字ランキングに入る前に、Slackが弊社でどう使われているかをさらっと解説していきます。

これはこの記事のサムネイル作る際に使った独断と偏見ピックアップによる絵文字群

MIMIGURIでは各地(オランダにも一人!)にフルリモートのメンバーが在籍しておりオフィスで一堂に会する機会というものがほぼありません。

弊社はファシリテーション・コンサルファームとして「対話」をとても大切にしており、ビデオ通話を用いた対話機会が数多く存在します。
けれどもちろん全てが対面でのやりとりで行われるわけではなく、むしろプロジェクトにおけるやりとりの軸はSlackでの非同期コミュニケーションが中心です。

Slackは業務ではもちろん、いわゆる雑談的な日常のコミュニケーションにおいても大いに活用されています。
大別すると下記のようなチャンネル種別があり、原則としてほとんどのチャンネルはメンバーが自由に見ることの出来るパブリックなものです(個人情報を取扱うもの等が例外)。これは組織の風土を育む上で、重要な原則のひとつと感じます。

  • #pj-任意の名前 … 案件等のプロジェクト用チャンネル。

  • #b2b-任意の名前 … B2B事業用のチャンネル。

  • #t-任意の名前 … 各ドメインやスモールチームごとのチャンネル。

  • #l-任意の名前 … ラボのL。探求コミュニティごとのチャンネル。

  • #c-任意の名前 … クラブのC。嗜好ごとの自由なチャンネル。

  • #times_メンバー名 … いわゆる分報。個人の思いを自由に書くチャンネル。

個人的には#c-や#times_といった、いわゆる仕事とは直接関係のないチャンネル群が、個々人の個性や衝動、その時々の気持ちをを引き出すのに一役も二役も買っており、会社という場所を「仕事」だけではない創造的な共同体に押し上げている…そんな風に感じています。

小さい子どもが居るパパママも多い弊社、こういう育児のちょっとした悲喜交々を気軽に話せるのが#c-kosodateです。

ちなみに僕が好きなチャンネルは、子育てに関する話題を自由に話す「c-kosodate」です。
あと最近作られた面白いチャンネルといえば「c-splatoon3」じゃなイカな…🦑

またSlackについては弊社のCULTIBASEでも記事があるので、興味がある方はこちらもぜひ。

調査対象のチャンネルについて

ちょっと話が脱線したので話を絵文字ランキングに戻しましょう。

前述したようにSlackの活用が大変活発なため、全期間を集計するのは現実的じゃないと考え、下記の条件で集計することにしました。
(ちなみにSlack APIを用いて自動集計するコードをさくっと書きました。ここ、この記事で唯一のエンジニアっぽいエッセンスになります)

対象チャンネル: #mimiguri -ch
※このチャンネルには全社員である約60名が参加している
対象期間:2022年6/1〜12/1の半年間

対象であるmimiguri-chは弊社の社内放送局用のチャンネルであり、週替わりで実施される番組はもちろん、全体会といった全社員が参加するイベントで使用されています。
そのためその他のチャンネルに比べて全メンバーが参加しており、全社的なカラーが出やすい場所として選択しました。

MIMIGURI chについては、今回のアドベントカレンダーDAY7で詳しく書かれているので気になる方はこちらからどうぞ。

ランキングの結果発表

前段が長くなってしまいましたが、弊社のSlack内(#mimiguri-ch)における半年間の絵文字ランキングはこちらです!
これが約60名のメンバーが半年間かけて使った絵文字の軌跡になります。

※46位は諸事情によりモザイクをかけさせて頂きます。

全体的に文字が多い…!それもそのはず弊社Slackに追加されているカスタム絵文字の総数は2022年12月現時点で1958個にも上ります。
ここからはランクインした中から、気になる絵文字を5つピックアップしてみましょう。

1位「それ」


堂々の1位は「それ」…!発信された言葉や考えに対して、同意や共感を示す絵文字です。
メンバー同士のこまめな共感を伝えるこの絵文字は、発信者に安心や喜びをもたらす心理的安全性の水やり的なもの…と言えるかも…?

4位「kawaii」


続いて第4位の「kawaii」をピックアップ。
MIMIGURI社内では使われない日はないくらい「kawaii」絵文字が飛び交います。猫も杓子もおじさんも、みな堂々と自分がかわいいと思ったものにはkawaii絵文字をポチッと押しています。
ちなみに「c-kawaii」チャンネルも存在し、kawaiiがMIMIGURIの覇権を握る日も近い…かもしれません。

7位「うおおお」


「うおおお!オラ、ワクワクすっぞ!」というニュアンスの絵文字です。思わず叫びたくなるビジョンや展開、クリエイティブやナラティブに対して使います。
この絵文字でリアクションを貰うと、スタンディングオベーションを浴びている気分になりとても気持ちが良いです(すみません誇張しました)

41位「オッホォ…」


これはなかなか紆余曲折を経ている絵文字です。
始まりは弊社もう一人のフロントエンドエンジニアが「WebGLであれこれ作っていたら意図してないのに思いのほか良い表現が出来た」際の感嘆符として使ったのが始まり。

しかしいつの頃からか「認識の前提が問い直されたり、暗黙知がありそうな人物/場面に遭遇したり、暗黙知が形式知に変わる瞬間に立ち合ったりするときに覚える感覚」を示す絵文字というアカデミックな認知を得てしまいました。

発案したエンジニアはこう呟きます。
「もうこれは僕のものではなく安斎さんのものです」

40位「ミミホー」


いつもいっしょのミミホーとグリグリですが、まさかのミミホーだけランクイン!?MIMIGURI社内に衝撃が走っています。
「グリグリが心配ホー」

番外編:12月の全体会で新しく追加された絵文字たち

ここでピックアップした以外にもカスタム絵文字は日々追加され増え続けています。12月2日に行われた全体会でも下記のような新しい絵文字が追加されました。
…もう文脈を知らないと何のことだかわかりませんね。

ハイコンテクストが過ぎるもの達

ここで弊社内の絵文字追加数が、ぶっちぎりのトップ2であるお二人に「何をモチベーションに日々絵文字を作っているのか?」と、その想いをお伺いしました。

🥚 第2位のYさん(1958個中の404個を追加)
「どうやって使うのかはまったく考えずにつくりたくなったらつくってます笑」

🐦 第1位のMさん(1958個中の841個を追加)
「昔から「ことば」に興味があってSlackのカスタム絵文字って絶妙な「ことば」だと思っており!書き留めておきたい「ことば」があったら呼吸するように絵文字にしてます。でも基本は衝動です!」

賑やかで楽しいSlack体験を支えてくれるお二人に「うおおお」です。いつもありがとうございます。

まとめ

弊社の絵文字ランキングいかがでしたか?
この記事で社内の雰囲気が少しでも伝われば嬉しく思います。
ここでもう一度ランキング全体を眺めてみると、共感や受容、褒め、肯定系の絵文字がたくさんランクインしているのにお気づきでしょうか。

MIMIGURIは今年研究機関としての認定を受けたり、沢山のすごいメンバーが在籍している事から「日常的にアカデミックな難しい話をしていそう…」「なんか強そう…」と思われることがしばしばあります。

けれど内側からみた実態はそう極端ではなく、個々人の葛藤に耳を傾け、寄り添い共感し、つまづいたらお互いに手を差し伸べあうような温かいコミュニケーションも日々行われています。
(しかしアカデミックな最新知見や、実践的なナレッジもたくさん飛び交ってはいます。これらに関しては僕も完璧には理解出来ていないしキャッチアップも難しい…)

入社して9ヶ月ほどの僕は「なんだか会社というより大学のアトリエやゼミみたいだなぁ」と思いながら勤務する毎日です。

伝えたい事をまとめると「MIMIGURIの中の人達はそんなにアカデミックマッチョじゃないし怖くないよ!やわらかいよ!」という事が伝われば幸いです。

あ、いろいろな職種の求人もあるのでもっと詳しく知りたい方は下記よりチェックしてみてください。どの職種も大歓迎ですが、個人的には一緒に働いてくれるエンジニアの仲間が来てくれると嬉しいなーと思います。

最後に…ここまで社内のコミュニケーションについて親しげに書いておきながら、僕は入社してからまだ一度もリアルで皆さんに会った事がありません…!
(厳密には一人会ったことあるけれどそれは入社前の出来事…。コロナが始まってから北海道から出ていないのです)

先日オフィスに行きたい理由(踏みたい)も増えたし、皆さんとリアルで会える日を心待ちにする日々です。



さてMIMIGURI Advent Calendar 2022(表)の明日の記事は、
デザイナーからキャリアを出発して現在は「横断探求推進部」にてMIMIGURI社内を横断した取り組みを広く手掛けるたけうちさんの記事です。

クリスマスまで残り6日間とあと少し。
最後までお楽しみに!

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