落ち込んでもめげない心を作る考え方3選
あなたはどちらかというとポジティブな方ですか?ネガティブな方ですか?と聞かれたら、どう答えるでしょうか?
おそらくですが、多くの人が、「どちらかというとネガティブ」と答えるのではないでしょうか。
かくいう私も、
例に漏れずネガティブな人間です。
友人に言われたほんの些細な一言をいつまでも気にしていたり、少しでもだめな結果が返ってくると、すぐに落ち込んでしまいます。
ほとんどの人は私を好きになってくれないと思っていましたし、自分には価値なんてないんだと思いこんでいました。
そんな私でも、これからお伝えする3つのことを理解するだけで、落ち込むことが劇的に少なくなり、たとえ落ち込んだとしても、すぐに回復できるようになりました。
決して特別なスキルは必要ありせんので、皆さんにも役立つところがあると思います。
少しでも参考になれば嬉しいです☺️
1.今の私を形作っている3つの要素とは
私ってなんでしょう?
とても哲学的な問ですね笑
ネガティブな人がよく思い浮かべる言葉の1つに、「どうせ私は」という言葉があります。
「どうせ私は何をやってもうまくいきっこない」
「どうせ私は誰からも好かれない」
「どうせ私は誰の役にも立てない」
………
では、ここでいう私とは何でしょうか?
皆さんは私とは何かって考えられたことあるでしょうか?
色々な答え方があるとは思いますが、私は、3つの要素によって成り立っているのが今の私だと思っています。
★私を構成する3つの要素★
①環境
②個性
③体験
1つずつ解説していきます。
①環境
生まれたときに私達は家庭の一員となります。赤ちゃんは一人では何もできませんから、赤ちゃんにとって家庭が全てです。ですから、幼少期の家庭環境は、今の私にも大きな影響を与えています。
少しずつ大きくなり、幼稚園、小学校、中学校と、新たな環境が私達を待ち受けています。
ここでの環境とは、クラスメイトであり、親しい友達であり、先生であり、部活の仲間であり、通う学校であり、通学にかかる時間であり、きている制服であり、聴いている音楽であり、読んでいる本のことです。
これら全てをここでは「環境」と定義づけます。
②個性
ここでいう個性とは、生まれ持っての能力、趣味、嗜好のことです。
小学校低学年の頃から、足の早い子、遅い子がいたり、幼児期から私達には食の好き嫌いがあったりします。
頭の良し悪し、容姿、性格、運動能力など、
一人一人違う、もともと持って生まれたものを、ここでは「個性」と定義づけます。
③体験
これは説明するまでもないかと思いますが、私達は生まれてからこんにちに至るまで、数え切れないほどの体験をしてきました。
それら一つ一つが、今の私に影響を及ぼしているのです。
成功体験が一つ増えれば、それだけで今の私はさっきまでの私とは違います。間違いなく、成功体験1つ分、(大半の場合)良い方へと変化したのです。
さて、この3つの要素から今の私が成り立っているとすると、どんなことがわかるでしょうか?
それは、この3つの要素のどれかを変えれば「人は必ず変われる」ということです。
もちろん、限界はあります。
すべての人がウサイン・ボルトほど速く走れるようになるわけではありませんし、スティーブジョブスほど革新的な事業を立ち上げることは難しいでしょう。
しかし、少なくとも今の自分から変われないということは絶対にありません。
ネガティブな人に多く共通するのは、「自分は変われない」という考え方です。
考え方のクセと言ってもいいかもしれません。
そう思ってしまっているからこそ、何か嫌なことがあったとき、思うような結果が出なかったときに、「どうせ私なんて」と思ってしまいます。
繰り返しになりますが、
人は、先程の3つの要素どれかを変えれば必ず変わることができます。
環境を変えるか、自分の個性を変えるか、体験を変えるか。
これを意識するだけでも、うまく行かないときや傷ついたときに、今の私ではだめなだけだったんだと思えるようになります。
おすすめは、環境と体験を小さく変えることです。
部屋が汚い人はまず掃除から。失敗体験ばかりで下を向いてしまっている人は小さな成功体験から。
ほんの少しずつで大丈夫です。一つ一つは小さくても、必ずあなたは変わることができるのですから。
2.人は○○で人を評価する
私もそうでしたが、ネガティブな人は他人の顔色を必要以上に伺ってしまったり、ほんの些細な一言で深く傷ついてしまったりします。
繊細であることは悪いことではありませんが、実際以上に物事を悪く捉えてしまうのは、悪い癖であり、また、治すことができます。
そこで、対人関係において意識してもらいたいのは、
人は人を「都合」で評価するということです。
皆さんの好きな人を、頭の中で思い浮かべてみてください。
その人と話すと楽しい、学びになる、という人を思い浮かべたのではないでしょうか?
話していると嫌な気分になる人を思い浮かべた人はいないはずです。
話していると楽しい、学びになる、ということは、少し悪い言い方をすると、自分にとって都合がいいということです。
人は常に良い気分でいたいと思うものですからね。
つまり、
「あの人はいい人」というのは、言葉を変えれば「あの人は私にとって都合のいい人」ということなんですね。
ですから人の評価というものは、その人の都合によってコロコロ変わるものなのであり、絶対的なものではないということです。
これを意識すれば、人の評価に一喜一憂することは少なくなるはずです。
どんな素晴らしい人でも、すべての人に好かれることはありません。
人にどう思われるかではなく、自分がどうあるかが最も大切なことなのです。
3.「諦め」の境地
最後は、「諦め」の境地についてです。
ここまで読んで下さった皆さん、ありがとうございます。
色々書きましたが、結局皆さんはどうにもなりません。全部諦めてください。
そんなこと言うわけ無いですよね笑
安心してください。しっかり説明していきます。
ところで皆さんは、「諦める」という言葉の語源をご存知でしょうか?
実はこの言葉、もともとは仏教から来ている言葉だそうです。
仏教で諦めるというのは、アキラカニミル。
つまり、真実を諦かに観なさいよということです。
これを熟語にしたものが、「諦観」という言葉です。皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
話を戻しますと、
「諦めの境地」というのは、自分の姿を諦かに観てくださいということです。
何か新しいことを始めたけれど続かなかったとき、ネガティブな人は「なんて自分はだめなんだ」と自分を攻めて落ち込んでしまいます。
しかし、
これをアキラカニミルとどうなるでしょう。
「今の自分にはできないことにチャレンジしてしまったのだな」
これが正しい姿です。
まず、今の自分の姿を正しく認識する。その上で、挑戦することのハードルを下げるが、自分のレベルを上げればいいのです。
落ち込むことなんて何もないんです。
この考え方が出来るようになると、失敗を恐れず、どんどん新しいことに挑戦出来るようになっていきます。
4.最後に
誰でも前向きになれる真実3選ということで、紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
知ってるだけではなんにもならないのでは?と思われる方もいるかも知れませんが、すべての始まりは心からです。
最初は難しいかもしれませんが、何度も読み返していただき、正しい心を身に着けていただければと思います。
あなたの人生が少しでも豊かになりますように。
今回も読んでいただきありがとうございました☺️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?