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初夢までの夢十夜

第一夜

女性しか出てこない夢だった。自分は決して女ったらしではないと思っているが、振り返ってみると、女ばかり…もしくは女性中心の大奥みたいな環境に馴染んできた。こんな夢も、そのせいかもしれない…

第二夜

小綺麗なオフィスにいる。昼食の時間が近いので、女性の上司に命じられて、食べる店を探しに行く。めぼしい店はどこもいっぱいで、予約が取れなくて、焦りまくる…という夢。なかなかリアルではあるが、実際に会社に勤めていた頃は、こんな経験は一度も無かった…

第三夜

用水路沿いの道を歩いていたら、急に踊り出したくなったので、インド映画みたいに、いい気になって踊りまくっていると、お巡りさんがやってきた。お巡りさんも踊りながら職務質問。結局逮捕されて、猫の捕獲器に突っ込まれる…という、わけのわかったようでわからない夢を見た…

第四夜

船に乗っている。かなりの大型船だ。海は静かなのだが、少し酔ってきたので横になる。女性と一緒だ。事情はわからないが、ふたりで島に渡るところらしい。事情も女性の素性もわからないうちに、夢から覚めた…

第五夜

大学の大教室で講義を受けている。若手の男性講師で、テーマは「現代マスコミ論」とやら。立ち見も出る盛況だが、学生はなぜか女性ばかりで、しかもタレントやらアナウンサーやら見たことのある顔ぶれ。講師は板書し、みんなそれをスマホで撮る。僕も撮ろうとするが、人の頭でうまく撮れない…という夢

第六夜

公衆便所で小用。裾の長いひらひらした白いシャツが便器に接触して濡れてしまった。やむを得ず脱いで、洗面所で洗っていると、地味なおじさんが、ハンカチを差し出す。「これでよかったら拭いてください」薄汚れていてちょっと躊躇したが、親切を無にしたくないので受け取って拭く…という僕らしい真面目な夢

第七夜

重い鞄を片手にぶら下げて、旅をしている。何が入っているのか自分でもわからないので、開けてみると、同じ鞄のミニチュアみたいなやつが、札束みたいにきちんと並んで詰まっていた。そのそれぞれにはどうやら、夢が詰まっているらしい。全部の夢を見るのは大変だろうな…という夢

第八夜

「お~っと、歩き出しました。右足からです。疲れたような顔をしながら、結構速足です…」マイクを手にして、もうひとりの自分自身に付き纏いつつ、実況放送している…という変な夢を見た…

第九夜

最新のビル内にある外資系の会社で出張研修があるというので、同僚たちと1階でエレベーターを待っている。教台のような高い所に白人の女性がいて、乗る順番とエレベーターの番号を次々に指示している。その内容はスマホにも送られてくるのだが、見てもちんぷんかんだ。以下、研修までの展開が延々と続く…という夢

第十夜

亡き父を自転車の後ろに乗せて、のろのろそろそろと走っている。とにかく道が混雑しているからだ。遠方には富士山が見える。人やら荷物やら訳のわからない物やらが、進路を阻む。同じように汗まみれになって難渋している宅配便の若い配達員二人と意気投合して、名刺を交換する…という初夢と思しき夢

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