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2月14日(地震の記録)

昨日、強い地震があった。僕は東京に住んでいるけれど、鳥肌が立つくらい強い揺れを感じた。
記憶のあるうちに、今回考えたことを書き残しておこうと思う。

①地震が来ると、その時、僕はどう動くか
緊急地震速報が鳴って、なんとなく警戒をし始める。この時点では、地震にも慣れているので、あんまり大事には考えていなかった。

まず小さく揺れる。地震は揺れ方でなんとなく強さがわかる。ゆっくりと前後左右に揺れ始めて、「あ、これはやばいやつだ」とおもうけれど、体は動かない。

その後すぐに大きく揺れてきた。ハンガーラックや物干し竿が大きく揺れるのをボーッと眺めていた。
とりあえず窓を開ける。窓を開けようと思うけれど、鍵が閉まっていて、焦る。多分本当に強い揺れならこの時点で行動の選択を間違えていたと思う。
花瓶が大きく揺れていて、倒れそうだな、と思う。電子レンジの上に載せていたみかんが床に落ちる。

ほとんどその場で動けないまま、揺れがおさまるまで待つことになってしまった。部屋が狭くて机の下も避難できないし、今の住環境は災害に対して不利だなと思った。

②津波をどう考えるか
僕の家は川沿いにある。そしてほぼ0M地帯だ。
津波が来た時、東京はどうなるのだろうか。そして、僕の住んでいる地域はどうなってしまうのだろうか。
津波についての知識が足りないことに気がついた。

③避難の仕方
引っ越してきた時に避難経路は確認していた。最寄りの避難所がどこになるかもわかっていた。だけれど、自宅にいる方が安全という選択肢もあるはずだ。外に出るだけで移動しないという選択肢もあるはずだ。
そういうところまで現実に落とし込んで考えることができていなかった。
多分本チャンの地震が来た時は、次の行動に迷っただろう。

④災害の備え
水や食料は常に自宅に備えているけれど、それは家が無事である前提の話だ。家という場所が使えなくなった時、脱出しなくてはならなかった時にどうすればいいかは考えられていなかった。
最低限、避難用セットは家に置いておくようにしようと思う。
モバイルバッテリーは常備してあるから多分問題なし。

⑤そもそもの家の選び方
日本にいる以上、災害は不可避だ。
今住んでいるところは地形的に不利だ。(不利だから安くて住める、というのもあるのだけど)
災害時にどうするか、という観点を入れると、家の選び方も変わってくると思う。
いままでは、とりあえず便利で安く住める!しか考えてなかったけど、ちょっと人生のステージが変わってきたなと感じる。
やっぱり死にたくはないので、死ににくい部屋選びを念頭に次は住む場所を考えようと思う。


誰かを楽にして、自分も楽になれる文章。いつか誰かが呼んでくれるその日のために、書き続けています。 サポートするのは簡単なことではありませんが、共感していただけましたら幸いです。