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みんな細かいことを気にしている【いつも器が大きいわけではない】

こんにちは、おかもとたかしです。

今回は、みんな細かいことを気にしているんですよ、という話をしていきます。

あまり細かいことを気にしない。

そういう風に見える人が、いますよね。

余計なことに執着せず、堂々と構えているような人、身近にもいるかもしれません。

いわゆる「器が大きい人」と目されている人もこれに当たります。

それに対して、自分はと言うと、細かいことを気にしすぎて自分で自分を苦しめている、と自覚している人もいます。

あの人のように、細かいことを気にしない人でいたい、と思ってしまうこともあります。

でも、本当に、細かいことを気にしない人は、いるのでしょうか?

結論を言いますと、

細かいことは気にしないと「思われている」人はいるということであり、四六時中細かいことを気にしない人はいないというのが真実です。

誰もが、気にするときはとても気にする、ということです。

今回はこのことについて掘り下げてみましょう。

みんなこだわりがある


繰り返しになりますが、細かいことを気にしない人、というのは、あなたの目に映る範囲内でのみ、あなたが判断しているに過ぎません。

あなたの目に見えない、何らかの場面では、細かいところを気にしているのです。

この世の中の誰でも、「こだわり」は必ず持っています。

あるものに対して、神経質なまでに、強いこだわりを持っている、ということがあるのです。

自覚している、していないにかかわらず、自分がこだわっているものに対しては、真剣に向き合いますので、深く考え込むこともあるし、愛着が強いものだったり、利害が絡むものであればなおさら、神経質な言動になってしまいます。

そして、自分が大してこだわっていないものに、執拗にこだわってる人を見かけた時に、この人は、何て細かい人だろう、と認識するというわけです。

そんなこと、別にどうだっていいじゃない、と思えることありますよね。

逆に、自分が強くこだわるものに対して、こだわりが薄い、または全く関心がないように見える人が、あなたにとっては、細かいことに気にしない人、になるわけです。

あなたの目の前では、あなたがこだわっている何かに対する強いこだわりを見せない人なのです。

こだわる対象の重要度が人それぞれ違うので、そのような現象が起こるわけです。

何にこだわるか、また、どのくらいこだわるか、というのは、全くその人の自由です。

ですので、細かいことを気にする、ということを全くしない人は、この世にいません。

細かいことを気にするのは、あなただけではなく、誰でもみな同じだということです。

みんな細かい人なんです


私たちの心はとても繊細で、わずかなきっかけで傷ついたり、虚しく壊れたりするもの。

できることなら、細かいことは気にしないメンタルでいたいもの。

でも、みんなメンタルを強く保てるわけではないのです。

他人から見たらどうでもいいようなことにこだわってしまうのは、誰にでもあること。

このことを知っておくと、みんな同じなんだとわかり、だいぶ気がほぐれていきます。

自分のこだわりを知り、そんな自分を認めて、その上で「自分らしく」生きていきましょう。


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