おばけなんてないさ♪(ホントのとこ、どうなの?)
皆さんは「おばけ・幽霊」信じていらっしゃいますか?
脳が作り出す幻覚
幽霊なんかいない
死んだら無になる
基本的には私もそう思っています。
信じていないから、
「あなたの知らない世界」とか「本当にあった怖い話」なんかの心霊番組もエンターテイメントとして楽しんでいます。
だけど、一度だけ!!
私、「お化け」見たことがあるんです。
めちゃくちゃ矛盾しちゃってますね(笑)。
ですが、
そう思わないと自分の中で納得できる答えが見つからないので。
アレだけは自分の中で「お化け認定」している出来事が私にはあります…。
そう、アレは私が高校生の頃のちょうど今頃。
日が暮れるのが日に日に早くなっていく季節に体験したお話です…。
私は当時、ラグビー部のマネージャーをしていました。
日々の業務も終えて、ぼんやりとマネージャーで部員たちの練習を眺めていました。
「あ~寒い!!早く練習終わらんかな?」
「帰り、マック寄ろう!!」
一息ついて雑談を交わしていたら、
「…なぁ、更衣室、誰かおらん??」
相方が私達の更衣室を指さしました。
私達マネージャーの更衣室も今いる場所から30mほど先。
グラウンドから見える場所にあります。
日が暮れる前は気づかなかったのですが、うっかり電気を消し忘れて出たみたいです。
明るい更衣室のカーテン越しで何やら複数の人影がユラユラしているのが見えます。
「あれ??ほんまや。」
「けど、今皆ここにおるよな~。」
「タコちゃん、鍵かけた??」
「うん。かけた!かけた!!
今、ポケットにカギ入ってるし!」
ラグビー部のマネージャーは各学年に2人ずついて、全部で6人。
今ここに全員揃っています。
その日最後に更衣室を出た私も、うっかり電気は消し忘れたのかもしれませんが、鍵をかけて出たのはしっかり覚えています。
「…あれ、なんなん??」
「…泥棒!?」
「タコちゃん!!電気消し忘れた責任取って見てきてよ!!」
「え!?1人は嫌!!誰かついてきて!!」
結局後輩と一緒に見に行くことにしましたが、その間もカーテン越しの人影は揺らめき続けています…。
後ろで皆も見守っています。
恐る恐る鍵を開けて…中の様子をのぞき込みました!
…お察しの通り。
更衣室にはだぁれもいませんでした。
更衣室に吊っていたジャージやユニフォームが影になって揺れていた。
とかそんなんじゃなくて、
本当に忽然と。
それまで更衣室をウロウロしていた何かが消えてしまったのです。
目撃者も6人もいたので、全く恐怖とかは感じませんが、アレは未だに謎。
まさにキツネにつままれたような感じです。
毎年この時期になるとそんなことを思い出してしまう今日は、
「幽霊にしかわからないこと」を書いてみたいと思います!
・たまに地に足を付けてみたくなる。
怖がらせるために出てるんじゃないのよ。
こちとら成仏出来なくて困ってんだわ。
成仏する方法教えてくれよ…
・たまには誰かに気づいてほしい。
・子供とはけっこう目が合う。
・たまーに怖がらない人がいる。
・自分以外のオバケは怖い。
・自分のお墓の前で「千の風になって」を歌ってみる。
・除霊の恐怖。
最近温度計とか塩持ったやつが家に入ってきて、名前めっちゃ呼んでくるんだけど…
・「うらめしやぁ〜」なんてホントに言うヤツおんの?
いらっしゃいませーみたいなもんで、人間に出くわしたらとりあえず言っとくかな。
沈黙恐怖症やねん。
・霊能力者のほとんどは嘘つきです。笑
ほんとに見える人は商売にしないし、商売にしたとたん能力落ちる。
見える人は結構いても、霊の話すこと?理解ができるまでいく人はそういないね!
・いい加減違う服が着たい。
・いろんなヘアスタイルしてみたい。
・たまに三角のやつ付け忘れてうらめししちゃう。
「てか、最近の新入りって三角のやつ付けてなくね?
自分ももらったけど、付けてないっすよ!」
「もうその辺、伝統崩れてるよねー。
うちら入りたての頃めっちゃ厳しかったけどね…。」
・飛んだり消えたりたまに透けてみたり…
結構毎日楽しくやってる。
・窓に手形がつくほど油っぽくも汚くもないわ!
・毎晩枕元に立ってるのに爆睡してやがる。
・布団めくったらいる奴と風呂に出てくる奴は多少なり下心ある…。
・「幽霊なんかより生きてる人間が一番怖いよね」
と言われるようになったので、なんか存在感がさらに薄くなりました…
結局のところ、
「お化け・幽霊が本当にいるのか」は、わからないけど、
「死んでも何かあるんじゃないかなあ~」
とは思います。
死んで会えなくなってしまった大切な人、ペット達とは幽霊でもいいから会いたいです。
怖い貞子みたいな「君、誰!?」みたいなのは勘弁ですが(笑)
それに、
やっぱり私は死んでしまって「無」になるのはコワイ。
生まれ変わりがあるのかどうか、
天国や地獄みたいな死後の世界が待っているのかも分かりません。
決して、人を脅かしたり悪さはしないから、私も死後は大切な人をそっと見ていたいなぁ…
なんて思ってしまいました。
昨日はラザニア。
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