見出し画像

【10分エッセイ#29】自分への応援歌

※10分間で書ききる、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ!※


最近は洋楽ばかり聴いていた。

なんでだったかは忘れてしまった。

波はあれど、私はもともとアイドルの、しかもももクロの曲ばかり聴く人だった。


アイドルばかり聴いていないでたまには洋楽でもと思ったのか、好きな人にアイドルの曲ばかり聴くのはどうかと言われたからか(意外と気にする)、日本語歌詞じゃない方が仕事中は集中できると思ったからか・・・

よくわかんないけど、そんなこんなで、とにかくこの1カ月くらいはひたすら洋楽ばかりを聞いていた。



でもおとといももクロのライブに行って、やっぱり私の心の中にあるのは、ももクロちゃんだなと思った。

社会人になって必死に働いた最初の5年は、自分にとっての第二の青春みたいなもんで、その間ほぼいつも私はももクロちゃんを聴いていた。(正確には、苦しかった1回目の上海時代にはチームしゃちほこちゃんにもたくさん助けられたけど。)


いうなれば、ももクロちゃんの曲は私にとってはいつも自分にとっての応援歌だった。

ももクロちゃんの曲は、とにかく頑張れって言ってくれていて、前向きで、深夜に辛い時はももクロのPVを見て元気を出したり、頑張ろう!って強めのメッセージがある曲を聴いてちょっとエモくなりながら働いたりもした。



たぶん最近は心が落ち着いているのと、私がちょっと落ち着きたかったので、ももクロちゃんの、前向きで強めの歌にちょっと疲れたのかもしれない。

前向きで強めじゃなくても良いのだ。そうじゃなくても、良くなったタイミングだったのだ、きっと。そんなこともある。



でもやっぱり、疲れた時、ちょっと大変な時、酔った時はももクロちゃんの歌が聞きたくなる。

「泣くのは自分次第 笑うのも自分次第 さあどうすんのか決めな」

「ほんとは誰かに甘えたい でもねみんなを守りたい もっと強く強くなりたい」

「不完全燃焼でも美辞麗句は捨てな」


ちょっとエモくてあつくて、うっとおしくて、前向きなももクロちゃんの歌が、アクセルを踏むときはやっぱりききたくなる。


もしかしたらこれから私がもう少し大人になったら、ももクロちゃんの歌を頻繁に聴くことからは卒業するかもしれない。

でも、ももクロちゃんの歌を聴いたら、私の大人の最初の青春時代のことを思い出すんだろうな。

そしてたまには聴きたくなるんだろうな。


ももクロちゃん、いつもありがとう。これからもよろしくね。


おしまい!



もし私の文章がお役にたちましたら、サポートいただけると嬉しいです!アドベンチャー力をアップするためのおやつ代にします!