見出し画像

お話03 舐めてたかも・・『だるい・・・』だけじゃないうつ症状;;

・・・前回のあらすじ・・・

社会人1年目の冬の朝、
自宅お風呂で「うつ症状」を発症した僕。
会社からは1ヶ月の休職を言い渡された。
その時、どんな症状が出ていたかを記してみようと思う。

※このお話は僕の、うつ病発症から現在までに至る記録集です。
 全話まとめはコチラに書いてます。


『だるい・・・』だけじゃないうつ症状


お話のまとめ
・1ヶ月の予定が、4ヶ月も休職!
・睡眠障害→希死念慮まで飛び出す始末!
・パートナーの存在が唯一の光・・・


当初【1ヶ月】の予定だった休職期間は
結論【4ヶ月】に及んだ。

うつ症状はそんな簡単には消えなかった。
当時僕が苦しんでいたのは以下のような症状。

【睡眠障害】
■入眠困難
(翌日を考えると動悸・・・うぅ)
■中途覚醒
(悪夢で目が覚める・・・はっ!)

【食の乱れ】
■食欲不振
(2日水だけ生活余裕)
■糖分摂取衝動
(深夜、コンビニへ走る僕)

【意欲の低下】
■誰とも話したくない・・・
■動きたくない髭剃りすら無理・・・
■性欲も無い・・・など

【軽い希死念慮】
■「死にたい」というより「消えたい」
■「皆の記憶から僕を消してほしい」と口にしていた
■線路上まで行ったことも1度だけ(危ない)


朝起きて、
パートナーの出社を見送って、
それからボーッとソファーで1日中横になってる。
たまーにゲームをする。

ただ、それだけしか出来ない日々。

何も出来ないし、
少し元気な日もゲームしかやってないし、
自己肯定感がぐんぐん低下していき

「消えたい」などという希死念慮が現れ始めた。


唯一救いだったのは、

パートナーがずっとそばにいてくれたことだった。

僕が「すべての人の記憶から消えたい」と呟いたとき

ただあなたが生きて家に居てくれるだけで私は幸せだよ

そう語りかけてくれた言葉を僕は一生忘れることはないだろう。

この先一生何も出来なくても、
もしかしたら僕は生きていてもいいのかもしれない、
そう思えた。


※ちなみにそのパートナーとは、
 約1年後にお別れをしています


自分は当時鬱病の症状なんて調べてもいなかったし、
自分がそこまで重症化するとは思ってもいなかった。

「自分はうつの中でも軽いほうだ」
そう言い聞かせて過ごしていた。

でも、それで放っておいたら
思っていたよりも一瞬で重症化した。

会社や周りの人には
「すぐ良くなるから大丈夫!」
なんて良い気で報告していたものだから、
重症化するにつれて

「どうしようどうしよう・・・・」
「治らないんじゃないか・・・」
という不安が雪だるま式に大きくなったことを覚えている。

もし当時の僕に
今の僕が話しかけるなら、

『治すぞ!と思わず、
 自然と治るときを待とうって考えれば大丈夫だよ』

そう声をかけてあげたい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?