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2018年 好きな曲トップ20

備忘録として書きます。自分がどんなものが好きか、というのは本当に移ろうもので、これまでずっとHIP-HOPが好きだったんですけど、今年はあんまり聴きませんでした。とか、そういうことが来年の今頃になってどう見えるのかというのも楽しみですし、ついでに楽しい音楽を知ってもらえれば...

20. LIGHT / フレデリック

多くの人と同じく『オドループ』でこの人たちの音楽を知って、『オンリーワンダー』でめちゃくちゃ好きになりました。ただ、最近邦ロックを聴かなくなっていたこともあってしばらく離れていたのですが、久しぶりに聴いたら驚き!エレクトロニックな要素を取り込んで新境地に!「フレデリズム」、広がって欲しいところですね!

19. Disco Yes / Tom Misch

どこかのラジオで「ロンドンの星野源」と評されたらしいトムミッシュ、今年のサマソニでみたかった...洋楽をあまり聴けていない今年に彼をキャッチできたのは嬉しかった。

18. ハナウタ feat. 最果タヒ / [Alexandros]

ドロスといえば今やロックバンドの代表格で、安定した人気を獲得しているにも関わらずこのあいだのSONGSでも「世界一を目指す」と言っていてかっこいいなあ川上洋平さん...となりました。ただ、この曲はJ-POP要素が強いです。作詞には今を駆ける詩人、最果タヒさん。そして編曲は、Mr.Childrenや、最近のback numberのプロデュースで知られる小林武史さんが務めています。情景を浮かべられる、美しい歌謡曲然としたこの曲をドロスで聴けるの、かなり新鮮でした。

17. 愁いのPrisoner / GLAY

GLAY、久々...というかほぼ一年ぶりのシングルはダブルA面で、もう片方はTERU曲の『YOUR SONG』で、TAKURO曰く「アンパンマンみたいな曲」。ただこちらの『愁いのPrisoner』はあの頃の(あの頃にはまだ聴いてないけど)TAKUROが帰ってきて書いたのか!?みたいな往年のGLAYのそれ。メロディの展開も、『SOUL LOVE』あたりと通ずるものを感じるし、歌詞も「愛しい人」というフレーズが出てくる時点でGLAYのファンはドキドキしちゃいます。最近はTAKURO楽曲のリリースのスパンが長くて寂しいので、次のアルバムはもう一度TAKURO印のGLAYをもう一度打ち出してもらいたいです。

16. DIVE! / 三浦大知

星野源、米津玄師、三浦大知 この三人のうち早くも一人目を出してしまいました...星野源と三浦大知がズブズブに交友関係深めてるの、いいですよね...「おげんさん」で披露されたバンドバージョンもすごくかっこよくて、ビジュアルとトラック両方で魅せれるこの人、エンターテイメントなんだなあと。

15. Rewrite The Stars from The Greatest Showman

グレイテスト・ショーマンは4回観ました。音楽と演出に評判が集まっていますけど僕は筋書きも好きです。色々語り出すとキリがなさそうなので別記事で。ともかくこの曲は空中ブランコですれ違うスレスレの二人の男女のスリルを描いていたのが美しすぎました。

14. 僕はもういない / ぼくのりりっくのぼうよみ

やめて欲しくないなあ、どうせ別名義で活動するんだろ、頼むよと願いたくなるくらいアルバム『没落』は好きなアルバムになっちゃいました。この人は自分の決めたことを徹底して行うし、そこに関してはブレないから強いな、と思います。この曲を聴いて「なぜ今辞めるんだ...」と思うしかなかった。

13. FUNNY GOLD / Suchmos

Suchmos初のラブソングなんですって。最近のSuchmosはロックの面を打ち出すことが多くて、例の『VOLT-AGE』もどちらかといえばそっちに分類されるのでしょう。ただこの曲はミニアルバム『THE ASHTRAY』の中でもこれまでと方向性が近しい曲で、自分の中ではSuchmosに求めているのはこれなんだよなあともう一度思わせられました。にしても『ASHTRAY』って灰皿じゃん...『TOBACCO』しかり、YONCEどんだけタバコ好きなんでしょう...

12. AIの逃避行 feat. Charisma.com / キリンジ

楽曲のリリース自体は昨年末なんですけど、アルバム『愛をあるだけ、全て』は今年なので今年でカウントします。この曲でぼくはCharisma. comに出会いました。詳しくないのでキリンジといえば『エイリアン』で止まるんですけど、この曲はAIやらIoTやら言われる最中に生まれた時代の音楽だなって印象を第六感で受けました。本当かよ。「AI」からのカリスマさんのラップが好きです。

11. Slowly Drive / iri

ラッパー、に分類されてはいるものの、R&B、宇多田ヒカルとかに近い音楽をこれから展開するんじゃないか?と思わせるiri。着実にプッシュされるようになっていて、最近では「シブヤノオト」に出ているのを観ました。この曲は小袋成彬が関わっています。ノリノリ、グルーヴ感溢れてて自分の好みにめちゃくちゃヒットしました。

さて10位です。ここまでの楽曲は全てサブスク解禁されているもので、自分の音楽プラットホームが完全にSpotifyに移行したな〜というのをひしひしと感じます。だって便利なんだもん...

10. Too Proud feat. Jevon / 宇多田ヒカル

ヒッキーを10位だなんて!と自分にもキレるのですが。この曲は日本を代表する歌姫がトラップのビートでラップする貴重音源です。まして歌われるのはセックスレス。個人レベルの社会問題に着眼しそれを見事にラップで披露するの、ほんとすごい。先日彼女のライブに行ってきたんです。初めて観る実在する宇多田ヒカルってだけでもうやばくて、Traveling流れた瞬間にはどうにかなっちゃうんじゃないかって感じだったんです。語彙力ないですけど。それでこの曲が始まって、「Jevonを連れてこれないよな...」って思ったら、ライブオリジナルのリリックで宇多田ヒカルが1番以上のゴリゴリのラップを披露したんです。今回のツアー撮影OKだったんでYouTubeに動画転がってます。三連フローとか、もうフィメールラッパー顔負けで...かっちょよかった...

9. 満月の夜なら / あいみょん

あいみょん、本当にすごい。Mステで初めて「君はロックを聴かない」を聴くまでは名前で避けてたんです。あの時期はぼくと同じ理由で聴いてなかった人多数だったと信じてます。んで衝撃受けまして色々聴いてた頃に出たこの曲はライミングがあまりに丁寧。ラブリー、アイスクリームの所とか、まあ他にもたくさんありますけど。HIP-HOPに限らず、J-POPの楽曲の多くは、丁寧なライミングのもとに成り立っています。例えばMr.Childrenの『GIFT』はすんごいです。

それを、なんだか改めてあいみょんに「そうなんだぞ!」って言われた感じ。もちろん『マリーゴールド』も『今夜このまま』も大好き。紅白楽しみだなあ。

8. オールドファッション / back number

こんにちは、back numberのオタクです。オタクのくせに8位にしてしまいました...いや、好きなんですよ、文句つける気も一切ないくらい。シャンデリア含む、2015年以降のback numberの中では1番好きな楽曲。あ〜これこれ、という楽曲。しかし恐ろしいところがあるんです...この曲、『花束』に見せかけた『思い出せなくなるその日まで』なんです...また記事書きますね。さて、大恋愛最終回のあの挿入の仕方は、さすがback numberです。映画って主題歌はエンドロールに流さないといけないから実は挿入歌に使いにくいところがあるけど、ドラマはどのタイミングでも流せるっていう利点があります。このバンドの楽曲は非常にドラマ映えするんで、ぜひドラマで使って欲しい...

7. Love me, Love you / Mrs. GREEN APPLE

ミセスは2015年終盤に『Speaking』で知ったバンドでした。それから、セカオワみたいな感じのキーボードとかそっちを軸にしたバンドになるのかなーと思ってたら同い年の大森さん、多才すぎる...この曲は「ここまでできるんか」と圧倒された覚えがあります。最近出た新曲もいいですね。

6. Dance The Night Away / TWICE

ぼくはこの夏、TWICEにやられました。

5. Virtual Luv feat. tofubeats / VaVa

かのPUNPEEと同じSUMMITレペゼンのVaVaが年末にドロップした音源。フィーチャリングにはtofubeatsなんですが、「ラッパーとして」の客演で、非常に稀。『ふめつのこころ』を思い起こさせるフレーズがあったり、遊びこころ満載ながらラップはしっかりかましていて、アルバム『RUN』

がソロ曲多めだったこともあって、トラックメイカーとしてだけではなくシンガーとしても注目が集まるなあ、と。

4. Dream Away feat. Phum Viphurit / STUTS

星野源と『アイデア』やって、度々STUTSさんがMPC叩いているのをテレビで見れる時代がきました。ナンジャコリャ...『夜を使いはたして』で彼を知りました。昔よりかは申し訳なさそうにMPCを叩かなくなったような気がします。さて2枚目のアルバム『Eutopia』のリードトラックの一つのこれは何やら海外から客演が...Phum Viphuritって誰?年齢は?結婚してるの?調べてみました!

タイのシンガーソングライターみたいです。23歳とな...結婚は、わからないです。最近アジアでの音楽交流活発になってますよね。宇多田ヒカルのToo Proudもアジア各国代表のリミックスとか出ましたし。

3. Lemon / 米津玄師

米津玄師星野源三浦大知の米津玄師が来ました。『Flamingo』も好きなんですけどね。やっぱりこの曲は... もう配信されてから10ヶ月近いんですけど未だにiTunesランキング1位〜5位をウロウロ。ここまでのロングランはあまりにすごい。というかもう行き渡ったんじゃないの?と思うんですけど、普段音楽聴かない人が買ってるから増え続けるんでしょうね。ダウンロード数。紅白楽しみです。実家の居間から中継なんじゃないかって言ってる人いて笑いました。

2. Pop Virus / 星野源

米津玄師星野源三浦大知の星野源が来ました。アイデアはもちろん、大好きで、それはもうこっちで散々書いてますから

ここではPop Virusです。前述のSTUTSも元気にMPC叩いてるし、いつもの浮雲(長岡亮介、ex東京事変)やハマ・オカモト(exOKAMOTO'S)も映って、まるで海外のように地下鉄内でフラッシュモブ。

星野源がフラッシュモブできちゃう踊れる曲を書くのは大きいと思っていて。そういう類って、ずっとパリピな人たち––––LDHとか、そっちのものだったと思うんです。でもPop Virusは、そうでもない、普通に体を揺らすこともとても楽しくて、それもみんなで楽しめばこうなるよ、ということを提示しているようにも思えるのです。こっちはこっちで革命的。

1. It's a small world / King Gnu

激推しブチ推しアーティスト圧巻の第一位、King Gnu。今年はPrayer Xで大人気を博しました。

メジャーデビューも控えてます。多分来年からめっちゃくちゃハチャメチャに売れると思います。出るでしょMステ。

この曲はもう、バンド音楽でミュージカルを成功させているという面で自分的に最高ポイントを叩き出しました。「踊れる曲」ってPop Virusみたいな曲はもちろんだけど、ある意味この曲もミュージカルとして踊れる。King Gnu、2019年要注目。してください。

色々振り返りましたが、好みでランキングをつけていくと本当に人それぞれで、他の方のベスト10に入る曲でも知らない曲って多分出てくる。年末のこの時期はある意味曲探しのチャンスなんですよね。ちなみに20曲中、16曲がサブスクで聴ける曲でした。聴き方、着実に移行してます。

最後に、ぼくの一押しのアーティスト、ティンカーベル初野さんの今年の一曲。なんかKygoみたいな曲です。

#音楽 #日記 #エッセイ #米津玄師 #backnumber #星野源 #KingGnu #宇多田ヒカル




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