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マイコン少年がThink differentのコンピュータを手に入れた

今日もAppleのMacBookを使ってお仕事しています。
Appleがアップルコンピュータだった頃、このメーカーのマシンを手に入れるのはちょっとした夢でした。

アップルコンピュータというのは、当時マイコン少年でMSXユーザーだった自分には、高価な海外のパソコンとして全く手の届かないスーパーカーのようなものだったので、現実的にはPC88シリーズ、FM7、X1に憧れる感じだったし、ほとんどマイコン少年がそうだったと思います。

月日は流れて、就職して、やっとMacintoshのPerformaが買えるかもなー、と思っていたとき、初代iMacが1998年8月に発売となったのです。あまりパソコンに興味の無い人はここで初めてアップルを知ったと思います。

初代は予算の都合でスルーしましたが、1999年に5色のカラーを導入して発売されたiMacを最初のボーナスを全てつぎ込んで購入しました。色はブルーベリーを選択。

「ついに、あの、アップルコンピュータが買えたんだ」と感動しました。

iMacのビジュアルに飛びついたユーザーとはちょっと違う感じもあって、Macなら何かを変えられるかもしれないと少し思ったり。

iMacを手に入れたことにより、スクールに通ってウェブデザインの勉強したのですが、そのスクールがなかなか良くて、デザイン事務所の空きスペースのようなところで実際のデザインの現場にあるものが教材になっていました。

有名ミュージシャンやブランドなどの実際の仕事が教材になってたのは刺激的ただったので、会社も辞めて地元に戻ってからも、DTVの講座を追加して都内までスクールに通いました。2000年から2001年くらいのことです。

そんなこんなでウェブデザインの創世記からこの仕事をスタートして、Macと一緒に様々なクリエイティブをしていたら、いつの間にかウェブ制作会社を立ち上げて、ワンソースマルチデバイスのコンテンツ制作にチャレンジしていました。

当時はガラケーも含めたコンテンツ制作まで対応をしていたのですが、ガラケーはなかなか手強かったなー、というのも良い思い出です。

以降、様々なデジタルのクリエイティブをコツコツと続けてきましたが、たまに立ち止まって、スティーブ・ジョブズの「Think different」なスピリッツでチャレンジ出来ているだろうかと考えたりします。

クレイジーな人たちがいる。

反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。

四角い穴に丸い杭を打ち込むように、物事をまるで違う目で見る人たち。

彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定し­ない。

彼らの言葉に心をうたれる人がいる。反対する人も、賞賛する人も、けなす人もいる。しかし彼らを無視することは誰にもできない。

なぜなら、彼らは物事を変えたからだ­。

彼らは人間を前進させた。

彼らはクレイジーと言われるが、私たちは天才だと思う。

自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、本当に世界を変えているのだから。


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