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ChatGPTとの対話 Vol.005 私の質問にどう答えるだろうか? ChatGPTの回答が間違っていることを指摘し、再度訂正してもらいました。

ChatGPTとの対話 Vol.005 私の質問にどう答えるだろうか? ChatGPTの回答が間違っていることを指摘し、再度訂正してもらいました。


私の質問 10

陳舜臣、桐野夏生、高橋克彦、東野圭吾の4氏は推理小説界の三冠王(江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、直木賞)として知られています。
 
江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、直木賞の三賞のうち、二賞の受賞者として、私が知っているのは、
 
森村誠一(江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞)
和久峻三(江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞)
宮部みゆき(日本推理作家協会賞、直木賞)
西村京太郎(江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞)
池井戸潤(江戸川乱歩賞、直木賞)
 
の5氏です。
 
これらの作家以外に、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、直木賞の三賞のうち二賞を受賞している作家を受賞作を含めて教えてください。



ChatGPTの回答 10

江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、直木賞の三賞のうち、二賞を受賞した作家として、以下の方々が挙げられます。

1.   伊坂幸太郎   - 受賞作:江戸川乱歩賞「重力ピエロ」、直木賞「ゴールデンスランバー」
2.   貫井徳郎   - 受賞作:江戸川乱歩賞「オールド・ファッション」、直木賞「ラストシーン」
3.   誉田哲也   - 受賞作:日本推理作家協会賞「親父がくれたもの」、直木賞「虹の岬」
4.   有栖川有栖   - 受賞作:江戸川乱歩賞「オルフェ」、日本推理作家協会賞「天使の殺意」
5.   横山秀夫   - 受賞作:江戸川乱歩賞「プラトニック・セックス」、直木賞「十三夜」



ChatGPTとの対話



私の指摘

1.   伊坂幸太郎   - 受賞作:江戸川乱歩賞「重力ピエロ」、直木賞「ゴールデンスランバー」
2.   貫井徳郎   - 受賞作:江戸川乱歩賞「オールド・ファッション」、直木賞「ラストシーン」
3.   誉田哲也   - 受賞作:日本推理作家協会賞「親父がくれたもの」、直木賞「虹の岬」
4.   有栖川有栖   - 受賞作:江戸川乱歩賞「オルフェ」、日本推理作家協会賞「天使の殺意」
5.   横山秀夫   - 受賞作:江戸川乱歩賞「プラトニック・セックス」、直木賞「十三夜」


 
以上のように江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、直木賞の三賞のうち、二賞を受賞した作家を挙げていただきましたが、間違いがあります。
 
掲示順に間違いを書きます。
 
伊坂幸太郎は『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞を受賞していますが、江戸川乱歩賞と直木賞は受賞していません。
 
貫井徳郎は『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞を受賞していますが、江戸川乱歩賞と直木賞は受賞していません。さらに「オールド・ファッション」「ラストシーン」というタイトルの作品はありません。
 
誉田哲也は『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞していますが、日本推理作家協会賞と直木賞は受賞していません。
「親父がくれたもの」というタイトルの作品はありません。「虹の岬」は辻井喬の作品です。
 
有栖川有栖は『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞(小説部門)と第26回日本ミステリー文学大賞は受賞していますが、江戸川乱歩賞と日本推理作家協会賞は受賞していません。
「オルフェ」というタイトルの作品はありません。「天使の殺意」は、こいわ美保子による漫画作品です。
 
横山秀夫は『動機』で第53回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞していますが、江戸川乱歩賞と直木賞は受賞していません。
「プラトニック・セックス」は飯島愛による自伝です。
「十三夜」は樋口一葉の短編小説です。
 
あまりにも間違いが多いのですが、出典元はどこですか?


ChatGPTの回答 10-2

申し訳ありませんが、私は出典元を把握しておりません。ただ、挙げられた作家のうち、一部は実際に江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、直木賞を受賞していることは事実ですが、全てが正確でないことが分かります。正確な情報については、各賞の公式ウェブサイトなどで確認することをお勧めします。



ChatGPTとの対話



ここで、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、直木賞の受賞者のウェブサイトを掲載します。

江戸川乱歩賞


日本推理作家協会賞


直木賞


私のコメント

ChatGPTの最後の回答「申し訳ありませんが、私は出典元を把握しておりません」というのは、いくら何でもまずいでしょう。

出典元を明かさず、回答していることになるからです。

ChatGPTの回答を鵜呑みにすると、間違った情報を正しい情報と取り違えてしまう危険性があります。洗脳されてはいけません。

ChatGPTが回答した内容を面倒でも検証してみることが必要です。



🔷編集後記

今回の一連の「ChatGPTと私の対話」のように、ChatGPTが間違うことがあるということは気に留めておく必要があります。自分で確認することを怠ってはいけないと肝に銘じました。

驚いたことは、ChatGPTが出典元を明示できなかったことです。

ChatGPTは日本文学に弱点があることが明らかになりました。

言い換えれば、日本文学に関する評価が低く、情報が乏しいということなのかもしれません。


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