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【回想録を書こうと思ったきっかけ】

由美子のいなくなった夏 亡き最愛の妻への想い
2016年1月25日 発行  
著者   藤巻 隆  
発行所  ブイツーソリューション


回想録を書こうと思ったきっかけ

妻の死

 妻は2015年8月8日に他界しました。私が還暦を迎えて1カ月余のことでした。私より約8歳年下でした。まさか妻に先立たれるとは夢にも思いませんでした。

 葬儀、四十九日が終わり、一段落したと思ったら心のなかにポッカリと空洞ができたように感じました。あまりに大きなショックで食べ物が喉を通らなくなり、激ヤセしました。

 40代後半から50代前半はストレスが原因なのか激太りしていました。最大で83kgありました。脂肪肝でした。 ところが、食べられなくなったため62kgまで体重が激減しました。痩せたのは良いのですが、減ったのは脂肪だけでなく、筋肉量も減ったため、筋力低下を招きました。 筋トレを再開するきっかけとなりました。

 加齢とともに記憶力は減退します。記憶力が低下するだけでなく、間違ったまま覚えていたり、記憶が曖昧になったり、自分に都合の良いように事実を作り変えたりしてしまいます。

自費出版

 四十九日が過ぎた頃から回想録を書こうと思い立ちました。記憶が鮮明なうちに記録を残しておこうと思ったのです。その際、自筆でノートに書き記すのではなく、本にしようと決断しました。「生きた証」を残しておきたいと強く思ったからです。

『由美子のいなくなった夏 亡き最愛の妻への想い』

 本であれば数十年経っても読むことができると考えました。 すぐに執筆に取り掛かりました。2015年9月から同年11月までの3ヶ月間、Microsoft Wordで毎日原稿を書きました。何かに取り憑かれたかのように、何かに背中を押されたかのように必死で書きました。

 今から振り返ってみると、亡き妻が私のそばでアドバイスしてくれていたかもしれないと感じています。「それは間違いよ。こうだったでしょ!」と。

出版に至るまで

 原稿を書いている途中で、どこに校正・印刷・製本を依頼するかネットで調べ、数社を比較検討した結果、「お手軽出版ドットコム」にお願いしました。自費出版ですからできるだけ安い料金にしたかったからです。結果的に正解でした!

 専属の担当者が一人付き、細かいところまで手が届くような対応をしてくださり、最後まで挫折せずに出版に漕ぎつけたのです。ハードカバーで四六版にしました。カバーの装丁はプロのデザイナーにお願いしました。全体の色調は妻が好きだった薄紫に決めました。写真をふんだんに入れましたので、当初は300ページを超えるものでしたが、レイアウトを変更したり、写真の数を減らしたりして結局264ページになりました。100冊依頼しました。 今では出版して良かったと思っています。

🌟 お手軽出版ドットコムの「実績とお客様の声」に紹介されています。
「遺稿集」というカテゴリに入っています。


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