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ソーシャルビジネスの志

まいど、株式会社TAKESUMIの代表取締役社長の小松です。

当社では、「竹害」から日本の里山を守るため、ソーシャルビジネスとして、日本の最高級の竹炭を用いたD2Cブランド・竹炭インテリア「TAKESUMI」を展開する竹炭インテリア事業を行っています。

ソーシャルビジネスをしていると、「私も、非営利・営利問わず、社会活動をしたいと考えているのですが、どのように『志』の部分に出会ったのですか?」という話をいただくことがあります。

「志」とは社会課題のことです。

TAKESUMIの場合は、「『竹害』から日本の里山を守る」が社会課題で、取り組みたいテーマになっています。

これについては、私も、若かりし頃に、同様に考えたことがある論点のため、よく理解ができます。

私もかれこれ15年超、会社経営に関わっていますので、社会起業家に限らず、様々な起業家を知っています。

彼らの中で、たまに、自分の人生や経験にリンクしたテーマ・領域で、起業している人がいるのです。

例えば、子どものときに大病を患って、そのため、今はヘルスケア領域でベンチャー企業を立ち上げたであったり、高校生のときに、ホームステイに来た外国人の方との交流によって、その外国人の方の国でビジネスをすることになったりなどです。

こういう起業家の話は、原体験があって、経験に基づいた話をするので説得力があります。そのため、私も、若い頃は、人生で取り組みたいと思う良いテーマに出会っていいなと思ったわけです。

しかし、私も年齢が不惑近くなって思うのですが、きっかけはあまり重要じゃないと思います。誰か困っている人がいれば踏み出せばいいと思いますし、いろいろと考えてコレだと思ったらやればいいと思います。

社会活動というと聞こえはいいですが、苦労はしますし、お金の悩みも尽きません。スタートの話は大事ではあるものの、はるかに、その後に長い旅路があるのです。

TAKESUMIの設立のきっかけは、竹炭クリエーターの南が、たまたま竹炭の効果・効能を調べて、たまたまインテリアにしてみたら評判がよく、たまたま社会的なテーマである「竹害」問題があったに過ぎません。そして、たまたまその竹炭インテリアをやりたい南と私が出会ったに過ぎません。

ソーシャルビジネスの「志」の部分ですが、いろいろ考えることは良いことだと思いますが、一般的な感覚で社会課題として認識されていることであれば、まずは一歩踏み出して、取り組んでみることが大事なのではないかと思います。

リーダーシップを発揮して、その社会課題に取り組み始めれば、誰かに話すような苦楽のエピソードには事欠かないと思います。



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