見出し画像

我楽多だらけの製哲書(N77)  ~「1730」と「730」の繋がりとマルクス~

【記事累積:1730本目、連続投稿:730日目】
<探究対象…コラム、数字、運命、マルクス>

この投稿は2016年3月に始めた本格的コラムからの累積でいうと「1730」本目である。毎日投稿する意気込みで「日々の教養」というタイトルをつけスタートしたものの、開始して2週間もしないうちに頓挫した。それでもできるだけコンスタントな投稿を心掛け、7年半で「1730」本である。【情報の収集】

しかしなぜ今日はわざわざ「1730」というキリがよいとはいえない数字についての投稿をしているのだろうか。【課題の設定】

この「1730」という数字は見た目からも分かる通り、キリはよくない中途半端なものである。では「1730」という数字に特別な意味があるかというとそうでもない。それ自体に意味があるというよりも、今日の投稿に関わる別の数字との関連で不思議な意味が出てきたのである。【情報の収集】

今日は2021年9月19日から1日も途切れずにコラムの投稿を続けてちょうど「2」年という節目なのである。1年は「365」日なので、2年だと「730」日である。だから「730」という数字は見た目から瞬時には分からない節目の意味を持っているわけである。【整理・分析】

「2」年は決してわずかな時間ではないはずである。しかしその時間の長さというのは、「理性」によって把握されることで理解できるものである。だから数字・記号として「2」年と表現しただけでは、コンパクトにまとめられすぎてしまって、目に飛び込んでくる「2」からは長さが伝わってこない。「2」が持っている印象という外部刺激を「感覚」が受けとったときに体感できるものはその程度である。しかしこれまで「2」年間、毎日欠かさずコラムをアップし続けた経験は、数字・記号では収まりきらないくらい大きなものである。それを何とか自分自身で認めてあげたいと思い、「2」年よりも「730」日という数字・記号を強調しようとしている自分がいるのである。【整理・分析】

そしてそろそろ連続投稿「730」日が近づいてきた頃、それについての記事をどう組み立てようかと考えていたら、累積記事数も「1730」本に近づいていることに気づいた。最近は1日2本ペースで探究構造のコラムをアップしているが、昨日が連続「729」日で、2本目のコラムをアップしたとき、累積記事数は「1728」本だった。【情報の収集】

このまま翌日を迎えると、その日の1本目のコラムは連続「730」日を達成する記念すべきものになるが、累積記事数としては「1729」本となるが、せっかくならば同時に百の位から後ろが「730」で揃った方が美しいと考え、昨日は3本目のコラムをアップして累積記事数の微調整をしたのである。それによって今日の投稿は連続「730」日と、累積記事数「1730」本となったのである。「730」と「1730」という2つの数字の間には相関関係は全くないわけだが、こうして百の位から後ろが揃うと、何か特別な意味があるように感じるから不思議である。【情報の収集】

「人間とは、自分の運命を支配する自由な者のことである」
これはドイツの哲学者・経済学者であるカール・マルクスの言葉である。【情報の収集】

ここから、自由というものは、単に様々な束縛から解放された状態ではなく、自分で自分の運命をコントロールできる状態であり、それこそが真の人間だというマルクスの考えをうかがい知ることができる。【整理・分析】

今日の投稿は、普段のペースならば連続「730」日と、累積記事数「1729」本という状況だったはずだが、私は自分の意志によりペースを変更し、連続「730」日と、累積記事数「1730」本という異なる状況を作り出した。それによって2つの数字の間に特別な意味があるような感覚を得て、そこから喜びや満足感など数々のポジティブな副産物を手にすることができたのである。これこそ、マルクスが述べたような「運命を支配する自由な者」の素敵で幸せな姿であると私は考えている。【まとめ・表現】

2年連続の投稿が始まった頃に、コラムの中心だったのは「我楽多だらけの製哲書」シリーズであった。しかしその後、コラムはテーマの多様化に伴い、それぞれ別のシリーズとして派生していき、その元となっていたこのシリーズとしてコラムを書くことがほとんどなくなってしまっていた。そして今ここで綴っている「自己分析やコラムの振り返り」のようなテーマの多くを請け負っているシリーズは、現在「アンラーン💣リラーン📚ためらわん♫」である。こうしてシリーズが派生していったことは、「我楽多だらけの製哲書」シリーズを軽視したわけではなく、コラムと真剣に向き合った結果である。しかし大きな節目の今日は、コラムの原点となっている「我楽多だらけの製哲書」シリーズとして書いておきたかったのである。今後、多様化したシリーズの統廃合をしていくべきなのか、それともテーマに合わせてさらに細分化させていくべきなのか、「自らの表現」を探究対象とした考察は続いていくだろう。かなり先の話になるが、1年後のこの日に連続投稿「1095」日、つまり「3」年連続のコラムを書くことができるように、さらなる自己研鑽をしようと思う。【まとめ・表現】【今後の課題の設定】

#哲学   #マルクス
#探究   #探究学習

ここから先は

0字
平均で週2回更新をしています。

日常の出来事と哲学を掛け合わせた考察をつれづれなるままに綴っています。先哲の思想は、昔のことだし抽象的で近寄りがたいと思っている人がいるか…

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?