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▶無『意』味・感想〔266〕◀(2024年8月13日)

昨日もシンガポール料理のお店を開拓するつもりで、山手線内に行ってみました。
ターゲットにしていたお店は神保町駅の近くにありました。地図アプリでは営業中と表示されていたものの、それは通常の営業時間に基づくものだったため、実際に行ってみるとお店は閉まっていたのです。

そこで別のお店を検索したみましたが、先日訪れたお店以外にシンガポール料理のお店はなく途方にくれていました。

しかし再び地図アプリを起動させ、アジア料理で検索してみるとタイ料理のお店がそれなりにあることが発覚。そこでタイ料理屋さんならば「カオマンガイ」を注文することで、「チキンライス」を食べたこととの等価交換ができるじゃないかという「妥協」の思いから、さっそく近くのお店へ。

少し歩くとタイ料理屋さんに到着しましたが、残念ながらここもお休みだったのです。

悔しいので、他にも近くにタイ料理屋さんがないか検索すると、「メナムのほとり」というステキな名前のお店が見つかりました。「メナム」というのは、おそらく「メナム川」のことだと思います。自分が小学生のときだとバンコクが河口になっている川として地図帳に記載されていました。しかしこの川の名前は現在だと「チャオプラヤ川」と記載されるのが一般的です。

なぜ以前は「メナム川」と呼ばれていたのかというと、単に「川」という意味のタイ語「メーナーム」という音を、タイを訪れた外国人が川の固有の名と勘違いしたことに由来しているようです。そして「チャオプラヤ川」をタイ語できちんと表現すると、「メーナーム ジャオプラヤー(แม่น้ำเจ้าพระยา)」となります。

とにもかくにも、私は営業中のお店を求めて再び歩き出しました。3軒目の「メナムのほとり」はありがたいことに営業していました。

安堵の気持ちでお店に入り、席に座ります。しかしランチメニューを見てみると、「ガパオ」や「タイカレー」はあっても、「カオマンガイ」はありません。通常のメニューも確認してみましたが、ここにもありませんでした。

しかしせっかく見つけたタイ料理のお店なので、ここでいいかという「妥協」の思いから、「メナムランチセット」を注文したのでした。

結局、妥協に次ぐ妥協で、当初考えていたシンガポール料理ではなく、チキンライスの代わりにしようとしたカオマンガイでもない、タイ料理のランチに落ち着いたのです。最初の想定とは全く違いましたが、ガパオもタイカレーもトムヤムクンも美味しかったので、これはこれで良しとします。

夏休みはもう少し続くので、次回はきちんとシンガポール料理を食べようと思います。

【連続投稿:1059日目】

#この街がすき   #旅のフォトアルバム

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