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❖ラオス見直す益々カオス(1)❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2024年2月24日)

【記事累積:1955本目、連続投稿:888日目】
<探究対象…ラオス、ビエンチャン、ルアンパバーン、鉄道>

♪サバイディー(ສະບາຍດີ、こんにちは)

いつかやろうと思っていて、結局しないまま終わってしまうものって結構あります。今日はそうやって先送りしてばかりだったもののうち一つをようやくクリアできました。さて、それは一体何なのでしょうか。

今回のものはいつかやろうと思ったとは言っても、ラオス第1期のときは、実行しようと思ってもできなかったもので、「中国ラオス鉄道に乗車すること」でした。

ラオス第1期を終えてから開通となって、昨年度、タイに住んでいたときからチャンスがなかったわけではありませんが、今年度再びラオスに住むことになって、乗車のチャンスが格段に増えたわけです。

今回の狙いは、中国ラオス鉄道に乗ることが主目的だったので、行き先にこだわりはなかったものの、せっかくなのでルアンパバーンまで行くことにしました。

いつもラオスについて綴っているシリーズのタイトルは、❖ビエンチャンを見てんじゃん❖なのでそのままではルアンパバーンのレポートとの整合性がとれません。そこでラオス全土のレポートに対応できるシリーズも作ることにしたわけです。これならば、ビエンチャンかどうかは関係なくなります。

ルアンパバーンまでは2時間20分くらいの旅で、その行程のちょうど半分くらいのところには、アウトドアのアクティビティで有名なヴァンヴィエンがあります。

やはり人気の観光スポットということで、ビエンチャンの駅から乗った人々の半分くらいはヴァンヴィエンで降りていきました。そして同じくらいたくさんの人が乗車し、これらの人々はおそらくルアンパバーンを目指しているのだと思います。

ルアンパバーンは以前から国内線があったので、そこまで行きにくい印象はなかったのですが、ヴァンヴィエンは以前は車で行くしか手段がなく、鉄道の開通はアクセスを劇的に容易にしたと思います。

鉄道で便利になったのは良いものの、実際に乗車して感じたのは、それぞれの車両の前と後ろのドアから皆が一斉に入り、我先にと席を目指すため、通路で進行方向の衝突が頻発し、前にも後ろにも動けない残念な渋滞がなかなか解消されないことでした。

不思議なのは車両の半分より前の方にある席なのに、前のドアではなく後ろのドアから入り通路を進もうとする人と、その逆の動きをする人が同じくらいいて、結果として車両の中央付近でぶつかりスムーズに進めなくなっていたことです。

乗ったときに自分の席が通路のかなり先の方だと分かったら、一度戻って外に出て席に近い方のドアから入った方が通路が混雑しないと思います。しかし皆さん、その混雑した通路を強引に突き進もうとして、余計に混雑が増していました。

私の席は車両の中央で、反対の進行方向同士が何とかすれ違おうとするため、私の足元のスペースに何度も人が入り込んでくる状態で困りました。

今回はそんな車両内のカオスを体感できました。今日は午前中に授業を行い、夕方からルアンパバーンを目指しましたが、有休はとらずに火曜日の授業までにビエンチャンに戻るという強行スケジュールになってしまいました。次に鉄道を利用するときは有休をとって長めに滞在したり、もっと近場のヴァンヴィエンを目指しても良いなと思っています。

ちなみに「鉄道」はラオ語で「ທາງລົດໄຟ(タンロットファイ)」といいます。同じくタイ語では「ทางรถไฟ(タンロットファイ)」です。

♪ポップ・カン・マイ(ພົບກັນໃໜ່、また会いましょう)

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