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❖トラウマはSUBWAY のように心の奥底にまで侵入してくる~Trauma invades deep into the heart like SUBWAY~❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2022年3月17日)

(長さも中身もバラバラ、日々スマホメモに綴る単なる素材、支離滅裂もご容赦を)

◆トラウマはSUBWAY のように心の奥底にまで侵入してくる◆
私にとってSUBWAYは鬼門である。私とSUBWAYとの最初の戦いは10年前に遡る。決戦の場はシンガポールであった。
For me, SUBWAY is a demon. The first battle between me and SUBWAY goes back 10 years. The place of the decisive battle was Singapore.

2012年4月2日の早朝、雷雨の激しさで目を覚ました。前日の夕方に初めてシンガポールに降り立ち、夜に早稲渋の先生方と食事をし、学校に用意していただいたホテルに一泊していた。ホテルはClarke Quay (クラークキー)駅前のClarke Quay Central向かいにあるSWISSOTEL MERCHANT COURTであった。

シンガポール2日目はホテルからいよいよ早稲渋に向かうのだが、朝の出発時間まではまだ時間があり、同じく赴任していた同僚と朝食をとることにした。同僚は昨年度まで別の日本人学校に勤めていた人で、教科は英語であり、海外での行動は慣れていた。同僚の提案で、ホテル向かいのCentral内にあるSUBWAYに入った。

SUBWAYは、マックなどのように決まっているセットなどを選べば終わりではなく、パンの種類、野菜、トッピング、ドレッシングなど様々なプロセスがあって、それぞれを選択しなければならない。

初めてのシンガポールのアウェイ感と貧困な英語力という劣等感に加えて、初めてのSUBWAYにおける注文システムのハードルの高さが生み出す緊張感が、大きな不安を作り出していた。とにかく注文を終わらせなければという思いが先行して、アレンジを楽しむという要素は皆無であった。

最初のパンの選択で、自分の発音が伝わらないことに焦った私は、結局、発音しやすいものを選ぶことにした。パンはイタリアン、野菜はオニオンだけ、トッピングはチーズだけ、ドレッシングは覚えていないが、全体としてシンプルすぎるヘルシーなサンドイッチになってしまった。

こうしてシンガポールの洗礼を受けた私にとってSUBWAYは、トラウマみたいなものとして、苦い記憶になっている。だから、その後、SUBWAYを使う機会が何度かあったが、いつも変な緊張感に包まれてしまうのである。

そして先日、久しぶりにSUBWAYを利用した。今までと同様にやはり緊張感があった。今回は自分の成長を実感したかったが、パンはホワイト、トッピングはチーズ、野菜はピーマンとオニオン、ドレッシングはバシルという感じで、野菜が2種類注文できたものの、さほど成長は感じられなかった。調べてみると、次に赴任する国にもSUBWAYはあるようである。現地の言葉だけでなく英語も通じるようなので、次の国ではSUBWAYに勝利したいと思う。

やはりトラウマのようなものは、後々まで尾を引くものである。それが幼少期であれば、なおさらである。ウクライナ情勢で、爆撃の音、人々の叫び声、人々の険しい表情、避難中の喧騒などによって、大きな不安や恐怖や緊張に覆われた子どもたちの心の状態が心配である。表情は平気な様子でも、心の中が同じとは限らないし、この異常事態によって心の健康は削られていると考えてあげた方が良いだろう。身体の健康・安全はもちろんのこと、心の健康・安全としてケアは不可欠である。
After all, something like trauma is something that will end up in the future. Especially if it was a childhood. In the situation in Ukraine, the sound of bombing, the screams of people, the rugged facial expressions of people, and the hustle and bustle of evacuation are worrisome about the state of mind of children who are overwhelmed by great anxiety, fear and tension. Even if the children's facial expressions look calm, their minds are not always the same, and it is better to think that this abnormal situation has reduced their mental health. Care is indispensable not only for physical health and safety, but also for mental health and safety.

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