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▶無『意』味・感想〔188〕◀(2024年5月20日)
駅で見かける缶やペットボトル回収のBOXですが、よく見かけるものとは一味違います。缶やペットボトルを入れる場所が鉄製の扉で覆われているのです。
よく見かけるものは、単に穴が空いていて、入れるのにはその方が便利なのですが、このBOXはわざわざその扉を上にあげないと入れられません。最初に見たときは一手間かかるので面倒くさくなるのにどうしてこんな作りにしたのだろうと思っていました。そして、これだと入れるのを止める人も出てくるのではないかと思いました。
そして少し考えた後、このBOXの意図はまさにそこにあることに気づきました。もし単に穴が空いているだけだと、気楽に物を入れられるので、リサイクルのためのものだけでなく、関係のないゴミも「捨てる」ことができてしまえます。
しかしこの作りだと、その「捨てる」という行為に一手間かかるため、リサイクルとは無関係の物を入りにくくなるわけです。ちょっとした工夫ですが、それだけで安易に捨てようとする人の心理に訴えかけることができて素敵な工夫だと思いました。
【連続投稿:974日目】
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