▶無『意』味・感想〔247〕◀(2024年7月21日)
休日の駅構内は、お店によってはシャッターを閉めて営業していないところもあります。
そういった場所は人通りも少なくて、人の目が行き届かないデッドスペースになりがちです。
そのスペースに一羽のハトがいました。
奴はどんな思いでここにいたのでしょうか。
人気がない場所の風紀が乱れないようにしているのでしょうか。
シャッターへいたずら書きしたくなるような思いの芽を摘んでいるのでしょうか。
シャッターをこじ開けて店に入ろうとする輩を牽制しているのでしょうか。
そんな治安に対する思いでここにいてくれたらとても頼もしいことです。
しかし気を張っているというより、リラックスしているという感じなので、単にここで休憩しているだけのような気もしますね。
ハトは平和の象徴と言われることがありますが、奴の様子を見ていると、「平和を運んでくる」というよりも、「平和で休んでいる」という感じですね。
旧約聖書の頃と現代とでは、ハトを取り巻く環境は大きく異なっているので、象徴の意味合いが変わるのも仕方がないと思います。
【連続投稿:1036日目】
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