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▶無『意』味・感想〔226〕◀(2024年6月30日)

退勤した後、家の近くのマックに必ず寄ることにしています。
マックでは注文をすると呼び出し番号の紙が渡されます。

この前、私にとってとても重要な意味を持つ番号がその紙に記されていました。

「106」

この番号の前にBがついた「B106」は、高校時代の寮生番号です。
自分のあらゆる持ち物に記名しなければなりませんでしたし、寮内で呼び出されるときもB106が私自身を示すものになっていたため、アイデンティティの一つとして今でも自分の中に刻まれています。

そのためこの「106」と記された紙を受け取ったとき、高校時代の記憶が一気に湧き出てきました。

人生の中で自分を表す番号は他にもあります。この寮生番号は3年間でしたが、例えば8年間勤めた私学での職員番号は、寮生番号よりも長く私と繋がっていたはずなのに、自分との結びつきの強さは、圧倒的に寮生番号が勝っています。

そう考えると、自分と関わる番号との結びつきの強さというものは、どれだけの時間繋がっていたのかという「量的な要素」よりも、どれだけ認識する機会があったのかという「質的な要素」が大きく影響するのだと思います。

さて昨今話題のマイナンバーなるものは、私にとってどちらの要素になっているでしょうか。

【連続投稿:1015日目】

#この街がすき   #旅のフォトアルバム

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