冬のさんぽ道 【お散歩日記】
どうも、大枝です。
今回は忘れた頃にやって来るあのシリーズ回です。
あの、とは言っても「どのだよ」と聞こえて来そうなので説明すると、散歩して見つけた風景をご紹介するシリーズです。
小説やエッセイ書き散らしてますけど「このシリーズでまとめて欲しい!」って要望ありましたら是非コメントして頂けると幸いでございます。
夏にご紹介したご近所散歩道の冬版を今回はお届けしようと思います。
今回は大切な人から預かっている一眼で撮った写真をメインにお伝え。
夏版は以下から。
前回とは違うルートで、でも目的地は前回と同様、街の丘陵地帯を目指しての一人行軍。
冬の埼玉に見られる雄大で壮観な住宅街を抜け、いざお散歩開始。
歩いていたら先日わずかに降った冬の落し物を発見。
落とし物だったのですぐに交番へ届け、「君は頭がどうかしている」と言われつつ、真顔でお散歩続行。
すると真昼間っから大胆に誘いを掛けて来るお嬢さんに遭遇。
「お嬢さん!股をお隠しになりなさい!とにかく股をお隠しになりなさい!」
と声を掛けます。
するとこんな返事が。
読んでみたが、言ってる意味が分かりそうで分からない。
なんだ、この自動翻訳を見た時のような気持ちは……。
とっさにAmazonの中華製掃除機の画像にあるキャプションを思い出す。
新たな掃除機はあなたの健康に維持する!
インテリアと相互する感覚なファッション!邪魔は部屋に訪れません!
その音域は子供の寝る隙間を起こしません。良好。
そんな文を想起しつつ、足を進めます。
するとバリケードを突き破ってモンスターが街へ飛び出した証拠を発見。
あちこちから上がる悲鳴が聞こえて来そうです。
お願い、急いでS.T.A.R.S。
丘陵地帯へ向かうこの景色が大枝のお気に入り。
なんてことのない見慣れることの出来る風景は、心が腰を下ろすことと同義だと感じています。
あれれ、さっきの中華宣伝文のおかげで日本語が若干怪しくなってます。
市民憲章があったことを初めて知りました。
中々にハードルが高く、読んでいるうちに「生産」の辺りで何故かスターリンを思い出す結果に。あれ、この街は赤いのかな。
「としより」と堂々と言い切る姿勢に強さを感じます。
基本的に焼鳥と大学とカントリークラブな街なのですが、犯罪発生率が低く礼儀正しい人が多いイメージはあります。
僕はこの街で生まれ育った訳ではないので知りませんが、徹底した洗脳教育が実地されているのかな。
蜘蛛の巣とバス停。
ラーメン屋だけどコーヒー推しな店。
埼玉県の特性なのかも分かりませんが、僕の地元の喫茶店も推しはラーメンだったりします。
ラーメン屋でコーヒー出すか、喫茶店でラーメン出すかの違いだけなので、埼玉は基本的にバグってるのが通常運転出発進行なのです。
有名な彫刻家と縁があるらしく、街のあちこちに銅像があるのですが岡村隆史もありました。
街に掛かる橋。そして九十九(ナインティナイン)川。
ほら、やっぱり岡村隆史。
歩いていたら「煙草が吸いたい」の欲求が起きて来たので近くの公園へ足を運びます。
少し横道を逸れると冬らしい枯れ葉道を発見。
冬って外で煙草を吸うと妙に美味しく感じます。
だから失火が増えんのかな。
しばらく歩いて行くと夏の散歩道でもご紹介した「のびのびロード」と再会。
実は撮影してる場所は交差点のど真ん中なので、注意しないと普通に轢かれます。
なんか好きなんですよね、この坂道。
丘陵地に入ると大きな団地群が姿を現します。
スーパーや銀行なんかもあって、駅から離れているのにも関わらず一つの街が形成されてます。
坂に沿っておうちが沢山並んでいるのですが、バブルを感じさせるような造りの家もあったりで、少し鬱蒼としているのが大枝小説と近い雰囲気です。
ニュータウンで不気味な現象が起き続けるお話し書きたい。
ポイ捨て禁止の看板を見つけたのですが、手の大きさを見る限り運転手は相当な巨人のようです。
一体どんな形で車内に収まっているのか小一時間立ち尽くして考察しましたが、「車内が四次元」で解決する事にしました。
イニシャルDなカーブ。
ギャーギャギャギャブーンブーン!
ギャギャギャーーーーーン!!!!
ブーン!ブーン!!!!
団地群を周回する散歩道を通りながら夕暮を迎えます。
この日はそんなに寒くなかった。
歩いているとカプセルハウスを発見!
科学技術の向上を感じました。
技術の進歩のおかげで日本の未来は明るいようです。
久しぶりに再会した柿の木公園。
なんで柿の木なんだろ?って思ったら公園の遊具に答えと熱いメッセージが込められていました。
こちらも久しぶりに再会した団地群内に存在する高級お便所。
公園が柿の木だから「さるかに合戦」なんですね。
予想外の着想、アイデアに脱帽します。
名前忘れた橋と再会。
おもいで橋だか虹の架け橋だか、確かその辺りな感じの名前です。
下を覗くと「ひいいいいいいい!!」します。
身を乗り出して写真を撮っていたら横を通った女学生二人組に
「ヤッバ……」
と言われました。
内心「君達が想像する57倍はヤバいよヤバいよダヨ」と答えながら撮影し続けました。
秋冬の間の子の忘れ物を発見。
これももちろん交番に届けます。
暗くなって来たので厚揚げと炭酸水を買って帰ります。
それでも日が暮れるのが少し遅くなって来たのかな、と実感。
暗くなるのは早い。
冬の散歩も中々良いものだな、と思いながら帰宅。
流石に辺りが夜に染まると寒くなりました。
また何処かへ出掛けたりフラッと行ったりしたら書きたいと思います。
最後は記事とは無関係の昨年作った駄菓子屋のジオラマでお別れ。
それではまた、次のお散歩で。
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