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こんにちは。堀内猛志です。
4月から優秀なMBAホルダーを経営の戦略パートナーとして経営者とマッチングするサービスを始めました。

なぜ始めたのか?

労働人口不足はもはや詳細を語る必要はないでしょう。少子化が進む日本において、労働人口不足は一丁目一番地の社会課題となっています。

私は17年間HR領域に身を置き、経営者の人事戦略パートナーとして、個人のキャリアデザイナーとして、日本の労働市場の問題と向き合いながら、労働人材不足を解決できる方法を考え続けてきました。

転機となったのは21年4月に早稲田大学ビジネススクール(WBS)に入学したことです。新型コロナをきっかけに、社会人になってから毎晩行っていた夜の会食ができなったので、空いた時間を有効活用しようと始めたのが、MBA所得のための勉強でした。

私は新卒からベンチャー企業に身を置いていたので、座学よりも実践で学ぶことの方が多かったです。30代後半に差し掛かり、改めてきちんと学び直そうという気持ちで15年ぶり2度目の早稲田大学入学を決めたのですが、得られたものは体系的な経営学以上に優秀な人材たちとの繋がりでした。

WBSの友人たちと交流を深める中で興味深いことに気づきました。私から見ると非常に優秀な彼ら、彼女らが、自分の強みをはっきりと見出すことができずにキャリアに悩んでいるということです。衝撃でした。だからこそ思いました。こういう方たちの力を人材不足で悩む地方企業、中小企業で活用できると、企業側も個人側もハッピーになれるのではないかと。

なぜMBAホルダーの複業的支援は有効的なのか?

数年前から複業市場は盛り上がっているように見えます。しかし、供給(副業を始めたい個人)が多く、需要(人材が欲しい企業)が少ないという、転職市場と逆の現象が起きているため、それほど大きな成長はしていないのが実態です。企業は人材不足ですが、正社員に拘っているのです。

これは考えて見ると当たり前です。複業は、個人にとってはお試し感があってリスクが少ないのですが、そういう人が来てしまうことが企業にとってはリスクだからです。また、日本ではジョブ型雇用を取り入れていない企業が多いため、外部人材向けに業務を切り出すことができないことも原因の一つだと考えます。

前者の問題はMBAホルダーであればクリアになると考えました。理由は以下の通りです。

①真面目で自分に厳しい人が多いこと
ビジネススクールでは2年間勉強をし続けます。働きながら勉強をするので、授業は平日の夜と土曜日、それ以外の時間で課題に取り組みます。ほとんど寝る暇のない2年間を過ごして勉強するための費用に約300万円かかります。中には企業派遣の方もいらっしゃいますし、1年で卒業のコースもあります。しかし、ほとんど人は、自分の時間とお金を費やし、自分の成長にコミットします。本当に真面目で誠実な人たちばかりです。そんな人たちにとって、MBA取得後に複業の時間をきちんと捻出することは難しくないし、複業経験を通じて企業に貢献し、自分を成長させようとすることにも真面目に向き合うのです。

②お金目的ではなく次のキャリアのことを真剣に考えていること
MBAホルダーは、皆さん本業で高い報酬を得ることができています。なのでお金を目的に複業を始める人は一人もいません。それよりも複業経験を通じて自分の強みや得意を見出し、次のキャリアに活かしたいと考える人が多いです。ゆえに、複業先の希望も、転職と違い、企業のブランドや報酬を気にしていません。それよりも、経営を学んできた人材だからこそ、経営者のそばで経営に近しい業務をともにできる経験を望んでいます。中小企業が正社員募集をした場合、応募もなければ、年収が合わないゾーンの人材です。このような人材が、複業だからこそマッチングが実現できるのです。

何をやっているのか?

サービス名称の通り、経営者とMBAホルダーをマッチングするのが当社のサービスです。大枠で言うと複業紹介サービスですが、一般的な複業マッチングサービスと違って顧問紹介サービスに近いと考えてください。

顧問サービスの市場も非常に伸びています。ただし、複業サービスと違って顧問人材がマッチングしやすいのは、顧問人材が「有名な●●社で●●という役職についていた人」というような肩書を持っているためです。わかりやすいバックボーンのおかげで、経営課題という広いジョブにもまるっとマッチングさせることができます。

しかし、MBAホルダーはそうではありません。優秀な人材ではありますが、30代~40代が中心で大手企業の課長~部長職が多く、まだ顧問として納得してもらえるタイトルかどうかと問われるとそうではありません。

顧問はできないが、複業紹介に多いスタッフクラスの案件ではスペックが合わない。このふたつの間にあるミドルクラスのマーケットを狙ったサービスになっています。とはいえ、そのレイヤーのジョブを切り出すのは非常に難しいです。いわゆるPMを外に出すということなので、開発職や専門職なら可能ですが、ビジネス職では社内にいないと厳しいと言われるポジションです。

これらを踏まえて、企業規模でレイヤーを切ることにしました。

MIGIUDEが狙うターゲット企業ゾーン

顧問紹介は週1のMTGだけで50~60万円かかります。それだけの金額を支払うことはできないが、専門性の高い人材や優秀な人材にサポートしてもらいたい経営者は小規模であればあるほどたくさんいます。そういった経営者をメイン顧客としてサービスを展開しています。

どうやってやるのか?

複業市場が成長しきれない原因のもうひとつが『日本ではジョブ型雇用を取り入れていない企業が多いため、外部人材向けに業務を切り出すことができないことも原因』と前述しました。ここを解決しない限り複業市場の成長は見込めないと考えています。逆に言うと、この課題が解決すれば、市場は一気に成長します。そこを狙ってスキームを作っています。

SOHO企業の経営者が外部人材を活用しづらいと思う要因は以下の通りです。

①自社のイシューを明確に言語化し整理できていない
②困っていることは多いのに何を外部に依頼すればいいのかがわからない
③外部人材が何ができるのかわからないし信用できない

MIGIUDEではこの3つをクリアできるスキームになっています。詳細はこちらには言及しませんが、是非、ご興味を持っていただければご説明させていただければと思います。

【まとめ】MIGIUDEを活用すべき理由

【企業側】MIGIUDEを活用すべき理由

ポイントは3つです。
①顧問紹介よりも安く経営戦略のパートナーを活用できる
②経営を体系的に学び、誠実に業務に向かうMBAホルダーに特化している
③外部人材を活用しづらいと思う前述した3つの要因をクリアできる

まずは以下よりご登録ください。

ご登録いただいた企業様には当方よりご連絡致します。

【MBAホルダー側】MIGIUDEを活用すべき理由

ポイントは5つです。
①MBAで学んだことを活かせる経営戦略案件がある
②他社サービスでは出会えない経営者とのマッチングができる
③複業ができない人にはプロボノ案件もご案内できる
④自身の売りを見出せない人にはカウンセリングからスタートできる
⑤MBAホルダーである堀内が間に入ってサポートを行う

是非こちらより登録をしてください。

今後は、実際の活動事例を公開していきたいと思います。


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