Takeshi Yahagi

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いわきFC、大黒柱・山下選手の活躍で勝利!

 J2リーグ第32節、8月27日(日)、対ロアッソ熊本戦をネット観戦。結果は、4-2のスカッとする逆転劇、勝ち点37、15位に浮上した。今後、この勢いをもってチームは、どんどん上を目指すことになるだろう。  今回の田村采配は、試合後のインタビューで本人がミスと認めた先発布陣が原因で思わぬ前半ビハインドを強いられてしまった。しかし、ハーフタイムでの「激」と選手交代が功を奏して、見事な逆転勝利を手に入れた。試合開始時の布陣は、家泉、遠藤選手に石田選手を加えた3バック。アンカーに下

    • いわきFC:エキサイトメントをもっと!

       J2リーグ第31節、8月19日(土)、対東京ヴェルディ戦をいわきGFで観戦(ネット配信で二度見した)。結果は、0-0のドロー、勝ち点34、18位となっている。今回の田村采配は、「やりくり」と「わりきり」がベースであったように思う。GKは、リーグ戦初出場の田中選手(背番号1)。前節出場のGK高木和選手は、前所属がヴェルディなのでこの試合は不可。なんと、今シーズン12試合出場の鹿野選手に代わって、チーム最年長(33歳)がリーグ戦で初めてゴールマウスを守った。事情は不明だが、監督

      • いわきFC:「決めきれない病」の克服には、何が必要か?

         J2リーグ第30節、8月13日(日)、対ヴァンフォーレ甲府戦をいわきGFで観戦(ネット配信でもう一度見た)。結果は、1-1のドロー、勝ち点33、17位となっている。残り12試合、残留問題を語るにはやや早すぎるが、頭の体操をしてみる。昨年の降格チームは、FC琉球(勝ち点37)と岩手グルージャ盛岡(同34)、両チームの一つ上で残留した20位は、ザスパクサツ群馬(同42)であった。残り12試合で、3勝1分けで勝ち点10が積みあがり、43と、昨年の基準では、残留となる。今年は現時点

        • いわきFC:巧みなリスク管理でクリーンシート!

           J2リーグ第29節、8月6日(日)、対Vファーレン長崎戦をネット観戦(2回も見た)。結果は、0-0のドロー、勝ち点32、17位に一歩前進した。この試合、派手なシーンはそれほどなく、膠着感が続く「守り合い」「リスク管理優先」の展開となった。ただ、どちらのチームに1点取れれば、勝ち点3を獲得できたような内容だった。しかし、「二度見」をしたことから言えるように、見入ってしまう緊張感があった。  いわきのシステムは、3試合ぶりに4バックに戻し、相手のストロングであるファンマ選手の抑

        いわきFC、大黒柱・山下選手の活躍で勝利!

          いわきFC:ジュビロの層の厚さに敗れる!

           J2リーグ第28節、7月29日(土)、対ジュビロ磐田戦を、ほぼ満員(5,039名)のグリーンフィールドで観戦(いつもの観戦場所を確保できなかった)。結果は、0-1の敗戦、勝ち点31のまま18位に一歩後退した。この敗戦で、今期の0-1敗戦数が実に7つとなった。その内、後半残り15分以内の失点による敗戦が3(磐田戦が3つ目)。流石にJ2では、相手もレベルが高く、一瞬たりともスキを見せてはならないことを痛感した。  失点のシーンは、後半40分、石田選手の惜しいシュートの後、ゴール

          いわきFC:ジュビロの層の厚さに敗れる!

          いわきFC:マネージメントの勝利、7戦4勝3分!

           J2リーグ第27節、7月22日(土)、対大分トリニータ戦をネット観戦。結果は、2-1の勝利、勝ち点を31に伸ばし、17位に浮上した。この勝利は、解説の増田忠俊(ただとし)氏も言及していたが、優れたチームマネージメントによるものだった。すなわち、①スカウティング②選手選考③システム変更④ゲーム運営が卓越していた。  ①の優れたスカウティングあって、②以下が成り立つ。そこには、分析担当者の貢献も大きいと思う。大分のやり方を徹底分析し②以下が実行されたようだ。選手の選択では、怪我

          いわきFC:マネージメントの勝利、7戦4勝3分!

          いわきFC:惜しい引き分け、6戦無敗!

           J2リーグ第26節、7月15日(土)、対レノファ山口戦をネット観戦。結果は、0-0のスコアレスドロー、勝ち点を28に増やしたが順位は19位(22チーム中)で変わらずだった。好調同志の一戦とあって、強度の高い好試合だったが、いわきとしては、3回あった決定機に決められず、惜しい引き分けとなった。ハーフタイムから出場した岩渕選手による「劇場」も不発に終わった。故郷の小倉に近い山口での開催となった有田選手の活躍に期待がかかった(ご家族も観戦、たぶん)が、その奮闘はゴールという結果は

          いわきFC:惜しい引き分け、6戦無敗!

          いわきFC:またまた岩渕、神ってる!

           J2リーグ第25節、7月9日(日)、対水戸ホーリーホック戦をいわきグリーンフィールドで観戦。結果は、4-3の大逆転勝利、勝ち点を27とし、自動降格圏を脱出、19位(22チーム中)に浮上した。このド派手な「岩渕劇場」をライブで見ることができたのは、実に幸せだった。  いわきグリーンフィールドは、小規模なスタジアムなので選手達までの距離が近く、観客の満足度は高い。しかも、今回は、「もうだめか」という絶望的な状況からの大逆転劇。その上、主役が、4試合連続ゴールの背番号19なのだか

          いわきFC:またまた岩渕、神ってる!

          いわきFC:やっぱ、岩渕、持ってるぅ!

           J2リーグ第24節、7月6日(水)、対とちぎFC戦をいわきグリーンフィールドで観戦。結果は、1-0の勝利。これで田村監督に交代して4戦2勝2分け、降格圏を脱することはできなかったが、直ぐ上20位の金沢と勝ち点24で並んだ。  小雨降る、週中の一戦、KO7時という条件ながら、観客は2,888名とかなり入った。前回の栃木戦(第11節4月23日)は、有田、遠藤選手が顔から流血という激しいバトルの末、0-1で敗れ、5連敗のきっかけとなった因縁の相手。今回は、「少なくともデュエルで相

          いわきFC:やっぱ、岩渕、持ってるぅ!

          いわきFC:やっぱ、岩渕、面白れぇ!

           J2リーグ第23節、7月2日(日)、対ブラウルブリッツ秋田戦をネット観戦。結果は、1-1の引き分け。アウエーで貴重な勝ち点1を持ち帰った。  この一戦、Dazn実況放送の解説は、柱谷哲二氏(元日本代表ディフェンダー)。解説内容が的確でとても参考になった。同氏が注目選手として挙げたのは、秋田・背番号5河野貴志、いわき・背番号4家泉怜依。CBの専門家として柱谷氏が注目したわけだが、両者ともナイスプレーを連発したが、共に失点にからみ、同ポジションの重要さが改めて浮き彫りになっ

          いわきFC:やっぱ、岩渕、面白れぇ!

          いわきFC:大宮に大勝、何が変わったのか?

           J2リーグ第22節、6月24日(土)、対大宮アルディージャ戦をネット観戦。結果は、5-1の圧勝。大宮が気の毒になる内容であった。この大宮戦で見えたいわきFCの変化、後半への期待を考えて見たい。  先制点は開始7分、谷村→有田→吉澤選手。ロングボールを吉澤選手が競り、こぼれたボールを谷村選手が右の有田選手に展開、有田選手が強引にボールを前に運び、GKとDFの間に鋭いパス。これを、吉澤選手が体ごと押し込んだ「泥臭い」ゴール。この試合は、田村監督になってから2戦目。「4-1-4-

          いわきFC:大宮に大勝、何が変わったのか?

          いわきFC:光明は見えたのか?

           J2リーグ第21節、6月18日(日)、対ジェフユナイテッド千葉戦をグリーンフィールドで観戦。結果は、0-0のスコアレスドロー。翌19日(月)には、対流通経済大とのトレーニングマッチを同じくGFで観戦。結果、直ぐにやって来る後半戦の開始に向けてポジティブな印象を持った。  先ずは千葉との戦い。千葉は、先発陣に聞きなれた名前が多いのに加え、ベンチの控えも充実、16位に低迷しているのが信じられない選手層の厚いチームであった。実際、チャンスメークは、圧倒的に千葉。ポストやクロスバー

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          いわきFC:監督交代・魂の息吹くフットボールの再構築へむけて!

           J2リーグ第20節、6月11日(日)、対モンテディオ山形戦をネット観戦。結果は、0-3の敗戦。だが、前半は、選手達に笑顔が見られ、4日前に経験した天皇杯2回戦での惜敗を引きずってはいない印象だった。  その天皇杯とは、6月7日(水)対徳島ヴォルティス・アウエー戦。0-0で迎えた終了間際のロスタイム、山下選手のコーナーキックを遠藤選手が倒れながら頭で押し込み先制した。速報でしか経過を知るすべがなかった筆者は、そこで「勝ったね」とツイートしてしまった。しかし、ロスタイムの残り時

          いわきFC:監督交代・魂の息吹くフットボールの再構築へむけて!

          いわきFC:ロアッソ熊本は、いわきFCの進化形か?

          J2リーグ第19節、6月3日(土)、対ロアッソ熊本戦をグリーンフィールドで観戦。結果は、0-4の敗戦。スコアを見ると完敗のようだが、いわきの時間帯もあり、「あそこで決まっていればどうなっていたか」という試合であった。特に、前半9分の谷村のシュート、GKに阻止されたが、こぼれ球に味方が反応できなかった。リーグ最少得点(最多失点タイ)を象徴するような場面であった。一方、熊本の4点目は、こぼれ球が熊本の選手に有利なところに転がった結果だ。いわき後半42分の吉澤選手のシュートも、無

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          いわきFC:13試合ぶりのクリーンシート。経験値、上昇中!

           J2リーグ第18節、5月21日(日)、対東京ヴェルディ戦をネット観戦。結果は、0-0のドロー。アウエーで勝ち点1を獲得した。内容は、完全に割り切った戦い方「前半は絶対に点を与えないで、後半勝負」。前節の磐田戦とほぼ同じ考え方だった。磐田戦は、後半走力で上回り、圧倒する時間が多かったが、押している中で、先制点を許し、最後は何とか追いついて、アウエー勝ち点1を得た。一方、今回のヴェルディ戦は、後半23分、嵯峨選手がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得した。しかし、相手GKのフ

          いわきFC:13試合ぶりのクリーンシート。経験値、上昇中!

          いわきFC:『魂が息吹くFBに』マジで魂が揺さぶされた磐田戦!

           J2リーグ第17節、5月21日(日)、対ジュビロ磐田戦をネット観戦。終了間際の遠藤選手の同点ゴールだけでなく、いわきの戦いぶりに何回も「感動」を覚えた試合内容であった。結果は、1対1のドロー。アウエーで勝ち点1を獲得、20位に浮上、自動降格圏外となった。  ジュビロ磐田は、清水エスパルス同様に昨年1部の強豪チーム、戦前は苦戦が予想された。前半は、予想通りの展開で、風上の磐田が攻めて、いわきは守備に専念する展開。いわきの守備陣は、宮本選手が前節に続いてこの試合でも右サイドバッ

          いわきFC:『魂が息吹くFBに』マジで魂が揺さぶされた磐田戦!