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いわきFC:巧みなリスク管理でクリーンシート!

 J2リーグ第29節、8月6日(日)、対Vファーレン長崎戦をネット観戦(2回も見た)。結果は、0-0のドロー、勝ち点32、17位に一歩前進した。この試合、派手なシーンはそれほどなく、膠着感が続く「守り合い」「リスク管理優先」の展開となった。ただ、どちらのチームに1点取れれば、勝ち点3を獲得できたような内容だった。しかし、「二度見」をしたことから言えるように、見入ってしまう緊張感があった。
 いわきのシステムは、3試合ぶりに4バックに戻し、相手のストロングであるファンマ選手の抑制にフォーカスした布陣。アンカーの下田選手とセンターバックの遠藤、家泉選手でファンマ選手を自由にさせなかった。厳しいマークにイラついたファンマ選手は、前半40分、レフェリーに異議を唱え、イエローカードを提示されたほど。いわきの作戦勝ちであった。いわきは、いくつかあったピンチを、全員の素早い帰陣と、久々登場のGK高木和選手の好守でしのぎ切り、アウエー勝ち点1の最小限度の仕事をした。
 前回対戦(ホーム長崎戦、後半27分の失点)や第28節(ホーム磐田戦、後半40分の失点)での惜敗(0-1)を考慮すると、今回「最後まで無失点」のミッションを達成することができたのは、素晴らしい。
 暑い夏の夕方(6時KO)、いわきからのサポーターは、数が少なかったが、放送上それなりの存在感を示していた(お疲れ様です)。福島空港から長崎空港への直行便(臨時でも)があれば、もっと多くのサポーターが行きやすくなるのではと思う(選手やスタッフも)。
 ところで、長崎は、現在、新スタジアムを建設中で、その名も「長崎スタジアムシティ」プロジェクト。ジャパネットたかたの資金力を背景にした予算800億円の大プロジェクトは、成功すれば、人を呼び込める(人口増につながる)そうで、極めて野心的なプロジェクト。来年9月の開業予定で、いろいろな新規軸(アリーナの併設やホテルルームからの観戦が可能など)があり、完成したらぜひ訪れてみたいものだ。新スタジアムを構想中のいわきにとっても参考になると思う。公式サイトは、次の通り:

 次節は、8月13日(日)、ホームで現在6位のヴァンフォーレ甲府と戦う(午後6時KO)。前回対戦は、5月3日(水)アウエーで0-1の惜敗。前半31分、微妙な判定で遠藤選手が一発レッドで退場。その後、動揺のスキを突かれて、ピーターウタカ選手に決められた(39分)。今回、田村監督は、どんな作戦を立てるのか。エンタメ的には、ホームなので、走り勝って、圧倒的な勝利を希望する。磐田戦ほどではないにしても、大入りとなることが予想されるので、早めに行かなくてはと思っている。
 
 
 
 判定で遠藤選手が一発レッドで退場。その後、動揺のスキを突かれて、ピーターウタカ選手に決められた(39分)。今回、田村監督は、どんな作戦を立てるのか。エンタメ的には、ホームなので、走り勝って、圧倒的な勝利を希望する。磐田戦ほどではないにしても、大入りとなることが予想される。
 

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