見出し画像

いわきFC:監督交代・魂の息吹くフットボールの再構築へむけて!

 J2リーグ第20節、6月11日(日)、対モンテディオ山形戦をネット観戦。結果は、0-3の敗戦。だが、前半は、選手達に笑顔が見られ、4日前に経験した天皇杯2回戦での惜敗を引きずってはいない印象だった。
 その天皇杯とは、6月7日(水)対徳島ヴォルティス・アウエー戦。0-0で迎えた終了間際のロスタイム、山下選手のコーナーキックを遠藤選手が倒れながら頭で押し込み先制した。速報でしか経過を知るすべがなかった筆者は、そこで「勝ったね」とツイートしてしまった。しかし、ロスタイムの残り時間で同点に追いつかれ、延長戦となった。勢いは、ホームチームにあって、勝ち越され、結局1∸2で敗戦した。ほんの数分を守り切れんのかい、とがっくり。この試合は、放送がなかったので、試合展開などは、分からなかった(ダイジェストは、以下のURLから)。ただ特筆すべきは、今年から加盟の下田栄祐(よしひろ)選手(19歳:背番号33)の起用であった。同選手は、各年代で代表歴のあるテクニックに優れたボランチである。後半45分までプレーしたが、どのようなプレーをしたのか、とても興味がある。ダイジェストでは不明だった。
https://www.youtube.com/watch?v=lQyEsFwwr68

 ところで、山形戦に話を戻す。前半は、0-0で終わったが、いわきにチャンスが多い印象。特に、22分、嵯峨選手が俊足を活かして抜け出し、GKをかわしたシュートを放つも、惜しくも左ポストに当たって、ゴールならず。もしこれが決まっていれば、結果は違ったものになっていたかも知れない。後半に入ると、立ち上がり3分にセットプレーから失点し、先制を許した。追いかける展開となると、今年は苦戦が目立つ。34分、46分に追加点を許して結局大敗した。
 今後、リーグ戦連続大敗のショックをどう立て直すのだろうか、と考えていると、6月14日(水)に監督交代のニュースが飛び込んできた。村主監督(46歳)を解任し、前監督の田村雄三氏(40歳)に再び指揮を任せるのだと言う。チーム始まって以来最大のピンチに、フロントは、前監督の復帰という選択をした。好結果につながることを期待する。
 筆者にとって期待の星、下田選手は、山形戦にも先発、フル出場を果たした。おそらく、天皇杯でのプレーぶりを評価されたものだろう。同選手は、落ち着いたプレーをするので、縦に速いいわきにあって良いアクセントとなるのではと、ポジティブな可能性を感じる。サッカー漫画「アオアシ」の主人公と背番号が同じ33。アオアシは、FDとしてスタートするが、最終的には、司令塔として能力を開花させるらしい(シーズン2)。筆者の夢想は、下田選手がいわきの攻撃の起点となり、予想もつかないスルーパスからゴールを演出することである。次節は、前半最終節、ホームで日高大選手が所属するジェフユナイテッド千葉と戦う。良い兆しを見たいものである。
 
 
 
 
 
 
 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?