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サザンロック/スワンプ系のアルバム紹介

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オールマン・ブラザーズ・バンド、レーナード・スキナードの定番から、マーシャル・タッカー・バンド、ウェット・ウィリーなどのベテラン勢、スティルウォーター、ウィンター・ブラザーズ・バ…
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#ウェットウィリー

ドリッピン・ウェット:ライヴ/ウェット・ウィリー (‘73)

ドリッピン・ウェット:ライヴ/ウェット・ウィリー (‘73)

Drippin’ Wet : Live / Wet Willie (‘73)
たくさんのサザンロックのバンドの中で、私が特に好きなバンドの一つ、ウェット・ウィリーの初期の傑作ライヴ盤を紹介させていただこうかと思う。
アラバマ州モービルから登場したバンドで、白人(一時期のコーラス隊を除く)ながら、モロにブラックミュージックの影響を受けたソウルフルなサウンドは、他のサザンロックのバンドとは一線を画して

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キャディラック・トラックス/ジミー・ホール (‘82)

キャディラック・トラックス/ジミー・ホール (‘82)

Cadillac Tracks / Jimmy Hall (‘82)
今回はウェット・ウィリーのボーカル(ハーモニカ、サックス)だったジミー・ホールのセカンドソロアルバム「キャディラック・トラックス」を紹介しようかと。
サザンロックの中でも、一際「黒い」サウンドが魅力であったウェット・ウィリーは、’77年にキャプリコーンを離れ、エピックから2枚のアルバムをリリースするも、’80年に解散した。そして

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マナーイズム/ウェット・ウィリー (‘77)

マナーイズム/ウェット・ウィリー (‘77)

Manorisms / Wet Willie (‘77)
個人的に大好きなサザンロックのバンド、ウェット・ウィリーのエピック移籍後、’77年の作品である。彼らはエピックで本作と「ウィリーはどれでしょう?〜Which One’s Willie? (‘79)」をリリースするも、’80年に解散した。ボーカル(ハーモニカ、サックス)のジミー・ホールはその後、ソロとしてアルバムをリリースし、ジェフ・ベックの

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レフト・コースト・ライヴ/ウェット・ウィリー (‘77)

レフト・コースト・ライヴ/ウェット・ウィリー (‘77)

Left Coast Live / Wet Willie (‘77)
以前紹介したウェット・ウィリーのザ・ウェッター・ザ・ベターに続くアルバムで、キャプリコーン・レコードでの最後作品。この後、バンドはエピックに移籍する。
ロサンゼルスのロキシーでのライブ音源となり、選曲は最高である。”No No No”で始まり、”Keep on Smilin’”で幕を閉じる。

女性コーラスのウィリエッツは前作か

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ザ・ウェッター・ザ・ベター/ウェット・ウィリー (‘76)

ザ・ウェッター・ザ・ベター/ウェット・ウィリー (‘76)

The Wetter the Better / Wet Willie (‘76)
ウェット・ウィリーの通算6枚のアルバム、こちらもキャプリコーン・レコードからのリリース。それまでの女性コーラスを廃止し、よりファンキーな音になった感がある。

小気味良いロックンロールなピアノで幕を開ける。1曲目”No No No”に続いて、”Teaser”、“Baby Fat”とアップテンポなナンバーが続く。
個人

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