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キャディラック・トラックス/ジミー・ホール (‘82)

Cadillac Tracks / Jimmy Hall (‘82)
今回はウェット・ウィリーのボーカル(ハーモニカ、サックス)だったジミー・ホールのセカンドソロアルバム「キャディラック・トラックス」を紹介しようかと。
サザンロックの中でも、一際「黒い」サウンドが魅力であったウェット・ウィリーは、’77年にキャプリコーンを離れ、エピックから2枚のアルバムをリリースするも、’80年に解散した。そして、ボーカルのジミー・ホールは、’80年代に同じくエピックから2枚のアルバムをリリースした。

ウェット・ウィリーでは、ツインキーボードやバックコーラスも交えたサウンドで、あくまでも「バンド」という雰囲気であったが、本作ではバンドとは一味違ったソウル風味が楽しめる。個人的には、各楽器の主張が少なくなったイメージではあるが、バンド時代を彷彿とさせる曲もあり、ニヤけるところもある。

エピック US盤
裏ジャケットはキャディラック
インナースリーブ
インナースリーブ裏

この後もスローなペースではあるが、コンスタントにアルバムをリリースしており、いずれのアルバムもブルースやソウルを前面に押し出した内容である。

YouTubeの音源で、タイトル曲の「キャディラック・トラックス」をどうぞ。

同じ曲を違う編成〜「ベッツ、ホール、リーヴィル&トラックス」でどうぞ。

ジミー・ホールの中古盤もあまり見かけないが、サザンロック好きなら購入必至の一枚。

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