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ロカビリー/オールディーズ系のアルバム紹介

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サン・レコードなど、‘50年代のピュアロカビリーから、ストレイ・キャッツに代表される’80年代のネオロカビリー、メテオス、フレンジーなどの’90年代サイコビリーとオールディーズポ…
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2023年3月の記事一覧

無人島レコード〜ジョニー・バーネット&ザ・ロックンロール・トリオ (‘56)

無人島レコード〜ジョニー・バーネット&ザ・ロックンロール・トリオ (‘56)

Johnny Burnette & The Rock’n Roll Trio (‘56)、The Complete Coral Recordings (‘03) / Johnny Burnette & The Rock’n Roll Trio
何千枚もレコードやCDを持っていても、このレコードは絶対に手放さないというのがある。50枚を選べと言われれば、あれこれ悩むが、一枚だけとなれば、これしかない

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リベンジ・オブ・ザ・キラー・プッシーズ/ヴァリアス・アーティスツ (‘84)

リベンジ・オブ・ザ・キラー・プッシーズ/ヴァリアス・アーティスツ (‘84)

Revenge of the Killer Pussies (Blood on the Cats #2 ) / V.A. (‘84)
先に紹介したサイコビリーのコンピレーション盤のVol.2である。こちらは国内盤のリリースはされず、画像のものは英アナグラム盤になる。
ジャケットも前作のモノクロ+赤から1色増えて、少しカラフルになった感はあるが、ホラーっぽさは継続。

収録アーティストも前作と被ってい

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ポールキャッツ・アー・ゴー!/ポールキャッツ (‘81)

ポールキャッツ・アー・ゴー!/ポールキャッツ (‘81)

Polecats are Go! / Polecats (‘81)
このバンドもネオロカビリーの初期に登場したポールキャッツ。メンバーの写真を見ればわかるように、結構、ニューウェイブの影響を感じる。
同じニューウェイブでも、パンクの影響というよりは、グラム系の影響からか、カバー曲もデヴィッド・ボウイやTレックスをチョイスしている。

彼らの代表曲になる”Rockabilly Guy”も収録。A面1

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ロックンロール・クレイジー/ザ・シェイキン・ピラミッズ (‘81)

ロックンロール・クレイジー/ザ・シェイキン・ピラミッズ (‘81)

Skin’Em Up / The Shakin’ Pyramids (‘81)
‘80年代、ストレイ・キャッツの台頭で、ネオロカビリーがブームになり、いろいろなバンドが出てきた。スコットランド出身のザ・シェイキン・ピラミッズもその中に入るバンドだろう。
邦題は「ロックンロール・クレイジー」で、同時期にリリースされたロバート・ゴードンのアルバムは「ロカビリー・クレイジー」だった。
‘80年代に2枚の

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メイド・イン・ザ・シェイド/ザ・リコチェッツ (‘82)

メイド・イン・ザ・シェイド/ザ・リコチェッツ (‘82)

Made in the Shade / The Ricochets (‘82)
先に紹介したサイコビリーのコンピレーション盤、”Blood on the Cats”にも収録されていたリコチェッツのファーストアルバム。オリジナルは’82年にUKのナーヴァス・レコードから発売されたが、私が所有しているのは’01年にドイツでリリースされたピクチャー盤。

後にグァナ・バッツに加入するサム・サーディや、メ

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ブラッド・オン・ザ・キャッツ/ヴァリアス・アーティスツ (‘83)

ブラッド・オン・ザ・キャッツ/ヴァリアス・アーティスツ (‘83)

Blood on the Cats / V.A. (‘83)
初期サイコビリーのコンピレーション盤。バップから確か「ブリティッシュ・フロント・ライン」シリーズでリリースされた。英アナグラム・レコードでは’83年にリリースだが、私の所有しているのは、国内盤のため若干遅れて’85年にリリースされたもの。

後期のサイコビリーとは大きく違い、サイコビリーという定義付けがなされていない時期なので、パンクや

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ザ・サン・コレクション/エルヴィス・プレスリー (‘76)

ザ・サン・コレクション/エルヴィス・プレスリー (‘76)

The Elvis Presley Sun Collection / Elvis Presley (‘76)
20才の時に入手した、エルヴィス・プレスリーのサン・レコード時代の音源を集めたアルバム。国内編集盤。このアルバムは聴きまくった。情報の少ない時代だったから、付録のブックレットもご覧のようにボロボロになってしまった。もちろん、片岡義男の単行本「ELVIS」も読んだ。

内容はスコティ・ムーア

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