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リアル×ミライ:「すべての人が自分の人生にYESと言える社会へ」 ライフワーク・レインボー 出浦さん/石黒さんの取り組み

こんにちは。変革実践プログラムのリード・コーチの渋谷です(渋谷 健のプロフィールはこちらから)。

今回から変革実践プログラムの派生プログラムとして、リアルな社会課題とその解決に向けた取り組みに触れ、未来の在り方を考える「リアル×ミライ」をスタートしました。2019年卒業生である株式会社willi(ウィライ) 浅田さんが展開するソシャティとの共同企画です。

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記念すべき初回のゲストはNPO法人ライフワーク・レインボー 出浦さん/石黒さん。「すべての人が自分の人生にYESと言える」ことを基本コンセプトにフリースクール「OZ Field」などを展開。一人一人の子どもたちにあった人生を豊かにするための”大きな意味”での学びをセミオーダーで提供しています。今回はそんな出浦さん・石黒さんと一緒にこどもたちに対する支援活動の実態とその先の可能性を描いていきます。

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持続可能であるための”人とお金”の問題

どんなに素晴らしい取り組みでも持続可能でなければ意味をなしません。現実的に動ける人とお金が必要です。一方で支援を必要としている方たちへの負担は最小化することも求められます。これはライフワーク・レインボーも例外ではありません。現状は出浦さんや石黒さんをはじめとする10名の方たちがボランティアとして関わることで運営していますが、人件費を含む活動費を確保していくことは重要な課題となっています。

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固定観念の無い”やさしさ”の循環を

ライフワーク・レインボーが目指すのは多様な一人一人が対等に尊重しあえる”やさしさ”が循環する社会。”人とお金”の問題は一つ目のハードルに過ぎません。その先では真の意味で大人が”こうあるべき”という固定観念から脱し、真に多様性を理解し、子どもたちの未来ために共創できる関係性を築くことが求められてきます。そのためライフワーク・レインボーとしてフリースクールなど現在の活動から幅を広げることもいま必要となっています。

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ダイバーシティ&インクルージョンを”大人も”学ぶ場へ

昨今ダイバーシティ&インクルージョン(D&I、多様性と包摂性)は世界水準ではビジネスの必須テーマです。しかし日本は世界から遅れています。日本社会、とくに経営層などリーダーによるD&Iの理解がいま必要です。今回得た大きな気づきはライフワーク・レインボーの取り組みを通じてD&Iを大人が学べるということ。そしてそれが新たな収益軸として”ひととお金”を解決し、”やさしさ”の循環につながる事業になり得るということでした。

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今回の場を通じて一つのコンセプトモデルを共創することができました。今後、変革実践プログラムの場や関係団体、およびウィライとの連携を通じてライフワーク・レインボーの取り組みを支援して参ります。また今後もNPOをはじめとする社会課題に取り組む方々と「リアル×ミライ」の場を設け、その課題解決の可能性を描いていきたいと思います。

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