一般的な日本の会社の評価ポイント

世間一般が考えるような、頑張ったかどうか、プロセスがどうだったか、どういう人格か、能力がどうか、結果がどうだったかは日本の一般的会社の社員評価のポイントではない。

その人の思考法、思考パターンがその会社のシステムに適合しているかどうかが評価の対象であり、出世の要素である。

大抵の会社の中間管理職に求められるのは、経営層の指示に対して従順であるかどうかであり、すなわちその指示に基づいて、部下たちに強制労働を強いることができるかがポイントとなる。

部下たちが抱く「この仕事は何のためにやるのか?」といった疑問に中間管理職が答えることができず、乖離が生まれるのはこのためである。

中間管理職の人達も、部下たちと同じ被害者であるのだから。

料理でも、どんなに良い素材を使い、上手に調理しても、食べる人の口に合わなければ喜んでもらうことはできない。

仕事にも同じことが言える。

上司の味覚に合わない成果は成果として認められないのである。

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