2日連続でサッカー観戦をしてみて。

 川崎市民になって5年半。町の至るところで「フロンターレ」を目にしている生活をしているので、やっぱり気になってしまう。

 サッカーは元々大好きだったけど、特定のチームを見に行くことはあまりなかったが、今季は娘も一緒に等々力に足を運んでみた。(2回)

なお、娘はすっかりフロンターレに染まっている。タオマフ(ダミアン)、キーホルダー(ダミアン)、ついにはユニホーム(ダミアン)も買ってしまった。

最近、新しい自転車を買ったのだが、その鍵にダミアンのキーホルダーを着けて、練習に取り組んでいる。


何でこんなにダミアンが好きなのかはちょっとわからない。けど、とにかく好きだ。今は怪我の状況を気にしている。


フロンターレのホームスタジアム、等々力陸上競技場は、隣接されている公園があり、開始前と終了後の少しの時間、そこで遊ぶことも楽しみにしている。

親からすると、ユニホーム姿のこどもがたくさん遊んでいるので、自分のこどもを秒で見失う。(ホームタウンだなって思う)

帰りもユニホームを着た人たちと同じ電車で帰るから、一体感があるし、娘は色んな人にすれ違いざまに「かわいいね」「似合うね」と声を掛けてもらい上機嫌になる。

サッカー観戦

って試合を観ることはもちろんそうなのだが、その地域に住んでいたり、目線に「サッカーファン」だけじゃなくて「親」だったり、「会社員として」だったりと言った要素が増えて来ると、「家を出てから帰るまで」がワンセットなんだと思ってきた。

そういう意味では、川崎市民としてフロンターレの作り出す雰囲気、溢れ出るエネルギーは尊敬に値する。シンプルに好きになった。



翌日

もう何年もお世話になっているクリアソン新宿のホームゲーム。初の新国立競技場での試合にお招きいただき、会社の上司と一緒に行ってきた。

カテゴリーはJFL。

純粋に「サッカー」という観点で観ると、正直前日のJ1の方が圧倒的に魅力的ではある。(当たり前)

けど、ボクはクリアソン新宿の選手、スタッフの人たちに何人か「人として大好きな人」がいる。

その差は大きい。

みんながどれだけサッカーが好きか、仕事に真摯に取り組んでいるかを知っている。

その姿を見ると、「あぁ、自分ももっとやらなきゃいけないな」と思わせてくれる。

これはフロンターレとは違う魅力だ。

また、会場の雰囲気も、クリアソンというチームと特性上、「○○選手と仕事で付き合いがある」「○○選手にサッカーを教わったことがある」、そういう人が多く応援をしているからなのか、温かい。

ちょっと表現はイマイチかもしれないが、こどもの運動会を見に行って、我が子の応援だけじゃなくて周りの子も一緒に応援しているような。

そんな雰囲気があの日の新国立にはあった。

どっちが良い悪いの話ではなく、プロとアマチュアの違いを垣間見た気がする。

どっちもすごく素敵だ。選手はやっぱりかっこいい。


恐らく、サッカーをあまりやったことがない人には、技術や戦術の違いはわからないくらいのレベル差しかないと思う。


それでも、「あのチームの試合を観たい」と思わせる何かが、あるかどうか。これからJリーグはそういう段階に入っていくと思う。


あの空間に行きたい

なのか

あの人を観たい

なのか。

どっちも大事だし、どっちも追及すべきだ。

そこに「結果」がついてくるかどうかはまた別の話ってところが難しさでもあるし、面白さでもあるんだと思うけど、ボクはフロンターレもクリアソンもどっちも好きだし、違った魅力を感じた。


シーズンも佳境。どっちのチームもがんばって欲しい。

来シーズンが今から楽しみ。

娘もそう思っていることでしょう。


おしまい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?