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【たけポン通訳ガイドに挑戦!?北海道旅 その13】



10日目
朝ごはんを頂き、漫画でも読みつつノンビリだらだら。クラウディンが少々お疲れな雰囲気だったので、今日は宿でノンビリと半休養デーだ。
元々、最初の計画段階では2泊⇒1泊を繰り返すパターンを想定していたものの、トラブルもあったりの計画変更で、ここまで一泊⇒移動が続いていたので、少し疲れが溜まってしまったのだろう。
流石に僕も、昨日の早起きもあって、疲労はピークに達してきた感がある。
運転&英会話&動物を探索&行程管理。
常に、普段は行わないようなタスクが同時並行。なかなか出来る経験ではない。

昨日から相変わらず雪は降り続けているが、午前中は多少は降り方が弱そうなので、みんなで突発的に湖畔までの散歩をすることに。



ステファンやクラウディンも誘い、いざ出発だ。一応、この森にもリスやモモンガはいるらしいということを伝え、新雪が降り積もった林の中の一本道を進んでいく。
林の中は比較的穏やかな感じだったが、湖畔に出ると一気に視界が開け、それと同時に猛烈な風が吹きつける。
防風林の効果を実感できる一瞬。
湖の氷上に到達してから帰る!という当初の目的はあえなく変更し、そこらでしばし雪遊びをして帰ることに。オオワシが飛んでいくところを丁度見ることが出来た。

みんなはスノースクートと焼肉の即席ツアーに出かけ、僕らはお昼を食べがてら、オオワシやシカが居るかもしれないポイントを狙いに行く。
さて、向かう先は岐阜。
え??と思われるかもしれないが、そこは常呂町・岐阜という土地の名前なのだ。
こういった地名は北海道あるある。
北海道開拓時代、岐阜から集団で移住し、開拓したという歴史があり、地域の人にはルーツを岐阜に持つ方が多いのだそうな。そういった本州の地名をそのまま、もしくは「北」とか「新」を付けて持ってくる例は多い。北広島市、新十津川町が有名だが、字名ではもっと数多いそうだ。
常呂町(北見市)とホニャラノイエのある大野町は、姉妹都市としても提携しているとか。


教えられたポイントに行ってみると、まさしくワシのなる木とでも言うべきか、木にワシが沢山休んでいるのがみられる。ある程度撮影して国道沿いに戻ると、そちらでも木に留まるワシが。休憩ポイントなのだろうか?

お昼ご飯はドライブイン的なところで。なんでもあると聞いていたが、なんとお寿司まで。ステファンはお寿司をチョイス、クラウディンはうどん、僕は海鮮カレーと、なんともバラバラな注文。

食後はサロマ湖畔のワッカ原生花園へ行ってみる。しかし吹雪がだんだん激しくなってきて、なかなか野生動物観察には厳しい状況に。一応駐車場に到着したが、工事車両の誘導をしている人に聞いたら、一応この先30分ぐらい歩いたところが原生花園だが、今日の天気ではちょっと危ないのでは?駐車場近くでも時々見るが、今日は居ないとか。

クラウディンが橋の上から港や船の写真を撮りたいとさっさと歩きだす。結構な吹雪だし、クルマで近くまで行こう!と誘うも、どうやらこんなコンディションの中で歩く体験をしたいらしく、大丈夫よ!と歩を進める。ステファンも付き合っているし、まあ大丈夫か?
一応車で先行し、橋の手前で待機。がんばってそこまで歩き、ステファンはギブアップ。クラウディンは橋へと単身渡っていく。
時々通るトラックの運ちゃん、びっくりしただろうな…
クラウディンが橋の中央に着いたところで僕らも発進し、ピックアップして無事に合流した。

相変わらずの吹雪。まあこんな状態なので…と、お二人は宿に入って休んでいてもらう。
そして僕は、北見町営の銭湯へと。温泉ではないが、昨日とはまた違う所へ行ってみたかった。
まだ営業時間外ということに途中で気づき、カフェでとりあえず一休み。こんなノンビリした時間も旅の中では必要だ。
公衆浴場にはサウナもあり、しっかりと温まる。こんな田舎町に銭湯が残っているのは貴重だなと思う。


宿に帰り、ノンビリ昼寝したり漫画を読んだり。勿論夜ご飯の後のおしゃべりタイムもしっかり楽しみ。明日からの移動に備えてエネルギーを蓄えた。


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