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私の備忘録

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独学我流で写真を学んでいる私の立場から必読の記事を掲載させていただきます。
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2021年12月の記事一覧

「風景との対話」を読んで

東山魁夷は昭和を代表する画家で、風景画においては青や緑の使い方に優れ「東山ブルー」とも呼ばれます。 本書は父親の反対を押し切り画家の道を歩む経緯を始め、代表作に込めた想いや作品にまつわる思い出、出来事などが綴られています。 私は東山魁夷の絵だけではなく文章も美しいことに感銘を受け、芸術は絵画も文章も音楽も「美」という点において、根底ではつながっているものなのだと感じました。 氏の代表作「緑響く」は、氏が題材となる風景を見た際にモーツァルトのピアノ協奏曲イ長調(k.488)

墓穴は誰のために存在するのか…

全ては他愛のないところから始まる。 先ほど、妻との対話で感じた事を代弁すると、最近話題になっている「芸人」がなぜ人気があるのか判らないといった事を論じていた。 結論から言うと、芸人に限らず俳優(特にテレビドラマ)陣は奥行きがないという点に行き着く。 その奥行きとは、目指しているものが昔の偉人に比べると浅いとう点に気付かされるから面白い。 例えば前衛アートを学ぶ際、唐突に草間彌生先生を真似る事は危険な行為だ。 何故ならば、草間彌生先生の生い立ちも知らずに単純に真似る事はただ

【I love 短歌】2021.12.22

「31の音のうた 5・7・5・7・7のリズムにのせて」 今日の短歌を詠んでみました♪ い に し え の ひ と の 心 に い ま 生 き る わ た し の 心 重 ね 合 わ せ る Tanka gives us zest for living みんなのフォトギャラリーの写真をお借りしました。 ありがとうございます。

白と黒の世界