イギリス留学 授業初日

有名経済学教授による授業

今日10/2がUCL初授業!初めて大学の講義を受けましたが謎がめちゃくちゃ多かった。そもそも大学の講義を受けるのが人生で初めての体験だった。日本の大学には何度か足を運んだがあるが全くの別物であるといっても過言ではない。2時間には渡るミクロ経済学の授業は実に地獄で席に座って話を聞くことだけでも精いっぱいであった。僕は知らなかったが結構、有名な経済学の教授らしい。そうは見えなかったが。授業が終わると鳴り止まない拍手が講義室を包んだ。中にはスタンディングオベーションをかます者までいた。教授に胡麻をすっているのか実に授業に感動したのか僕にはさっぱり分からないが日本の大学との違いに驚いた。質問のための長蛇の列。果たして質問のためだけなのであろうか。これも僕には分からないし授業も当然分からなかった。

0とは数字なのか

2個目の授業は数学であった。算数と言った方が適切かもしれない。因みにこの経済学の教授が引き続き2時間、この算数の授業を担当した。1時間休憩を挟んだのちに。中学1年生の数学の授業を思い出して欲しい。日本ではまず0という数字を軸にマイナスとプラスの世界や虚数を学んだ。だが今日は0が数字なのかというのを冒頭30分ほど議論した。僕はその光景を見て笑ってしまった。内心とても馬鹿にしていたし見下しもしてしまった。しかしながら僕の自信は一瞬でひっくり返された。彼らは0を基準にあらゆる数字の仕組みを独自に解いていったのだ。中学1年生で初めて我々に姿を見せたあのxの範囲から高校で履修した微分積分までなんとあの教授によると二ヶ月で終わらせるとのこと。僕の中学・高校の6年間の数学はなんだったのだろう。僕は完敗である。とても愉快な初日であった。

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